暗号資産のステーキングについて

【まとめ】暗号資産のステーキングの始め方

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2017年8月4日金曜日

VWOのデメリット、問題点は中国の比率が高い



VWOのデメリット、問題点は中国の比率が高い

VWO(Vanguard FTSE Emerging Markets ETF)はバンガードの新興国に分散投資をするETFになります。

何となく新興国に幅広く偏りなく分散をされていると思い込んで保有国を調べていないと、中国が大幅に下落したときに痛い目をみるので注意をして下さい。

デメリット、問題点

デメリット、問題点は
  1. 中国に比率が高い
  2. 韓国が含まれていない
というのが大きなデメリットであり注意点になります。

個人的には「中国の比率が高い」という点があまり好きなれません。
(私自身はあまり気にしていませんが、韓国はVWOには含まれていません。)

多くの人は、BRICsに均等に偏りなく分散されていると考えていると思いますが、
  • 中国の比率:29.0%
  • 台湾の比率:16.1%
となっています。

何と中国1国だけで「29.0%」の保有額になるんですね~。

台湾はどこに属するのかという問題に踏み込むときりがないのでスルーをしますが、かなりの部分を中国が占めているというのはわかると思います。

他のBRICsの比率

ちなみに他のBRICsの比率は
  • ブラジル:7.6%
  • ロシア:3.6%
  • インド:11.9%
BRICsだけを取り出すとシェアは以下のようになります。


個人的には、インドやブラジルの比率が低いのはあまり好ましくありません。

インドはそこそこ保有比率が高いですが、ブラジルの保有比率は少し低い気がします。(単純にブラジルの株価が安いのでバリュー投資家としてはブラジル株が欲しいだけの気もしますが・・・)

若年人口の増加が見込まれる将来有望な国の比率も低い

また、若年人口の増加が見込まれる将来有望な国として
  • 南アフリカ
  • メキシコ
  • マレーシア
  • インドネシア
  • フィリピン
があります。こちらの国々の保有比率もあまり高くないですね。

VWOの国別シェア



メリット

デメリットを書いてきましたが、私自身はVWOは物凄く優良なETFだと思います。

自身のポートフォリオでも主力のETFです。

流動性や資産規模も大きく、低コストで新興国(エマージング国)に投資をできる優れた商品です。

運用会社のバンガードも顧客目線の信頼できる会社です。

基本的にはVWOを資産運用のコアにして良いと思います。

解決方法

ある程度の資産規模があるのであれば、VWOの保有比率が低い国のETFを個別に保有するという方法が一番良い解決方法だと思います。

具体的にBRICsを考えた場合は、
  • ブラジル:iShares MSCI Brazil Index
  • ロシア:iShares MSCI Russia Capped ETF
  • インド:WisdomTree India Earnings Fund
という選択肢があります。

国別のETFについて書きだすときりがないので、本投稿ではメジャーなETFの紹介にとどめます。


ブレイクアウト・ネーションズは新興国万歳という本ではありませんが、そこが面白かったですね。

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