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2018年5月28日月曜日

「投資の鉄人」を読みました

「投資の鉄人」



を読みました。

私は投資歴がすでに18年を超えているので、少し物足りなかったですが、初心者の方には良いと思いますよ。

初級の内容が多いですが、基本的に書かれていることは正しですね。

私のお目当ての「岡本和久さん」のパートは面白かったです。

まあ、書かれている内容は特段変わったことはありません、いつもと同じで株式メインの長期分散投資を進めています。

それよりも、雑談というかこぼれ話が面白かったですね。テンプルトン氏の話などもあって、そういった小話は楽しいですね。(ただ、量としては凄く少ないので、投資上級者は図書館で借りれば十分でしょうね。買うまでして読む本だとは思いません。)

新書で読みやすいので、興味のある人にはいいのではないでしょうか。

  • 馬渕治好さん(世界経済・市場アナリスト)
  • 岡本和久さん(投資教育家&ファイナンシャル・ヒーラー(R))
  • 竹川美奈子さん(ファイナンシャル・ジャーナリスト)
  • 大江英樹さん(経済コラムニスト)
については、基本的に信用をして問題ない方々だと思います。

初心者の方は、こういった信頼できる人のアドバイスを参考にしましょう。

特に、岡本氏のバリュー平均法は有効な戦略だと思います。

2018年5月24日木曜日

「プロ・トレーダー マーケットで勝ち続ける16人の思考 と技術」を読みました

「プロ・トレーダー マーケットで勝ち続ける16人の思考 と技術」



を読みました。

私はオプショントレーディングをしているので、この類の本もたまに読んでいます。

トレーディングをメインにしている投資家に参考になる本ですね。ただ、色々な人の取引手法が紹介されているので、それなりに読んでいて面白いです。

欠点として、五月雨式に色々なトレーダーの手法が紹介されているので、内容を自分のトレーディングに活かすには結構ハードルが高いと思います。

個人的に一番気になったのは、アレックス・フォスター氏のオプショントレーディングの章です。

アレックス・フォスター氏は、ネイキッドのプットのショートを取引しているようで、それなりに参考になりました。

なかなかネイキッドのプットショートに関して、具体的な取引手法が解説されている本は少ないです。

ちなみに、アレックス・フォスター氏はテクニカルな指標を参考にしつつ、小さなポジションをショートして、上手くいったら大きなポジションを取るそうです。

私はテクニカルな指標にあまり詳しくないのですが、時間ができたら少し勉強をしてみたいと思いました。


オプションを始めるならばKAPPA氏の本がおすすめです、凄く参考になります。日本語で書かれている本としてはベストです。

2018年2月27日火曜日

働きたくない男子は投資をしよう 「男が働かない、いいじゃないか!」を読んで

働きたくない男子は投資をしよう

この本に書かれていることに激しく同意。

別に、男だからって一家の大黒柱としてストレスフルに一生働く必要はないですね。
男性学で有名な田中 俊之氏の本です。

世界的に見ても、日本の男性の生活はかなり貧しいと思います。
ストレスフルに長時間労働をして自殺者は世界で一番です。



私自身も男だからと言って仕事に人生を捧げるつもりは毛頭ありません。むしろ家族との生活の方が大切です。

最近の男子(20~30才)はそういう人も多いのではないでしょうか。そういう人には、コツコツ投資で資産を築くことをお勧めします。

投資で食い扶持を稼ぐ

働かないと食っていけません。こればかりはしかたがありません。

ただ妻が働いていたり、投資が上手くいっていれば専業主夫というのも可能です。(夫が週3でパートをするのもありです。)

私が強く感じるのは、20代からコツコツと投資をはじめて、それなりの資産がたまると人生の選択肢が一気に広がるということです。

私自身、20代から本格的に投資を始めて、現在それなりの資産が貯まりました。
(既に投資のスキルも磨かれていますし、フルタイムで働く必要もないかと思っています。それこそ週3でパートで働きつつ、主夫も可能だと思います。全く働くなくて良いというところまで資産は貯まっていませんが・・・。)

