2015年9月27日日曜日

キャタピラー売上高見通し下方修正 小松製作所も配当利回り3%台

重機メーカーのキャタピラーが売上高見通しを下方修正しました。

詳細は「キャタピラー売上高見通し下方修正、最大1万人削減へ」によります。

15年の売上高見通しを480億ドルとし、従来予想から10億ドル下方修正したとのことです。
業績については、15年の売上高見通しを480億ドルとし、従来予想から10億ドル下方修正した。減収は3年連続となる。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの予想平均は488億2000万ドル。
また16年の売上高は5%減の約456億ドルとなる見込みとした。主に利益率の高い製品の売上げが減少するとしている。
また、2018年までに最大1万人の人員削減を実施する方針とのことです。

重機メーカーは鉱山・エネルギー産業が低迷しているので、かなり苦戦をしているようです。

特に、キャタピラーは中国経済の減速による影響が大きいようです。今回の発表でキャタピラーの株価は前日終値比約8%下落し、5年ぶり安値を更新しました。


青線:キャタピラー、赤線:小松製作所

5年間のチャートになります、どちらも似たような動きをしていますが、ここにきてキャタピラー、小松製作所ともに一気に株価が下がっています。

中国の減速は長引きそうなので、重機メーカーの株価と業績は長期間低迷をするかもしれませんが割安バリュー株ではあると思います。

シクリカルな銘柄なので、市況が悪い時にコツコツと仕込んでおくという意味ではこれからが買場かもしれません。

多分本当の大底は、大幅減益がありPERが高騰する場面だと思いますが・・・。


小松製作所も配当利回り3%台


小松製作所もかなり割安株になっていますね。
配当利回りが3%台になっています。


世界的に重機メーカーの人気がなくなっているようです。

関連投稿


2015年9月23日水曜日

【ポートフォリオ】2015年9月23日 ポートフォリオ

私の運用は、

・ETFを利用したインデックス運用(メインの運用)

・高配当銘柄への配当再投資

・デリバティブ(カバードコールとキャッシュセキュアードプット)


いつもと同じですがポートフォリオの主力は、
 VB Vanguard Small-Cap
 VGK Vanguard European
 VWO Vanguard Emerging Markets


配当と、デリバティブからの現金(キャッシュ)を再投資できるポートフォリオの構築を目指しています。

ここ最近、ポートフォリオの投稿をするのを忘れていました、オプションのポジション以外は殆ど変化がありません。


個別株については、

配当の再投資はしていますが、それ以外に新規の追加投資はしていません。


デリバティブですが、

ETFを対象にカバードコールとキャッシュセキュアードプットを仕掛けています。大幅にポジションを縮小しました、レバレッジをできるだけかけないようにしています。

オプションに興味のある人はFirstradeが利用しやすいと思います。
(インタラクティブ・ブローカーズ証券も個人投資家には人気があるようですが、私は利用していないのでアドバイスはできません。)

朗報 Firstradeが日本人の新規口座開設を開始した様子

投資をしていて、つい熱くなることがあると思いますが、そんな時はこの本が頭を冷ましてくれます。個別株に大きく突っ込んでみたくなったときは、この本を一読すると良いと思います。

投資が趣味でない人は、この本を熟読してコツコツとインデックスファンドの長期間投資をするだけでそれなりの成果が得られると思います。



【日本株式】
なし

【外国株式 先進国】
VB Vanguard Small-Cap
VGK Vanguard European

【外国株式 新興国】
VWO Vanguard Emerging Markets

【セクター別投資】
PM PHILIP MORRIS INTERNATIONAL INC.
BTI British American Tobacco PLC (ADR)
MO Altria Group Inc
XOM Exxon Mobil Corporation
BP BP plc (ADR)
XLV Health Care SPDR

【オプション ~カバードコール・キャッシュセキュアードプット~】
EEM 01/15/2016 40.00 Put short
EEM 01/20/2017 42.00 Put short
EEM 12/18/2015 35.00 Call short
EFA 01/20/2017 68.00 Put short
EFA 06/17/2016 65.00 Put short
IWM 01/20/2017 124.00 Put short
IWM 06/17/2016 119.00 Put short
XLV 03/18/2016 76.00 Put short


