電力消費量から考えると、発表されているようなGDPではないのではないかという話です。
記事が正しいかどうかの判断はひつようですが、中国の発表が鵜呑みにするのは少し怖い気がします・・・
ちなみに、ファンダメンタル分析を行っている場合、判断の前提が間違っていたら結果も違ってきます。
中国の場合、どの情報がどれだけ正確なのかを判断することがそもそも難しいでしょう。
そんな、不正確な情報の上にさらに不確定なファンダメンタル分析を加えてもあまり意味がなさそうです。
だからといって中国への投資をいないというのはもったいないと思いますし、不確定な中で不確定な情報を元に利益を上げている人々もいます。
中国に全く投資をしないというのもリスクだと思います。
個人が中国に投資をする場合は、ETFかコストが安いファンドが良いと思います。または、中国ETFにオプションを利用してヘッジするのもありかもしれませんね。
私はよくわからないので、幅広く分散されているEEM(iShares MSCI Emerging Markets Indx)に投資をしています。
「電力生産と矛盾」 中国のGDP成長率に専門家が疑いの目
「電力生産と矛盾」 中国のGDP成長率に専門家が疑いの目
【大紀元日本7月21日】中国当局が発表した第2四半期のGDP成長率の信憑性が疑われている。7.6%との公表値に対して、英銀大手バークレイズと英コンサルティング大手キャピタル・エコノミクスが、実際の数値は約7.0%とみており、中国の実体経済は数値よりも悪化していると指摘した。
ウィキリークスが以前公表した公電によると、来春に首相に就くとみられる李克強・副首相は2007年、非公式の場で米政府関係者に対し、中国のGDPは「人の手が加えられている」「参考にしかならない」と漏らしていたという。GDPの数値よりも、電力消費量や鉄道の貨物輸送量、銀行の融資総額という3つの数値がより客観的だとの見方を示していた。
その中の1つとなる電力消費量は、GDP伸び率の鈍化ペースよりも減速が目立っている。中国当局の発表によると、6月の中国の電力消費量は前年同期比4.3%増と伸び率が減速していると同時に、電力生産量はさらにゼロ成長にペースを落としている。
一方、6月の工業生産は前年同期比9.5%増と当局は発表している。「これだけの成長率はゼロの電力成長率では実現できない。完全に矛盾している」。仏BNPパリバ(北京)のエコノミスト、ケン・ペン氏はブルーム・バーグの取材にこう指摘した。
「幹部がデータを作り、データが幹部を作る」との中国の俗語を引用した上、ブルーム・バーグは、中国の地方幹部はGDPなどの数値偽造で実績を拡大し、昇進の機会を狙っていると、データの操作疑惑の誘因を分析した。
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