本ブログを読んでいて
  • フルタイムで働きたくない
  • 仕事以外に大切なことがある
  • ダウンシフトをしたい(労働時間を減らして余暇(閑暇)の時間を増やす)
という人は、ぜひ20代とかの若いときからコツコツと投資を継続して資産を築くことをお勧めします。

5年では実感がないかもしれませんが、10年を超えたあたりから加速度的に資産が増えた印象があります。

この場合の資産運用の肝は、「元本を減らさないで時間をかけて複利で資産を膨らませる」ことになります。

要約すれば、「株式メインのインデックス運用を長期間行う」になります。

短期決戦で資産を増やす誘惑に負けないようにして下さいね。(短期勝負で資産を増やすというのも悪くはないですが、負けて時にリカバーが大変です。)


インデックス運用の名著です、読んでない人は必読です。この本に書かれていることを愚直に実行するだけでもそれなりの資産が貯まると思います。

2017年4月3日月曜日

「信用調査マン日誌―プロが教える情報収集術と企業分析法」を読みました

信用調査マン日誌―プロが教える情報収集術と企業分析法



「信用調査マン日誌―プロが教える情報収集術と企業分析法」を読みました。
企業内部で何が起きているかは、外部の人間にはなかなかわからない。30年以上のキャリアを持つ「現代の忍者」が、企業追跡のテクニックを公開、倒産に追い込まれる企業の兆候と内幕を証言する。
と紹介されています。

企業内部のドロドロした話

個人的にハウツーまでゆかなくても、テクニックが紹介されているのかと期待しましたがそうではありませんでした。

調査員が見た、企業内部のドロドロした話です。

企業分析法とはあるが投資には応用できない

企業分析法とあったので、何かファンダメンタル分析に役立つかなと思い読んでみたのですが、全くそのような要素はありませんでした。投資には役立たないです。

読み物としては十分楽しめますが、ハウツーや個別具体的な事例を期待しているようであれば肩透かしを食います。
  • 「調査会社の調査に協力できない=協力できないほど社内の実情がボロボロor協力できない危ない事情がある」
というのは、ヤバイ企業を見分ける一つの視点かもしれません。

ただ、これも会社の株を買うという視点では応用できませんね。

2016年8月27日土曜日

サラリーマンで2億を稼いだ! 【株式投資】勝利の方程式 を読みました

サラリーマンで2億を稼いだ! 【株式投資】勝利の方程式



を読みました。

株好きとしては結構楽しく読めました、自身の投資方法とは異なりますが、株関連の話題が好きであれば、かなり楽しく読めます。

ある意味、ファンダメンタル分析やテクニカル分析とは異なる独自の投資方法だと思います。

相場というか市場とその周辺のスキを突いた投資法ですね。

著者であるJACK氏は「イベント投資」を推奨しています。

イベント投資とは
「そのイベントに参加する(実際に株の売買をする)だけで利益を狙える投資手法」で、マネー誌でもたびたび特集が組まれる注目の投資法です。経験上、イベント投資をうまく活用すれば、コンスタントにローリスクで年間10%程度のリターンを見出せます。(本文より)
本書の構成は以下になります、

 第1章 最小の投資で最大の株主優待を得よ!
 第2章 本当は教えたくないIPO応募の通し方
 第3章 『四季報』はこう使え!
 第4章 「立会外分売」でローリスクに稼ぐ
 第5章 JACKの注目銘柄

大きくわけると、株主優待、IPO、立会外分売のイベント投資法があるようです。

詳細は本書によりますが、どれも相場や証券会社のスキを突いたような投資方法です。


「第3章 『四季報』はこう使え! 」の、四季報の記載内容とそのインパクトの分析は参考になりました。

四季報の記者は、自信があるときは「増配も」と表現するそうです。(そんな機微が含まれているとは知りませんでした。)





