2016年8月19日金曜日

過去の株式相場の下落パターン 下落相場で株価はどれだけ下がるのか?

株式がどれだけ下がるかということに関して面白い記事があったので紹介します。

長期投資であっても、どれくらいの頻度で、どれだけ株価が下落するか、というのを何となく知っていても損はないと思います。

過去の下落のパターンを知っているのと知らないのでは、下落相場に耐える気持ち、モチベーションも違ってきます。

過去のパターンを知っている方が、下落相場も腰を据えて対応できます。


第60回 株式ってどのくらい下がるの?  中国ショックの下げ局面から学べること

世界中の株式の動きをまとめた指数(MSCI World・現地通貨ベース・プライスリターン
過去約45年間で、株式が5%以上下がった局面は15回あった
完全回復の期間が91カ月と最長となったのは72年12月からの下げ局面で、これは主に第一次石油ショックの影響
下落率が52%と最大だったのが2007年10月からの下げで、これはリーマン・ショック
天井から大底までの下落率が5%以上の下落局面は15回あったと言いましたが、10%以上は9回、20%以上も6回
5%超の下落局面は3年に一度くらい、10%以上の下落局面は5年に一度くらい、さらに20%を超える下落局面は、7.5年に1度くらい発生している 

完全回復の期間が最長で91ヶ月ということは、約7.6=8年ということです。

長期投資をしていても8年というのは結構長く感じると思いますが、

過去から考えると、8年間ひたすら耐える必要がある場合もあるということですね。


また、リーマンショックの下落率は52%で、過去から見てもかなり大きな下落率だったことがわかります。

20~30年単位の長期間投資をするのであれば、リーマンショック級の下落に合う確率もありそうですね。


私の資産運用のメインはインデックスのバイアンドホールドなんで、ひたすら耐えるしかないんですが。(笑)


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