2008年5月30日金曜日

EWM マレーシアETFとその他資産との相関関係


目次
  • マレーシアETFと日本株の相関関係
  • 「1年10ヶ月」をとった場合
  • 「1年間」「約10ヶ月」をとった場合
  • 結論

マレーシアETFと日本株の相関関係

マレーシアETFの相関関係を調べてみました。

  • EWM:マレーシアETF
  • EWJ:TOPIX連動ETF
  • IVV:S&P500連動ETF
  • GSG:コモディティー連動ETF

マレーシアの市場は日本の市場との相関関係が低いと言われています。
検証をしてみました。

検証した結果としては、「検証する期間により相関関係に違いがある」となりました。

「1年10ヶ月」をとった場合

  • 日本との相関関係がマイナスで低い 
資源が豊富な国ですが、GSG(コモディティー連動ETF)との相関関係も低いのが予想外でした。
コモディティーの動きと連動するというわけではないようです。

「1年間」「約10ヶ月」をとった場合

  • 測定する期間により相関関係にばらつきが多い
かなり相関関係の値がことなります、対象とする期間によりかなりブレがあるので、一概のどのような傾向があるとは断定できなさそうです。

結論

マレーシアは他の国やクラスとは相関関係が低い場合が多いが、今後も継続するとは限らないと思います。
また過去を検証すると、データを取る期間によりかなり違いが出てきています。

他国と相関関係が低いかつバリュエーションが低い場合は投資を行う程度のスタンスがちょうどいいのではないでしょうか。

現時点で相関関係が低いと判断して、バリュエーションが高いのに無理やり投資をする必要はないと思います。それこそ、株価が下落しつつ相関関係にが高くなってしまえばダブルパンチになってしまいます。

上記の結果を踏まえて、現在バリュエーションを見ながら投資のタイミングを計っています。

1ネン10ヶゲツ※06ネン7ガツ10~08ネン5ガツ28ニチまでの期間キカン
 EWJIVVGSG
EWM-0.04 0.59 0.38
1年間ネンカン※06ネン7ガツ10~07ネン7ガツ9ニチまでの期間キカン
 EWJIVVGSG
EWM0.83 0.94 -0.48
ヤク10ヶゲツ※07ネン7ガツ10~08ネン5ガツ28ニチまでの期間キカン
 EWJIVVGSG
EWM-0.11 -0.02 0.13


2008年5月21日水曜日

カルパースが不動産投資で失敗


目次

  • カルパースが不動産投資で失敗
  • カルパースについて
  • 不動産投資で失敗したが、損失額は小さい
  • 分散投資は投資の基本


カルパースが不動産投資で失敗


カルパースのポートフォリオ運用は革新的なので、個人的にも参考にしています。

今回カルパースが不動産投資で損失を出したようです。

あのカルパースですら損失を出すのが投資の怖さなのだと実感しました。



カルパースについて


カルパース(CalPERS)は、カリフォルニア州職員退職年金基金(The California Public Employees' Retirement System)の略称です。

アメリカ合衆国カリフォルニア州の公務員の公的年金基金です。
また、公的年金の中では米国最大の運用総資産約3000億ドル(約31兆円)(2016年現在)を誇っています。

その運用姿勢は年金基金としてはとても積極的で、新興国の株式やヘッジファンドで運用をしています。

カルパースが利用している「オルタナティブ投資」の例として、
  • プライベートエクイティ投資
  • 不動産投資
  • ヘッジファンド投資
などがあります。
優れた運用成績を上げているようです。

その資金規模と、積極的に新しい運用方法を取り入れていることから、全世界の金融関係者からその動向が注目されており、ニュースになることも多いです。

また、機関投資家としてのカルパースは投資先企業の経営への介入なども行い、俗にいう「もの言う株主」ともされています。。


不動産投資で失敗したが、損失額は小さい


カルパースが、米ランドソース・コミュニティーズ・デベロップメントに投資をして、その投資に対して損失が出ているようです。

ちなみに、カルパースは総資産のおよそ8%に相当する割合を不動産に投資しており、このうちランドソースへの投資分は1%未満だとのことです。

不動産に対するポジション自体も小さいですし、さらにランドソースへの投資分は1%未満とのことなので、損失額は全体に対して低いようです。

この点は、個人としても見習いたいですね。


分散投資は投資の基本



やはり不安定で不確実な市場では分散投資、ポジションを大きくとらないことが長生きするコツだと思います。
特に不動産などのオルタナティブで専門性が必要な投資へについては、分散してポジションを大きくとり過ぎないことが大切だと思います。
これは個人投資家でも大切にしたいポイントですね。

