- 下げがキツイ相場
- 下げの要因を分析
- サブプライムローンの再燃と不透明感
- 米国不安による、円高とそれによる日本株安
- 季節のアノマリー効果による下げ
下げがキツイ相場
長期投資といえど、こう株価が下がると流石に精神衛生上良くないです。
下げ相場は買いだと言われていますが、この状況で買い進むのはかなり勇気がいります。
下げの要因を分析
最近の下げ相場の要因を分析してみました
- サブプライムローンの再燃と不透明感
- 米国不安による、円高とそれによる日本株安
- 季節のアノマリー効果による下げ(日本では1~6月がプラスのリターン。7~12月がマイナスのリターンになる確率が高い、特に小型株)
サブプライムローンの再燃と不透明感
これについては、相場の参加者は殆ど認識していると思います、なかなか解決しませんね。
米国不安による、円高とそれによる日本株安
円高になると日本株は下落する傾向があります。
これは日本企業が輸出に依存しているため、円高になると日本企業の収益が落ちるからです。
季節のアノマリー効果による下げ
最後に、季節のアノマリー効果による下げもあるのではないかと思っています。
日本では1~6月がプラスのリターン。7~12月がマイナスのリターンになる確率が高いと言われています。これは統計的に確認されたアノマリーと言われています。
特に小型株にその傾向が顕著です。
日本市場でも季節のアノマリーが確認されていますので、最近大きく下げている原因の一つになっているのではないでしょうか。
そう考えると、今のタイミングで、あたふたと焦って狼狽売りをするよりも、一呼吸置いた方がいいと思います。
個人的には、以前からそろそろ日本クラスのウェイトを下げて、ヨーロッパクラスのウェイトを上げようかと考えていたのですが、流石に最近の日本株の相場を見ていると、日本株を売る気になれません。
「季節のアノマリー」を理由に、しばらく様子見をして1~2月にポートフォリオを変更する予定です。