2010年3月31日水曜日

日本の抱える3つの問題

日本の課題について面白いコラムがあったので紹介します。
日本の抱える3つの問題が簡潔にまとめられています。
1.デフレ
2.偏った人口構成
3.格付け会社が注ぐ厳しい視線
とのことだが、個人的にもまったくその通りだと思います。

ただ個人的には先進国・経済大国である日本がハードランニングするとは考えにくいので、景気循環株のように世界の景気に合わせて大きく上下しながら進んでゆくのではないかと思ってます。そこに住んでいる国民はたまったものではないですけど・・・・


【以下引用】
「次のギリシャ」探しで市場の目が集まる先-ペセック
2月22日(ブルームバーグ):次のギリシャ探しがたどり着こうとしている先は、およそ無縁と思われる国になりそうだ。それは、日本だ。

日本が「ネクスト・ギリシャ」観測に直面していることについて、みずほ証券の野地慎シニアマーケットアナリストらの警告を真剣にとらえた人はほとんどいなかった。日本銀行の白川方明総裁が同じようなリスクを示唆するまでは。

白川総裁は先週、ギリシャの財政問題を受けて日本も市場の信認を確保できなくなると警鐘を鳴らし、鳩山由紀夫首相に財政再建を求めた。これは異例の発言だ。政治家は日銀に対して常に厳しい姿勢を示している。日銀が反攻に出たのは驚きだ。

日本はギリシャと違って、自国通貨を印刷し、自国の金融政策を管理している。経常収支も黒字で、状況が悪くなったときに利用できる膨大な家計貯蓄もある。国債の9割強が国内で保有されていることで、資本逃避のリスクは解消されている。

3つの難題

しかし日本は今後数年間、厄介な3つの難題に向き合うことになる。デフレ、偏った人口構成、格付け会社が注ぐ厳しい視線がそれだ。

デフレは悪化している。物価指数の国内総生産(GDP)デフレーターが2009年10-12月期に前年同期比で過去最大となる3.0%低下したのがその証拠だ。それは今年がどれほど厳しい年になるかも示唆している。

急速な高齢化は長期的な懸念だが、格付け会社がこれまで以上に注目しているのは活力だ。スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は先月、日本の「AA」格付けを引き下げる可能性があると表明した。実際の格下げもそう遠い先ではあり得ない。

鳩山首相は財政再建計画の概要をまだ示してはいない。リスクは、欧州の債務問題への検証が深まることで注意が日本に向くことだ。結局、日本政府は過去最大規模の2010年度予算を支えるため、市場最大の新規国債発行を準備している。

市場への影響

市場に影響を与えず、高水準の借り入れを維持する方法を考え出すことに時間を浪費している余裕はほとんどない。日本の当局者が選択肢を検討している間に、ヘッジファンドの運用担当者らは日本国債相場の下落を予想している。

日本の利回りはすでに上昇している。10年物国債利回りは1.32%と、米国の3.77%、英国の4.17%に比べると低いが、債務残高が経済規模の2倍に膨らむ状況では金利が緩やかに上昇しても打撃となる。

予測できないのが円だ。日本の財政への信認低下は円安につながるだろうか。製造業者は円安を好むだろう。ただ、どの国についても言えることだが、円売りは日本経済を不安定化させる恐れがある。

デフレのリスク

仏ソシエテ・ジェネラルのアジア太平洋担当主任エコノミスト、グレン・マグワイヤ氏(香港在勤)は「日本は基本的に、少なくとももう数年間はデフレが続くと考えている」と述べ、「これは金利が上昇せず、円が下落することを意味する。唯一の疑問はどのくらい円安になるかだ」と指摘する。

米連邦準備制度理事会(FRB)が公定歩合を0.25ポイント引き上げて0.75%に設定したことはドル上昇を招いた。FRBは流動性吸収、日銀は流動性拡大と日米が反対方向に動くことで、円は今後下落するだろう。トレンドを秩序立った対処可能な状態に維持できるかどうかが鍵となる。

