2015年3月10日火曜日

「完全読解 伝説の投資家バフェットの教え」を読みました

完全読解 伝説の投資家バフェットの教え
キャロル・ルーミス (著), 峯村利哉 (翻訳)


を読みました。

内容紹介
ウォーレン・バフェットの半世紀にわたる記録を収めた決定版!
バークシャー・ハサウェイの株主にあてた伝説の年次報告書「株主への手紙」、
バフェット本人による寄稿記事、ビル・ゲイツとの対談録などを掲載。
バフェットが絶大な信頼を寄せる『フォーチュン』誌編集者が、最強投資家の軌跡をたどる。
バフェットの投資哲学を読み解く最適の書。 
●目次
第1章 無名時代
第2章 〈バークシャー〉の株主の寄付
第3章 バフェットと〈キャピタル・シティーズ/ABC〉
第4章 バフェットと〈ソロモン〉
第5章 新型のウォーレン・バフェット? そして旧型も
第6章 バフェットと〈コカ・コーラ〉
第7章 バフェットとゲイツ
第8章 賞賛――何度も何度も
第9章 権力問題
第10章 慈善家の出現
第11章 ギビング・プレッジ

50年にわたって掲載されてきた『フォーチュン』誌記事78編をもとに書かれています。

過去の記事を現在状況を鑑みて補足している個所はとても参考になりました。

当時バフェットはこういう発言をしていたけれど、実際はどうだったみたいなコメントや補足が多数あります。(意外と外れることも多いけど、大枠では的を得ているという感じです。)


この本を読んで再認識したのは、バフェットは投資家というよりも、卓越した経営者だと思います。

最も成功した保険会社を核とするコングロマリットのCEOという処でしょうか。


個別株投資で参考になる記載は正直あまり多くないと思います。

どちらかというと、バフェットのファンが伝記などを読むのに似ていると思います。

私はバフェット氏のファンなので本書も楽しく読めました。

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