13Fを利用してスーパー投資家、著名投資家のポジションを確認する方法
13Fを利用すると、スーパー投資家、著名投資家のポートフォリオ、ポジションを確認することができます。13FはSECのサイトで一般に公開されている情報なので、無料で利用することができます。タイムラグとして45日ほど遅れてしまいますが、スーパー投資家のポートフォリオ真似することも可能です。
投資スタイルが中長期のスーパー投資家のポートフォリオは個人投資家が投資をする際に参考になります。
13Fとは
1億ドル以上の報告資産対象を運用する機関投資家に、その内容の提出を義務付けるものです。報告対象資産
報告対象資産は以下になります。- 米国内の上場株式
- 株式関連のオプション取引のロング・ポジション
- ショートポジション
- 債券
- 米国外のポジション
締切
四半期末から45日後になります。四半期末から45日が提出期限になるので、2月中旬、5月中旬、8月中旬、11月中旬にSECのサイトの情報が更新されます。
中長期保有の投資家の情報は特に有益
中長期保有の運用スタイルの投資家の情報は特に有益です。
超短期売買のクオンツ系の投資家の情報はF13ではあまり参考になりませんが、中長期で保有するスタイルの投資家のポートフォリオは非常に参考になります。
特に、対象としている投資家が購入した後でさらに株価が下げている場合などはチャンスになります。著名投資家が割安と判断した価格からさらに低い値段で購入できる機会になります。
特に、前回のF13の資料と比較してどれくらいのポジションを保有しているか、株価が上下したときにどのように対応しているか確認するのが良いでしょう。
中長期投資の場合で、スーパー投資家が保有をしていて、かつ継続的に買い増しをしている場合は、個人投資家も参考にして良いと思います。
例えば、レイ・ダリオ氏の場合は数年前から新興国に投資をしており、継続的に買い増しをしています。
レイ・ダリオ氏(Ray Dalio)のポジションとその調査の方法は「靴磨きおじさんの米国株・インデックス投資」の靴磨きおじさん氏のような使い方が適切だと思います。
特に、前回のF13の資料と比較してどれくらいのポジションを保有しているか、株価が上下したときにどのように対応しているか確認するのが良いでしょう。
中長期投資の場合で、スーパー投資家が保有をしていて、かつ継続的に買い増しをしている場合は、個人投資家も参考にして良いと思います。
例えば、レイ・ダリオ氏の場合は数年前から新興国に投資をしており、継続的に買い増しをしています。
レイ・ダリオ氏(Ray Dalio)のポジションとその調査の方法は「靴磨きおじさんの米国株・インデックス投資」の靴磨きおじさん氏のような使い方が適切だと思います。
過去のF13の内容をさかのぼり著名投資家が大きなポジションをとっている株式を調べるのも面白いですね。
実際の調べ方
- SECに行く。U.S.SECURITIESandEXCHANGECOMMISION(証券取引委員会)の略です。
- 「FILING(ファイリング)」を選択します。
- 「companyfilingsearch(企業検索)」で検索
- バフェット氏のであれば「BERKSHIRE HATHAWAY」で検索、今回の検索結果の場合は真ん中の「BERKSHIRE HATHAWAY INC」をクリックする。
- クリックすると色々な書類が表示されるので、「13F-HR」キャプチャー画面の一番下のリンク、「document」をクリックする。
- その中から「13F-HR」の「form13fInfoTable.html」を選択すると、バフェット氏のポートフォリオの銘柄、株数、所有金額などが出てきます。データを取り出してエクセルなどに貼り付け金額順などにすると見やすいです。
四半期末から45日が提出期限になるので、2月中旬、5月中旬、8月中旬、11月中旬に更新されます。
ちなみに、レイ・ダリオ氏のブリッジウォーターであれば「Bridgewater Associates」で検索します。(ちなみに、F13ではショートしているポジションは公開されていないので注意が必要です、レイ・ダリオ氏(Ray Dalio)は様々な投資手法を活用していると思われます。)
参考となるリンクを紹介します。
「ハーバード・ビジネス・スクールの投資の授業」にF13の活用方法の解説が数ページあります。詳細な説明はないですが、F13について説明している本は少ないので気になった人は図書館で借りてもいいかもしれません。
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