<関連投稿>
現実的な運用利回り・リターンを目指す
【ポートフォリオ】2015年5月5日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2015年4月6日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2015年3月2日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2015年1月12日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2014年12月6日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2014年11月2日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2014年9月16日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2014年7月18日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2014年6月12日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2014年5月3日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2014年4月9日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2014年3月2日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2014年1月19日 ポートフォリオ

2015年9月22日火曜日

ビル・ゲイツ BPへ投資


ビル・ゲイツ BPへ投資

ビル・ゲイツがBPの株式を購入しているようです。

「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」のポートフォリオの情報によると、BPが2015年6月30日に追加となっています。

ビル・ゲイツは、以前からエネルギー関連企業に投資をしているようでしたが、BPは最近も追加購入をしているようです。

原油価格も下げ止まらないのでしばらく石油セクターには逆風下もしれませんがバリュエーションは安いと思います。


GuruFocus というサイトで有名な投資家のポートフォリオが調べられます。

2015年9月21日月曜日

ロシア 原油価格が40ドル割れで減産の可能性

ロシアも、原油価格が40ドル割れした場合は減産の可能性があるそうです。

ここのところの原油価格の下落はかなり急激だったので、産油国も相当辛いのではないでしょうか。
ロシアのテクステル副エネルギー相は18日、原油価格が1バレル=40ドルを下回った場合は減産に踏み切る可能性を示唆した。価格下落が産油量に影響する見込みをロシアが示したのはこれが初めてとなる。
歴史的に見てもロシアはあまり他国と足並みを揃えませんからね~
ロシアはこれまで、30バレルを切っても生産を縮小しないと主張しており、原油安を食い止めるために減産で歩調を合わせたい他の産油国から不満が出ていた。
テクステル副エネルギー相は記者らに対し「1バレル当たりの原油価格が40ドルを下回った場合、わが国は生産減に直面する公算が大きい」と言明。「40―45ドルで推移する状態が長期化すれば、石油会社はビジネスモデルを見直すだろう」と述べるとともに、「承認された従来のビジネスモデルは効果的に機能しなくなるだろう」と指摘した。 
原油価格は乱高下することが多いです、大幅な下落があると生産調整が行われて、次に価格が大幅に高くなるということを繰り返しています。

2015年9月19日土曜日

EEM(iShares MSCI Emerging Markets Indx)のカバードコール

EEM(iShares MSCI Emerging Markets Indx)のカバードコールをしました。

EEMを保有しつつ、コールをショート(売って)います。

3ヶ月先の限月のコールをショートして、だいたい1か月後をめどにバイバックをする予定です。(その理由やエビデンスは「東大卒医師が実践する 株式より有利な科学的トレード法 」によります。)


ネイキッドのプットショートと比べれば収益率は劣りますが、リスクは低い運用になります。

しばらくはあまりレバレッジの比率を上げないで保守的な運用をする予定です。

まあ、カバードコールはあまり収益性は高くありませんが、保守的かつ手堅い戦略なので精神的にも楽ですね。


<参考にしている本>


<関連投稿>
カバードコール(キャッシュセキュアードプット)と高配当銘柄の組み合わせ
オプショントレーディングならキャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put) 
【オプション】Covered Call(カバード・コール)って、最低投資額はいくら?いくら儲かるの?リターンは?
カバードコール(Covered Call)とは
オプショントレーディングならキャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)
プット・オプション(Put option)のデメリット・マイナス点
カバード・コールのまとめ
カバード・コール関連の本

<関連サイト>
マッタリ バリュー投資とカバード・コール(オプション戦略)

2015年9月18日金曜日

アメリカの利上げ見送りでも相場は下落 原因は何でも言える

アメリカの利上げは見送りとなりましが、相場は下落しました。

事前の雰囲気だと、利上げしたら相場が大きく崩れる、利上げを見送れば相場にはプラスという論調だったような気がしました。

ただ、実際にはアメリカが利上げを見送っても相場は下落しています。


アナリスト・コメンテーター・ファンドマネージャーといわれる人の見解をまとめてみると(個人的にまとめているだけですが)

・いつ利上げするのかという不透明感が残る。

・利上げを見送るということは、米国の景気に自信を持てないというネガティブな印象をあたえた。

・リスクを取る環境でない。

上記の理由により、利上げを見送ったが相場は下がっただそうです・・・


なんだかこじつけな気がするのは私だけでしょうか・・・・

「利上げを見送ったというのは、アメリカの景気に自信がない。」

ということは、「利上げをしたらアメリカの景気に自信がある=相場が上昇」となったのでしょうか?