その他にも、IPOに当選する確率を上げる方法などが解説されています。

ちなみに、このIPOに抽選する確率を上げる方法は凄いと思いますが、サラリーマンの営業のように、パワーと気力と時間が必要だと感じました。


取り組んでいない人、気づいていない人が多ければ多いほど有効な投資方法だと思います、ただどれも株や相場関連の知識が結構必要だと思いますし、株関連の勉強が楽しくできる人でないと長く続けることは難しそうだなと感じました。

ある意味、みんなが面倒だなと感じてスルーしてしまうところを掘り下げたような投資法なので、一定の手間はかかるのだと思います、逆にある程度の手間がかかるからこそこれからも有効なのでしょう。

2016年6月27日月曜日

週刊ダイヤモンド 2016年 4/30・5/7合併号 お金の賢者と愚者 で紹介されていた金融商品

週刊ダイヤモンド 2016年 4/30・5/7合併号 お金の賢者と愚者



はなかなか内容が良くてお勧めです。

特に、 ≪殖やす≫ 銀行員や手数料のわなに気を付けろ! 

では山崎元氏がいくつか金融商品を紹介していました。

低コストで流動性も高いベーシックなファンドやETFが紹介されているので、個人投資家には参考になると思います。

この中から個人の特性に合わせて商品を選んでポートフォリオを組めば失敗は少ないと思います。



それ以外の特集は、

≪稼ぐ≫ 出世に転職に副業まで コツを知って賢く稼ぐ
≪削る≫ 儲けのカラクリを知り新サービスを賢く選ぶ
≪使う≫ 目先の“お得"にだまされてはダメ! 

という感じです。

[電力自由化] ガス自由化でさらに料金下落 鉄則を知れば絞り込みは簡単
[最新版] 安いのはどこだ! ? 電気料金一覧表
[格安スマホ] 業界再編の進むMVNO市場 乗り換えは控え様子見が吉

の特集は個人的にも参考になりました。

2016年3月13日日曜日

「会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方」を読みました

「会社勤めでお金持ちになる人の考え方・投資のやり方」を読みました。


書かれている内容はとてもまっとうですが、ある程度投資関係の本を読んでいる人は改めて読む必要はないかと思います。

初めて投資や資産運用をしようと思っている人には入門書として良いと思います。

結論から言えば、

・本業(サラリーマン)を頑張りながら、節約をしてコツコツと長期で資産運用をしましょう。

・低コストのインデックスファンドやETFを利用して分散投資をしましょう。

というところです。


もう少し深い話・エッジの効いた話題とかがあるのではないかと勝手に期待をしていたぶん、すこし残念でした。

今まで投資関係の本をそこそこ読んでいる人は、さらにこの本で新しい知識が手に入るという感じでもないです。

入門書としては変な癖もないので良いとは思います。

2016年3月4日金曜日

NISAにゅうもん ~5分でわかるもん 100万円を2倍にするもん~ を読みました

NISAにゅうもん ~5分でわかるもん 100万円を2倍にするもん~ を読みました


たまたま図書館で手に取って読みました。

全然期待をしていなかったのですが、まあまあ面白かったです。

株関係の読み物として楽しく読みました。

私は投資関係の本は相当読んでいるので、目新しい話題はなかったのですが、一番面白かったのは“著者を含めて、個人投資家の失敗事例が豊富に載っている”点です。

殆どの本は、どう儲かったかが書かれているのですが、この本には“どう損をしたか、どう失敗したか”が個人投資家の事例を含めてインタビュー形式で沢山書かれています。

こうしたら失敗したという事例をたくさん勉強するというのは大切なことだと思うのですが、あまり語られることが多くありません。そういう意味で、この本は結構面白いと思いました。

ある意味、投資をする際に冷静になれます。

2016年1月18日月曜日

「統計はウソをつく-アフリカ開発統計に隠された真実と現実-」を読みました

「統計はウソをつく-アフリカ開発統計に隠された真実と現実-」を読みました。


統計ということで、オプションとかの参考になるかなと思い読んでみたのですが、ちょっと当てが外れました。

アフリカで利用されている統計についての本です、まあ統計の数字がそもそも信用できないとかそういうところから始まり、結構専門的な本だったので、あまり投資とかオプションの参考になりませんでした。

