2017年8月11日金曜日

ボラティリティー指数(VIX)が大幅上昇 16を記録



ボラティリティー指数(VIX)が大幅上昇

VIXは、シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数になります。

「恐怖指数」とも呼ばれていて、市場のセンチメントを表します。

トランプ大統領が北朝鮮に圧力をかけた発言をしたことで、急上昇しました。

「北朝鮮が脅しを続けるならば「炎と怒り」に見舞われることになる」と発言したそうですね。

現在のボラティリティー指数(VIX)は16

現在、VIXは16を上回っていますが、これは米大統領選挙以降初めてになります。

トップの画像は6か月間のチャートとなりますが、8月10日にVIXが急上昇していることがわかると思います。

平時にはおおむね20~30の範囲で推移します。

30~40は節目の数字になり、この辺りになると株式が下落することが多く、長期投資家には絶好の買い場になります。短期のトレーディングで儲けるには難しい相場なので素人は参加しない方がいいと思います。
  • 2008年のリーマン・ショック ⇒ 80以上まで急騰
  • 2015年夏の中国人民元の切り下げ後 ⇒ 47まで上昇
  • 2016年6月に英国の欧州連合(EU)からの離脱方針が決まった翌日 ⇒ 40を超える
最近の代表的なイベントと、VIXの関係は以上になります。

ニュースになるようなイベントの際には株価の下落をともないながらVIXが急上昇します。

VIXが16というのは過去のデータから見るとまだまだ序の口といったところですね。

私もVIXは活用していて、20~30になったらできるだけ株式を購入するようにしています。

40を超えると株式の下落も大きく、投資うま味が増します。まあ、このタイミングで購入ができれば長期的にみたらまず負けないと思いますよ。

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ボラティリティー指数(VIX)の簡単な解説があります。

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