大雑把に計算をすると、+2.75%ほどの年率リターンがありました。
なお、2015年は個別銘柄へのキャッシュセキュアードプットやLDS(リープスダイアゴナルスプレッド)やレバレッジかけた取引もしていたので、インデックスに対して単純にカバードコールとキャッシュセキュアードプットをしていたわけではありません。
色々と細かい点は違いがありますが、私がベンチマークとしているのはIWM、EFA、EEMのインデックスになります。
IWMの年率リターンは、-4.74%
EFAの年率リターンは、-2.54%
EEMの年率リターンは、-16.58%
上記のETFに均等に投資をした場合の年率リターンの概算は-7.95%となります。
単純にインデックスに投資をしていた場合はマイナスでしたが、オプション戦略(カバードコールとキャッシュセキュアードプット)を併用することで、リターンがプラスになったのは上出来ではないかと思っています。
主観を排して、かなり機械的に投資をしていますが、そこそこ上手くいっているので2016年もこの調子でコツコツとオプションを併用して投資をしていくつもりです。
個別銘柄のファンダメンタル分析をするよりも、オプション戦略(カバードコールとキャッシュセキュアードプット)の方が遥かに時間がかからないで、リターンも向上しやすいと思います。
まあ、カバードコールとキャッシュセキュアードプットは上値が限定されているので大きく儲けることは難しいですが、その反面で利益になる確率は格段に高いです。
インデックス運用 ⇒ オプション戦略 ⇒ 個別株投資(ファンダメンタル分析)
というのが投資に取り組む順番としては効率的だと思います。
また、オプションをするのであれば、KAPPA氏の本がお勧めです。オプションを利用したからといい必ず儲かるというわけではありませんが、効率的に高確率でインデックス運用を補完することができる戦略だと思います。
<参考にしている本>
<関連投稿>
・カバードコール(キャッシュセキュアードプット)と高配当銘柄の組み合わせ
・オプショントレーディングならキャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)
・【オプション】Covered Call(カバード・コール)って、最低投資額はいくら?いくら儲かるの?リターンは?
・カバードコール(Covered Call)とは
・オプショントレーディングならキャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)
・プット・オプション(Put option)のデメリット・マイナス点
・カバード・コールのまとめ
・カバード・コール関連の本
<関連サイト>
・マッタリ バリュー投資とカバード・コール(オプション戦略)