今回は、投資やオプションの勉強になるかと思い読んでみたのですが、空振りでした。

アフリカの問題について興味がある人や、統計学とかを勉強している人には良いのかもしれませんが、その辺りにあまり興味がない人には読むのが辛い本でした。

統計学について予備知識などがないと理解するのが難しいと感じまいた。どちらかというと専門書に近いと思います。

2016年1月3日日曜日

「伝説のファンドマネージャーが実践する 株の絶対法則」を読みました

「伝説のファンドマネージャーが実践する 株の絶対法則」を読みました。


残念ながら、私の投資スタイルである、インデックス運用とバリュー投資とは投資スタイルが異なるのであまり参考になりませんでした。

日本株でテクニカル分析とファンダメンタル分析を併用して、中長期でトレーディングをするというスタイルの投資家には参考になるかと思います。

どちらかというと、グロース投資かつ順張りの投資ですね。

(一般的にはこちらの投資スタイルの方がメジャーだと思います。)

売買タイミングの具体的な解説も豊富なので、投資スタイルが合う人には参考になりそうだなとかんじました。(個人的に採用をしたことがない投資方法なので、どこまでこの本に書かれていることが正しいかあまり判断できませんが、具体的な解説が幅広く紹介されているので、結構好印象でした。)


2015年11月21日土曜日

「なぜ専門家の為替予想は外れるのか」を読みました

「なぜ専門家の為替予想は外れるのか」を読みました。


内容紹介
世界トップクラスの金融機関の外国為替最前線でディーラーを30年続けたプロ中のプロが教える“素人が絶対知っておきたい為替相場のおそろしい現実"。プロでも七転八倒する外為市場で素人がFX参入してもたったの1%しか勝ち続けられない本当の理由。プロは圧倒的な情報量の元戦う体制が整ってるのに対して、素人がFXをやるに際しては戦う体制すら整っていないのだから負けて地獄を見るのは当然。それでも痛い目に遭いたくない人にこっそり教える、プロの情報の取り方・分析法、真っ当な相場予想が個人投資家に届かない理由、テクニカル分析をプロが使わない理由、ヘッジファンドに関する情報の99%はウソの理由、外為市場のプロの常識・非常識などなど、ヘッジファンドも経営したことのある、“中にいた人しか知らない"為替の専門家たちの秘密とものすごい仕事術のすべてを公開! 
著者について
富田公彦(とみた・きみひこ)
1957年宮崎県生まれ。元JPモルガン・チェース銀行為替資金本部副本部長。
東京大学経済学部経済学科卒業後、株式会社富士銀行入行。 1982年同行国際資金証券部資金為替課配属。以後31年間にわたり金融市場(主として外国為替市場)のフロント業務に従事。JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、ステート・ストリートなど米系金融機関の市場部門に通算25年以上勤務。取締役副社長としてケイマン籍のヘッジファンドを経営。2013年金融市場より引退。現在、参議院議員、中西健治事務所の政策スタッフを務める。 
私が好きな山崎元氏の推薦図書にもなっています。

「第256回 推薦図書「なぜ専門家の為替予想は外れるのか」(富田公彦著、ぱる出版)」

期待が高かったのですが、結構面白かったです。

結論から言えば、プロでも難しいというか当たらないし、そもそも為替予想が不可能な為替相場にたいして素人が挑戦するのはやめなさいという内容です。

語り口も面白くユーモアもあるので、読んでいて飽きません。
(人によっては少し慇懃無礼で嫌味な語り口を感じるかもしれませんが、書かれている内容はまっとうで参考になります。

為替予想があたらないバックグラウンドや理論が判りやすい語り口で解説されています、また書き方は判りやすいが内容や理論は高度だと思います。

語り口が判りやすく、ユーモアのある話がちょこちょこと挿入されているので、読み物としても十分に楽しめます。

ただ、全体の流れとしては為替予想があたらない理由を説明しているので、そもそも為替予想が当たらない、予想できないということが理解している人は少し食傷気味になるかもしれません。(そもそも為替予想が当たらないなんて理解してるんだから、何度も同じことを言うなよ!と感じるかも。)