悲惨なニュース

実は日本はまだ、大量借り入れとゼロ金利の助けを借りずに成長する手立てを持たない。鳩山政権誕生で古い問題に新しい考え方がもたらされるとの期待は打ち砕かれている。

結論は国債発行と06年に日銀が解除した量的緩和政策の復活という、ほぼ同じことの繰り返しだ。一方、日本の競争力向上に必要な改革は後回しにされている。さらなる債務拡大、利回り上昇、成長低下を予想した方が良い。

日本が次のギリシャにならないとしても、日本の債務の動向は決して安心できるものではない。投資家にとってそれは暗いニュースだ。(ウィリアム・ペセック)

2010年3月21日日曜日

10年3月21日 ポートフォリオ

直近のポートフォリオになります。
アセットアロケーションは
日本株式:外国株式先進国:外国株式新興国:セクター別=10:32:32:16:10
になります。

株式がメインであり為替の影響を受ける外国資産が多いのでリスクは大きいです。日本債券、外国債券に今のところ投資していません。


【流動資産】
日本円
ドル

【日本株式】
日本個別銘柄

【外国株式 先進国】
STAM グローバル株式インデックス・オープン
IVV iShares S&P 500 Index
IJR iShares S&P SmallCap 600 Index
DVY iShares Dow Jones Select Dividend
VB  Vanguard Small-Cap
EFA iShares MSCI EAFE Index Fund
EFV iShares MSCI EAFE Value Index
VGK Vanguard European

【外国株式 新興国】
EEM iShares MSCI Emerging Markets Indx
VWO Vanguard Emerging Markets
DGS WisdomTree Emerging Mkts Small Cp Div Fd
EWZ iShares MSCI Brazil Index
インド個別銘柄

【セクター別投資】
KXI iShares S&P Global Consumer Staple
IXJ iShares S&P Global Healthcare Sect

2010年3月16日火曜日

日本国債の金利はどうなるのやら

日本はかなりの借金があるのに、超低金利で国債が発行できている。
これから先どうなっていくのかは判らないが、今までの数十年間は可能であったようだ。
国債の金利が上がる場合、突然上がるのだろうか?じわじわと上がるのだろうか?
日本の景気が回復して上がるのだろうか?資源価格上昇などの外的な要因で上がるのだろうか?
色々と疑問は尽きない。



【備忘録として以下、引用】
米ムーディーズ、日本国債格下げを警告2010年 2月 25日
【東京】米格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスのトーマス・バーン上級副社長は25日、都内で行った記者会見で、日本国債の格付けについて、政府が財政をコントロールできていると信じられる計画を策定できなければ,引き下げの可能性があると警告した。
同氏は「2010年以降、財政赤字を削減できない可能性が焦点だ。それはネガティブだ」と指摘した上で、特に民主党連立政権が6月までにまとめる財政再建の中期展望は、今後の国債格付けを評価する際の「境界測定」となるとして注視していることを強調した。さらに、「財政の悪化が深刻かつ長期化すれば、日本国債の格下げを決定する要因になろう」と述べた。
日本の長期にわたる高水準の支出や増加する債務の持続性をめぐっては、懸念の声が高まっている。アナリストの間では、政府支出の増加が日本の財政の持続性を危うくし、投資家は長期国債の積極購入に及び腰になるのではないかとの見方が出ている。日本の政府債務残高の対国内総生産(GDP)比は180%と、先進国で最悪となっている。  バーン氏はまた、「日本がこれだけ高水準の債務でも余裕があるのは、国内の資金調達基盤が堅固で安定していることや、郵便貯金など固定化した貯蓄があること、国内投資家の強いホームバイアス(母国選好)などの特殊要因のせいだ」と語った。
ムーディーズは昨年5月、日本の国内市場が新発国債を順調に消化していることなどを理由に、日本国債の格付けを「Aa3」から「Aa2」に引き上げ、今年1月には同見通しを「安定」に維持した。一方、スタンダード&プアーズ(S&P)レーティングズ・サービシズは1月に、日本国債の格付け見通しを「安定」から「ネガティブ」に引き下げている。