2015年2月25日水曜日

「タックスヘイヴン TAX HAVEN」を読みました

タックスヘイヴン TAX HAVEN
橘 玲



を読みました。

商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
東南アジア最大のタックスヘイヴン、シンガポールのスイス系プライベートバンクから1000億円が消えた。日本人ファンドマネージャーは転落死、バンカーは失踪!マネーロンダリング、ODAマネー、原発輸出計画、北朝鮮の核開発、仕手株集団、暗躍する政治家とヤクザ…。名門銀行が絶対に知られてはならない秘密とは?そして、すべてを操る男は誰だ?
著者について
2002年、小説『マネーロンダリング』でデビュー。2006年、『永遠の旅行者』が第19回山本周五郎賞候補作に。他の著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法』がある。

経済系の小説は好きなジャンルですし、内容も面白かったので一気に読んでしまいました。

マニアックな経済ネタが随所にちりばめられています。

随所に出てくる節税スキームですが、個人投資家が真似るにははハードルが高すぎる気がしました。

以前、橘氏がどこかで「マニアックな節税スキームなどを小説の形で表現できたらお面白いと思う。」みたいな発言をしていました。多分、この本の事でしょう。

金融知識や投資のアイディアを求めて本書を読むと少し肩透かしをくらうかもしれませんが、それとは別にして金融系エンターテイメント小説としてお勧めです。

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