為替関連の本として、個人的に結構お勧めです。

「高金利通貨はインフレ通貨なので長期的には下落し、低金利通貨はデフレ通貨なので長期的に上昇する。ただ、理論的と現実はことなり、短期的には逆の動きをする場合が多い」との記載がある点はとても参考になりました。

このあたりの記載が逆に書かれていたり、はっきりと書かれていない本は著者のレベルが低いので信用しない方が良いでしょう。

「外国為替は資産ではない。単なる通貨の交換比率」

との記載もその通りですね、株式や債権と一番の違いです。資産は理論的にはリターンを得られることになっていますが、交換比率はべつにリターンを産みません。

ちなみに、私自身は、為替予想ができるとは思っていませんし、為替予想をもとにポジションはとっていません。そもそも為替相場はゼロサムゲームで、買い手の反対には売り手がいて、どちらかが損をするゲームだと思っています。

2015年11月15日日曜日

「ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇 2016」を読みました

「ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇 2016」を読みました。


前書の全面改訂版になります。

税金についての知識が明快かつ体系的にまとめられており、とても勉強になりました。

2016年版も前回と同様に、シンプルで明快な語り口が良いですね。

税金は投資における重要な要素なので、投資をしている人は読んで損はないと思います。
「投資と税制、手数料の深い闇」を突いて好評を博した前書を全面改訂。単なる制度の解説に止まらず、マイナンバーなど新制度をどう使えば儲かるのか? 誰もが知りたいノウハウをズバリ解説する。
電子版は、書籍版未収録の「投資商品のメカニズム」3章分を大幅加筆。
◎制度改正の目玉は非課税特典の廃止
◎マイナンバー制導入で所得が丸見えに
◎2015年末で債券やMMFの非課税特典がなくなる
◎申告不要制度を活用するなど高度な税務戦略も必要
◎NISAを有効に活用できるのは「ミドルリスク・ミドルリターン商品」
◎総合課税の譲渡所得は高額所得者にとってかなり使えるが、雑所得は最悪
◎外貨預金は「利子所得+雑所得」となる最悪の商品
◎「損益通算」と「損失の繰越し」を活用せよ
特にインデックス運用は大勝もしないが、大負けもしない運用です。

要は、コストや税金を最適化することが肝になります。

個別株運用のように大勝することがないので、コツコツと費用を削減することが大切です。

そうしないと、ただでさえ限られているリターンがドンドン税金やらコストで削られていきます。

投資をしている人はかなり参考になると思いますが、特に費用や税金に敏感な投資家にお勧めです。

(税金の勉強も、パズルやゲームみたいなものと割り切って楽しむと少しは頭に入りやすいです。)

2015年11月5日木曜日

「株は新高値で買いなさい! 今日から始める成長株投資」を読みました

「株は新高値で買いなさい! 今日から始める成長株投資」を読みました。


グロース株投資、順張り系の投資スタイルです。

私自身はバリュー投資が好きですが、グロース投資も魅力的な投資法だと思っています。

(グロース投資の才能がないので取り組んではいませんが、購入してすぐに利益が乗って楽しいのはグロース投資だと思います。)

・独自のビジネスモデルが何かを考える

・1年分の『会社四季報』を読み込んで、その推移や変化を把握する

なんてのは、バリュー投資でも通用するアプローチですね。

あと、チャートの読み方についても、結構細かい解説がされています。
(私はチャートを参考にすることがほとんどないので、この章はしっかり読んでいません・・・)

読みやすく書かれていますし、グロース投資をしている人には参考になると思います。

2015年8月18日火曜日

「20世紀最高の経済学者 ケインズ 投資の教訓」を読みました

20世紀最高の経済学者 ケインズ 投資の教訓 単行本 – 2015/6/26
ジョン・F・ワシック

を読みました。

ケインズがどんな人物だったかを理解するという意味でも面白かったですね。

個人投資家が具体的に参考にできるようなアドバイスは、最後の方にある「ケインズの投資術10カ条」でした。


ケインズの投資術10カ条

第1条 長い目で見れば、株式は債権に勝つ

第2条 投機は危険なゲームである

第3条 可能性と確実性を同一視しないこと

第4条 相反するリスクでポートフォリオのバランスを整えよう

第5条 バリュート投資せよ

第6条 配当は嘘をつかない

第7条 美人コンテストに巻き込まれるな

第8条 長期投資を旨とせよ

第9条 パッシブに投資せよ

第10条 もっとシャンパンを飲もう!

