2015年1月16日金曜日

「フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち」を読みました

フラッシュ・ボーイズ 10億分の1秒の男たち
マイケル ルイス



を読みました。
内容紹介
これは凄い本。
2008年のリーマンショックで、ウォールストリートは規制が強化され健全になった、と信じられてきたが、その規制と民主化によって逆に、市場は、本当のイカサマ市場になってしまった、ということを白日の元にさらした本だ。

証券市場の民主化によってニューヨーク証券取引所とNasdaq以外の証券取引所が乱立するようになった2009年ぐらいから、ディーラーたちは不思議な現象に悩まされる。コンピュータスクリーンが映し出す各証券市場の売値と買値で取引しようとすると、ふっと売り物や買い物が消えてしまうのだ。その値が消えて、買う場合だったらば、必ずそれより高い値で、売る場合だったらばそれより低い値で取引が成立してしまう。
ウォール・ストリートの二軍投資銀行に務めるブラッド・カツヤマは、ドンキホーテのように、単身調査に乗り出す。
するとそこには、私たちの注文を10億分の1秒の差で先回りしていく超高速取引業者「フラッシュ・ボーイズ」の姿があったのだ。
取引所も、SECも大手投資銀行もすべてぐる。簒奪されるのは、善良な一般投資家。
日本での「フラッシュ・ボーイズ」の跋扈を解剖したFACTA発行人阿部重夫の特別原稿も収録。

内容(「BOOK」データベースより)
二〇〇七年のある日、ウォールストリートの二軍カナダロイヤル銀行のブラッド・カツヤマは、さっきまで画面にあった売り注文が、買いのボタンを押すと、蜃気楼のように消えてしまうことに気がついた。その謎をとこうとパズルのピースをあわせて見えてきたのは、コンピュータ化された市場で常態化した巨大な八百長、ミリ秒、マイクロ秒、そしてナノ秒のしのぎを削って私たちを先回りするフラッシュ・ボーイズの姿だった。唖然、呆然、これでは一般投資家は絶対に勝てない。
HFT(高頻度取引)のお話です。

私は、投資関連の本が好きなのでこの本も楽しく読めましたが、

正直、 HFT(高頻度取引)によって普通の投資家がカモになっているという内容はあまり気分が良くないです。

一番カモになっているのは年金基金などの大口の投資家のようですが、まわりまわって一般人ががカモにされている構図はかわりません。


また、個人投資家のレベルでHFT(高頻度取引)に対抗する手段もありません。

本を読み終わった感想としては、「カモにされていて悔しい!」という感じです・・・

フラッシュ・ボーイズでは、HFT(高頻度取引)に対抗するブラッド・カツヤマ氏の物語が書かれています。

ブラッド氏の挑戦は始まったばかりだと思いますが、是非こういう人に頑張ってもらいたいです。

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