長く投資が出来て、大損をしなければそれなりに資産を築けると思います。集中投資をして大損をすると、その損失を回復するのに時間がかかってしまいます。

米カルパース、土地開発会社への投資で損失被る恐れ-WSJ紙
5月1日(ブルームバーグ):米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ、オンライン版)は1日、米最大の公的年金基金であるカリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)が土地開発会社への投資に関し、投資額の大半を失う恐れがあると報じた。米サブプライム(信用力の低い個人向け)住宅ローン問題で投資先の経営が悪化したためとしている。同紙によれば、カルパースは2007年初めに米ランドソース・コミュニティーズ・デベロップメントに投資。同社はロサンゼルス北部に数千エーカーの未開発の住宅地を所有しているという。WSJが米証券取引委員会(SEC)に提出された資料を基に伝えたところでは、カルパースが投資した当時のランドソースの資産価値は26億ドル(約 2700億円)だったが、今年2月末時点では12億4000万ドルの負債を抱え、資産価値は18億ドルとなっていた。カルパースの昨年9月時点での不動産への投資額は約210億ドルで、総資産のおよそ8%に相当する。このうちランドソースへの投資分は1%未満だとWSJは伝えている。

2008年5月11日日曜日

資源業界、M&A件数7割増 資源業界は好景気



目次

  • セクター戦略の検討中
  • 組み込みたいセクター 第1候補
  • 組み込みたいセクター 第2候補
  • 資源業界は好景気で割高



セクター戦略の検討中


今のポートフォリオにセクター戦略を組み込むべきかどうかを考えています。


組み込みたいセクター 第1候補


現在検討している、組み込みたいと思っているセクターは

  • 生活必需品
  • ヘルスケア
  • エネルギー
になります。



組み込みたいセクター 第2候補


その次として、組み込みたいセクターの第2候補は以下になります。

  • 素材
  • 公益

「素材」「公益」ともにバリュー投資の視点から考えると、PER、PBR、配当利回りはあまり魅力的ではありません。
バリュー投資の定量的指標からは進んで投資をするのは躊躇してしまいます。


資源業界は好景気で割高


特に、現状では資源業界が活況を呈しているので「エネルギー」「素材」セクターへの投資を躊躇してしまいます。

資源業界はかなり好景気に沸いているので、PER、PBR、配当利回りの指標からはあまり魅力的ではありません。

以下は参考にしたニュースになります。
NIKKEI NET 2008/05/08
世界の資源業界、M&A件数7割増・07年総額15兆9000億円
 世界の資源業界でM&A(合併・買収)の件数が2007年に1732件と06年に比べ68.8%増加、買収総額も同18.7%増の1589億ドル(約15兆9000億円)に達したことが分かった。10億ドル超の大型案件は25件と2年前の3倍に達しており、案件の大型化が急速に進んでいる。
 米大手会計事務所プライスウォーターハウスクーパース(PwC)がまとめた。地域別では、北米が695件と06年の約2.2倍に急増。アジア大洋州が同72.3%増の634件で、この2地域で世界全体の4分の3を占めた。

追記:セクター戦略についてはこの本に詳しく書かれていると思います。
「証券アナリストジャーナル」でもセクター戦略について書かれていた気がします。

2008年5月6日火曜日

「人生後半戦のポートフォリオ」 自分の人生の残り時間を考える

目次

  • 人生後半戦のポートフォリオ「時間貧乏」からの脱出を読みました
  • 時間の大切さを考えるきっかけ
  • 特に面白いと感じた点
  • 1~2年後に読み返すと面白そう