 ケインズは、死去する前にもっとシャンパンを飲んでおけばよかったという後悔を口にしたそうです、ということで「人生を楽しもう」という趣旨。

上記の10カ条は現代の投資理論や他の本にも書かれている主旨が多いです。

似ているととらえるよりも、本質的に重要なアドバイスは意外とシンプルで少ないのかもしれません。

特に、

第1条 長い目で見れば、株式は債権に勝つ

第4条 相反するリスクでポートフォリオのバランスを整えよう

第5条 バリュート投資せよ

第6条 配当は嘘をつかない

第8条 長期投資を旨とせよ

第9条 パッシブに投資せよ

これらのアドバイスは、巷で良書と呼ばれている本で繰り返されています。

ちなみに、ケインズは投機、投資でも成功をしているようです、投機の成績よりも晩年に取り組んだバリュー株の長期保有のリターンが良かったそうです。

ケインズに興味がある人や、株の長期投資を考えている人は参考になる内容が多く楽しめると思います。


2015年8月17日月曜日

「エンダウメント投資戦略」を読みました 具体的な方法が書かれていない

「エンダウメント投資戦略」を読みました。




エンダウメントの投資手法とは、

①長期投資、②分散投資、③オルタナティブ投資を積極的に活用、④信頼のできるファンドマネジャーに運用を託す

ハーバードやイェールの投資手法だそうです。

前半は、エンダウメントの投資手法の概要を紹介しています。


後半は、著者の運用会社である株式会社GCIアセット・マネジメントのファンドの紹介になります。


流れとしては、

ハーバードやイェールが行っているエンダウメント投資は素晴らしいという紹介、

それを取り入れるには、株式会社GCIアセット・マネジメントのファンドを利用しましょうというお話。


個人投資家が参考にできるような具体的な運用方法は殆ど紹介されていません。

具体的な投資手法などは書かれていないので、あまり参考になりませんね。

(少し面白かったのは、長期運用しているデルポートフォリオが示されていて、アセットアロケーションを考えるには参考になるくらいですかね~)

個人的には、あまりお勧めできない本ですね。


株式会社GCIアセット・マネジメントのファンドに投資しようと思っている人にはいいかもしれませんが・・・


興味がある人は、本屋で一度立ち読みしてからが良いでしょう。

それにしても、アマゾンのレビューが2件しかないのに、星が五つって何か変な感じです。

2015年6月8日月曜日

「投資は「きれいごと」で成功する――「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール」を読みました

投資は「きれいごと」で成功する――「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール



を読みました。

かなり、“きれいごと”が書かれています。(個人的は、賛同しかねたり、と少し疑問に感じる個所がありました。)

ただ、ファンドの運用方針が書かれている個所はとても参考になりました。

・業績の予想をしない

・しっかりしたビジネスをしている銘柄に分散投資

・毎日、組み入れた目標以上になった銘柄を売却をして、組み入れた目標以下になった銘柄は購入する(コンスタントにリバランスをする)

著者も書いていますが、小型でライバルが少ない銘柄で、値上がりしたら売却をして、値下がりしたら追加購入をする地道な作業を毎日するのがファンドのリターンの源泉だとのことです。

また、この強みは大規模なファンドやプロは真似しにくいため、長期間有効だと書かれています。

イコールウェイトファンドに近い運用ですね、成功する確率が高い戦略だと思います。(このような戦略のリターンが高いエビデンスは多数報告されていた気がします。)

