長期投資であっても、どれくらいの頻度で、どれだけ株価が下落するか、というのを何となく知っていても損はないと思います。
過去の下落のパターンを知っているのと知らないのでは、下落相場に耐える気持ち、モチベーションも違ってきます。
過去のパターンを知っている方が、下落相場も腰を据えて対応できます。
第60回 株式ってどのくらい下がるの? 中国ショックの下げ局面から学べること
世界中の株式の動きをまとめた指数(MSCI World・現地通貨ベース・プライスリターン)
過去約45年間で、株式が5%以上下がった局面は15回あった
完全回復の期間が91カ月と最長となったのは72年12月からの下げ局面で、これは主に第一次石油ショックの影響
下落率が52%と最大だったのが2007年10月からの下げで、これはリーマン・ショック
天井から大底までの下落率が5%以上の下落局面は15回あったと言いましたが、10%以上は9回、20%以上も6回
5%超の下落局面は3年に一度くらい、10%以上の下落局面は5年に一度くらい、さらに20%を超える下落局面は、7.5年に1度くらい発生している
完全回復の期間が最長で91ヶ月ということは、約7.6=8年ということです。
長期投資をしていても8年というのは結構長く感じると思いますが、
過去から考えると、8年間ひたすら耐える必要がある場合もあるということですね。
また、リーマンショックの下落率は52%で、過去から見てもかなり大きな下落率だったことがわかります。
20~30年単位の長期間投資をするのであれば、リーマンショック級の下落に合う確率もありそうですね。
私の資産運用のメインはインデックスのバイアンドホールドなんで、ひたすら耐えるしかないんですが。(笑)
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