人生後半戦のポートフォリオ「時間貧乏」からの脱出を読みました


人生後半戦のポートフォリオ「時間貧乏」からの脱出 (文春新書) (新書)
著者:水木 楊、出版社:文藝春秋
「お勧め度:★☆☆」


時間の大切さを考えるきっかけ


時間の大切さを考えるきっかけになる良書でした。

人生の残り時間は有限なので、できるだけ大切に過ごしたいですね。


特に面白いと感じた点


特に面白いと感じた点は、

  1. 色々な人の実例を出しながら客観的に実際の数字を出した実例を多数紹介しているところ
  2. 読者が自身が記入する表やグラフが多々ある

色々な人の実例を出しながら客観的に実際の数字を出した実例が多数紹介されているので実感がわきやすく、興味を持ちながら読み進められます。

また、読者が自身が記入する表やグラフが多々あるので、大雑把でも実際に数字に落とすことで今まで漠然としていて気付かなかった事を気付かせてくれます。

実際に本に記入し計算を行いながら読み進めてゆくと、とても理解が深まると思います。


1~2年後に読み返すと面白そう


また、実際に本に数字を記入したあとで、しばらくして読み返すと過去の状況が分かり面白いです。

1~2年後に読み返すと相当状況が変わっていたりするのではないでしょうか。

少し似ているタイプで、この本もかなり面白いと思います。
結構人気のある本です。タイトルよりも、はるかに真面目で面白かったです。

働かないって、ワクワクしない?  アーニー・J. ゼリンスキー


関連投稿



2008年5月4日日曜日

リターン計算の練習本「お金持ちになるやさしい利回り計算練習帳」

目次
  • リターンの計算で悩む
  • 具体的に参考になったポイント

リターンの計算で悩む

投資をしていると、リターンの計算で悩むことが多くあります。
そもそも、どういう風にリターンを計算したらいいのかがわからなかったりします。
私は理系を専攻していませんし、ファイナンスの授業等をとっていたわけでないので、どのような方法が正しいのかわかりませんでした。

そんな時はこの本が便利です!



この本は、とてもわかりやすく書かれているので、理系を専攻していない私でも「頑張れば」理解できました。

それなりに頭を使う必要はありますが、頑張ればどうにか書かれていることは理解出来ました。


具体的に参考になったポイント


具体的に参考になったポイントは以下の2点になります。
  1. 練習問題があり、考え方のアウトプットが出来る
  2. 電卓の使い方が載っている
上記のポイントのおかげで、実際にリターンを計算する際に理解が深まりました。

私はあまりこのような計算が得意でなかったため何度も読み返して練習問題を解きなおしました。

中学生の頃に戻ったような感覚でしたが、とても勉強になりました。

リターン等の計算を基礎から勉強したい人、自分の考え方が正しいか改めて確認したい人などにはとても参考になると思います 。

2008年5月2日金曜日

米欧石油メジャーの業績



目次

  • 米欧石油メジャーの業績
  • エネルギーセクターへの投資を検討中


米欧石油メジャーの業績

米欧石油メジャーの業績についてのニュースを紹介します。

米欧石油メジャーの業績が急速に拡大しているようです。

以下はニュースの引用です。
08年5月1日米欧石油メジャーの業績が急拡大している。米エクソンモービルが1日発表した1―3月期決算は純利益が前年同期比17%増の108億ドル(約1兆1200億円)だった。同日までに発表されたメジャー4社の同期の純利益を合計すると3兆円を突破。歴史的な原油高を追い風に好業績が続いている。ただ、資源国が油田の国家管理を強めるなかで生産量は横ばいか減少に転じており、今後も高成長を続けられるか、疑問視する意見もある。
 エクソンの生産量は原油換算で前年同期比6%減。油田開発部門の利益は45%増の87億ドルだった。油田を国有化した南米ベネズエラからの撤退に加え、ナイジェリアの政情不安で生産量が落ち込んだものの、原油の平均販売価格が7―8割上昇した効果の方が勝った。精製・販売部門はガソリンの値上げ浸透が遅れ、減益だった。
メジャー4社の同期の純利益を合計すると3兆円を突破するというのは凄いですね。
歴史的な原油高が石油メジャーの好業績の追い風になっているようです。


エネルギーセクターへの投資を検討中


個人的に、エネルギーセクターへの投資を検討しています。

ただ、現時点では原油高のおかげで株価が割高な水準になっている可能性があるので少し投資をするのを躊躇しています。

ちなみに、エネルギーセクターの動向を読むのは非常に難しいので、投資をするかどうかについては、なかなかに悩ましいです。

特に、原油価格の予想はプロでも難しいとされています。

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