きれいごとが色々と書かれていますが、実際はかなり本格的な投資理論に裏打ちされたバリュー系の戦略だと感じました。

ネグレクト効果を積極的に利用しているのでしょう。
アナリスト人数の少ない銘柄群がアナリスト人数の多い銘柄群のリターンを上回ることはネグレクト効果と呼ばれ、日米で研究報告されている。
個人投資家にも有効な戦略だと思います。5,000万円~1億円位を日本株にかけられる資力があるのであれば、こういった運用をしてみるのも面白そうですね。

2015年3月19日木曜日

豊かな人生とは 「男の本格節約術―5年で1000万円貯める52のノウハウ」を読みました

豊かな人生について、私の考え方と凄く近い考え方の人を発見しました。

正に我が意を得たりという感じです。

少し長くなりますが、引用をすると。
私は、豊かな人生=妻と楽しい時間をできるだけ多く共有し、自分の趣味の時間もふんだんに持ち、ストレスある対人関係を抱えない人生、と捉えています。
その実現のためには、自分にとって完全に自由になる時間を年単位で多く確保することが大事、と考えています。毎日小刻みに30分ずつ自由時間を捻出するというやり方ではなくて、年単位で確保するということです。
セミ・リタイアというのは、その一形態になります。数十年という時間を、貯めたお金で丸ごと買うのです。完全に自由になる時間を持つためには、それを担保するだけの金融資産(生活原資)が必要になる、ということなのです。
個人的にも本当にそう思います、家族との時間は一番大切です。

自由時間は細切れでは意味がなく、元気なうちに年単位で確保しないと使い道がありません。


節約術と書かれていますが、節約は手段であり、目的は豊かな人生だという内容です。

だとすると、「豊かな人生を送るための男の節約術」とかの方がしっくりくる気がします。

内容も十分に伴っています。


簡潔な文章で丁寧に書かれており、とても良い本だと思います。

同じ考え方の人はそこそこ多いと思いますが、思いのほかこの類の本や考え方は主流ではないようです。



<関連投稿>
・やりたいことをやる自由 やりたくないことをやらない自由
・「減速して自由に生きる: ダウンシフターズ」 は良書です
・投資の目的は「自由時間の確保」
・お勧め書籍紹介「人生後半戦のポートフォリオ」

2015年3月10日火曜日

「完全読解 伝説の投資家バフェットの教え」を読みました

完全読解 伝説の投資家バフェットの教え
キャロル・ルーミス (著), 峯村利哉 (翻訳)


を読みました。

内容紹介
ウォーレン・バフェットの半世紀にわたる記録を収めた決定版!
バークシャー・ハサウェイの株主にあてた伝説の年次報告書「株主への手紙」、
バフェット本人による寄稿記事、ビル・ゲイツとの対談録などを掲載。
バフェットが絶大な信頼を寄せる『フォーチュン』誌編集者が、最強投資家の軌跡をたどる。
バフェットの投資哲学を読み解く最適の書。 
●目次
第1章 無名時代
第2章 〈バークシャー〉の株主の寄付
第3章 バフェットと〈キャピタル・シティーズ/ABC〉
第4章 バフェットと〈ソロモン〉
第5章 新型のウォーレン・バフェット? そして旧型も
第6章 バフェットと〈コカ・コーラ〉
第7章 バフェットとゲイツ
第8章 賞賛――何度も何度も
第9章 権力問題
第10章 慈善家の出現
第11章 ギビング・プレッジ

50年にわたって掲載されてきた『フォーチュン』誌記事78編をもとに書かれています。

過去の記事を現在状況を鑑みて補足している個所はとても参考になりました。

当時バフェットはこういう発言をしていたけれど、実際はどうだったみたいなコメントや補足が多数あります。(意外と外れることも多いけど、大枠では的を得ているという感じです。)


