を読みました。
株好きとしては結構楽しく読めました、自身の投資方法とは異なりますが、株関連の話題が好きであれば、かなり楽しく読めます。
ある意味、ファンダメンタル分析やテクニカル分析とは異なる独自の投資方法だと思います。
相場というか市場とその周辺のスキを突いた投資法ですね。
著者であるJACK氏は「イベント投資」を推奨しています。
イベント投資とは
「そのイベントに参加する(実際に株の売買をする)だけで利益を狙える投資手法」で、マネー誌でもたびたび特集が組まれる注目の投資法です。経験上、イベント投資をうまく活用すれば、コンスタントにローリスクで年間10%程度のリターンを見出せます。(本文より)本書の構成は以下になります、
第1章 最小の投資で最大の株主優待を得よ!
第2章 本当は教えたくないIPO応募の通し方
第3章 『四季報』はこう使え!
第4章 「立会外分売」でローリスクに稼ぐ
第5章 JACKの注目銘柄
大きくわけると、株主優待、IPO、立会外分売のイベント投資法があるようです。
詳細は本書によりますが、どれも相場や証券会社のスキを突いたような投資方法です。
「第3章 『四季報』はこう使え! 」の、四季報の記載内容とそのインパクトの分析は参考になりました。
四季報の記者は、自信があるときは「増配も」と表現するそうです。(そんな機微が含まれているとは知りませんでした。)
その他にも、IPOに当選する確率を上げる方法などが解説されています。
ちなみに、このIPOに抽選する確率を上げる方法は凄いと思いますが、サラリーマンの営業のように、パワーと気力と時間が必要だと感じました。
取り組んでいない人、気づいていない人が多ければ多いほど有効な投資方法だと思います、ただどれも株や相場関連の知識が結構必要だと思いますし、株関連の勉強が楽しくできる人でないと長く続けることは難しそうだなと感じました。
ある意味、みんなが面倒だなと感じてスルーしてしまうところを掘り下げたような投資法なので、一定の手間はかかるのだと思います、逆にある程度の手間がかかるからこそこれからも有効なのでしょう。
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