2014年2月11日火曜日

NISA 日本の高配当株式に投資するETF 上場インデックスファンド日本高配当とNEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信の比較

NISA口座は損益が通算できないので、分散が効いている商品に投資するつもりです。

また、NISAでは配当金に課税がされません。
ということで、日本の高配当株式に分散投資するETFも候補として考えています。

候補のETFは2つあります。

上場インデックスファンド日本高配当

・銘柄コード:1698
・連動対象指数:東証配当フォーカス100指数
・決算日:毎年1・4・7・10月の各8日(支払い受益者確定日)
・信託報酬等:年率0.37524%以内
・最低投資金額:約13,000円

配当の状況は、直近の1年で調べると「6.7+7.2+7+7.6=28.5円」(1口当たり)



直近の基準価格は、124,972円÷100口=1,250円(1口当たり)


配当利回りは、28.5÷1,250=2.28%



NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信

・銘柄コード:1577
・連動対象指数:野村日本株高配当70
・決算日:毎年1・4・7・10月の各7日
・信託報酬等:年率0.32%以内
・最低投資金額:約17,000円

配当の状況は、直近の1年で調べると「195+11+168+24=398円」(1口当たり)

直近の基準価格は、17,161円

配当利回りは、395÷17,161=2.32%


比較する点と、気になる差ですが、

信託報酬で見た場合は、「野村日本株高配当70」の方がコストが安くて良いでしょう。

配当利回りはほとんど同じですが、「上場高配当」の方が4半期ごとの配当に差がなくコンスタントな配当が継続しています。
逆に「野村日本株高配当70」は4月と10月の配当額がかなり高くなっています。

なので、「野村日本株高配当70」は4月と10月を逃すとリターンが大幅に悪くなります、ドルコスト平均法や毎月買い増しをする投資法ならば「上場高配当」の方が向いているでしょう。
1回の配当を逃しても配当を取れなかったことによるリターンの低下が少なくてすみます。

コストと配当利回りで考えると、少しだけ「野村日本株高配当70」の方が優れている気がしますが、利用のしやすさ・バランスという点から考えると「上場高配当」の方が良さそうです。

「上場高配当」の方が癖がなく、利用しやすいETFだと思います。

参考になった記事
高配当株に投資するETF、その魅力と実力は?
ETF一覧 - 日本株指数 (テーマ別) -




山崎元氏の著書、NISAの解説もありでお勧めです。

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