この本を読んで再認識したのは、バフェットは投資家というよりも、卓越した経営者だと思います。

最も成功した保険会社を核とするコングロマリットのCEOという処でしょうか。


個別株投資で参考になる記載は正直あまり多くないと思います。

どちらかというと、バフェットのファンが伝記などを読むのに似ていると思います。

私はバフェット氏のファンなので本書も楽しく読めました。

<関連投稿>
・バフェット氏のアドバイス 「ゆっくりお金持ちになるのは簡単」 運用期間を長くとろう
・マネックス証券のHPでウォーレン・バフェットのポートフォリオが紹介されています
・バリュー株投資は「勝者のゲーム」! を読みました
・「リスク・テイカーズ ―相場を動かす8人のカリスマ投資家」を読みました

2015年2月25日水曜日

「タックスヘイヴン TAX HAVEN」を読みました

タックスヘイヴン TAX HAVEN
橘 玲



を読みました。

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
東南アジア最大のタックスヘイヴン、シンガポールのスイス系プライベートバンクから1000億円が消えた。日本人ファンドマネージャーは転落死、バンカーは失踪!マネーロンダリング、ODAマネー、原発輸出計画、北朝鮮の核開発、仕手株集団、暗躍する政治家とヤクザ…。名門銀行が絶対に知られてはならない秘密とは?そして、すべてを操る男は誰だ?
著者について
2002年、小説『マネーロンダリング』でデビュー。2006年、『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補作に。他の著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』がある。

経済系の小説は好きなジャンルですし、内容も面白かったので一気に読んでしまいました。

マニアックな経済ネタが随所にちりばめられています。

随所に出てくる節税スキームですが、個人投資家が真似るにははハードルが高すぎる気がしました。

以前、橘氏がどこかで「マニアックな節税スキームなどを小説の形で表現できたらお面白いと思う。」みたいな発言をしていました。多分、この本の事でしょう。

金融知識や投資のアイディアを求めて本書を読むと少し肩透かしをくらうかもしれませんが、それとは別にして金融系エンターテイメント小説としてお勧めです。

2015年2月21日土曜日

「ヤバい日本経済」を読みました

ヤバい日本経済
山口 正洋 (著), 山崎 元 (著), 吉崎 達彦 (著)


を読みました。

「ヤバい」というのは、「これから日本の景気が良くなる」という意味を含んでいるそうですが、いまいち伝わりませんねん。

もう少しましなタイトルがあったんではないでしょうかね。

内容紹介
バブルか暴落か?
脱デフレ後の日本経済と世界の行方を
今一番ヤバい面々が大胆に読み解く!
人生が変わる経済の読み方 
★本書の主な内容
アベノミクスはバブルを起こせないと失敗
不動産を上げることがアベノミクスの出口になる
女性の労働力を掘り起こすことで、もう一回労働力のボーナスを作れる
中国の大都市圏の物件は手金で買っているので、中国バブルは崩壊しにくい
10年続いた新興国バブルの後、もう一度先進国の時代がやってくる
日本国債はバーゼルIIIが実現でもしない限り暴落しない
観光産業は日本の有望な経営資源
カジノは関西経済復興の起爆剤になる
本当にヤバイ中国経済 2010年に潮目は変わった!
願望と未来予測がゴッチャになる韓国に経済危機到来! ?
「付加価値」ではなく「希少価値」で勝負してしまうロシア人
ウラジオストックと新潟をパイプラインで結べ
インドネシア経済が崩れたらアジアの一大事
接待して翌日注文をもらう金融業界の営業
長期金利が2%を超えてきたら資産運用を見直せ
医療保険はいらない金融商品の代表
う~ん、そこそこ面白く読めましたが、結構内容は軽いので2~3時間あれば読み終わります。

・私は山崎さんのファンなのですが、今回も山崎さんの発言はぶれていないで参考になりました。ただ、物凄く新しい提案などがあるかというと微妙です。

・ 山口 正洋氏も有名ですが、何となく山崎氏に比べると軽いような・・・

・吉崎 達彦氏は、本書のなかで何度か予想を外しているとコメントしていますが、あまり自慢にはならないと思います。

全体的に読みやすくて面白いですが、わざわざ買ってまで読む必要はないと思います。

図書館で借りれば十分でしょう。

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