それこそ、利上げをして相場が下落したら、「そらみろ、利上げしたから相場が下落した」と言っている気がします。

相場の上昇や下落の原因探しは何でもありなんだな~と、つくづく思いました。


個人的には、金利の上げ下げに関わらず、中国を中心とした景気後退の段階に入っている気がします。

色々なイベントが起きようとも基本的に相場は下落基調で、その下落の原因を後付するという感じでしょうか。

2015年9月8日火曜日

しばらくレバレッジをかけたオプション取引を控える ネイキッドのプットショートからの撤退

8月の下旬から、中国経済の減速懸念より相場が急落しました。現時点でも、急落前の株価水準に届いていません。

今後、相場が上昇するのか、下落するのかはわかりませんが、とりあえずレバレッジをかけたオプションの取引は控えようと考えています。

ここ2~3年は、レバレッジをかけたネイキッドのプットショートを積極的に行っており、収益も上がっていました。

ただ、取引している最中にもポジションのリスクが大きいとは感じており、どこかでクラッシュの予兆があったらすぐに手仕舞いをする予定でした。

今のタイミングがベストかどうかはわかりませんが、少なくとも大火傷にはなっていないので、粛々とポジションを処理していく予定です。

(出口戦略というか撤退のためのポジションの処理は精神的にも辛くて難しいことが多いです。損失を覚悟でどんどんポジションを閉じるのは気が重くなります。)


この本「東大卒医師が実践する 株式より有利な科学的トレード法 」にも書かれていますが、ネイキッドのプットショートはリターンが高いですが、シャープレシオは低くなっています。

要は、儲かるときは儲かるけど、マイナスになるときはそのマイナスも大きく、リスクが高いということです。


この類の、レバレッジが高くリスクが高い取引は、クラッシュ(暴落)がくると一発退場にさせれれる可能性があるので注意が必要です。

これからは初心に戻り、「カバードコール」か「現金確保のプット売り(通常のキャッシュセキュアードプット)」に戻ります。

(メインの投資、コア戦略はインデックス運用で、オプションはあくまでサブの運用、サテライト戦略になります。なので、ネイキッドのプットから撤退するといっても、ポートフォリオにおける比率はかなり低いです。)


私はあまり相場感が良くないので、自分が撤退をすると相場が上昇することが良くあります。

まあ、長く相場で生きることが収益を上げるコツだと思っているので、今回も変に欲をかかないで撤退をします。

2015年9月6日日曜日

野村日本株連続増配インデックス が発表される

野村日本株連続増配インデックス
野村日本株連続増配インデックスは、過去において一定期間、毎年連続して増配した銘柄(以下、連続増配銘柄)を構成銘柄とする日本株指数です。連続増配銘柄には、配当原資である利益の安定と、株主還元に積極的な経営姿勢という企業像をうかがうことができ、本インデックスではこうした連続増配銘柄群の株価動向を反映したパフォーマンスをパッシブ運用によって獲得することを目指します。
◆過去一定期間、毎年1株当たり実績配当金が増加した日本株式を組み入れます。
◆構成銘柄数は最大で150、最小で20とします。
◆構成銘柄は年1回見直します。
◆時価総額加重型の指数ですが、構成銘柄ウエイト上限を10%に制限することで、大型銘柄への極端なウエイトの偏りを抑制します。
◆投資可能性に配慮し、時価総額が小さい銘柄や流動性の低い銘柄の組み入れを抑制するためのスクリーニングを行います。 
だそうです。

詳しくは、金融工学研究センター のHPに書かれています。
連続増配銘柄に対する集中投資を可能にする形で構築された野村日本株連続増配インデックスは、市場に対し超過収益を生んでいる。その超過収益の源泉としては、連続増配という配当政策が中期的な収益拡大に対する企業側のシグナルとして株式市場で受け取られる短期的な側面と、収益拡大の確度が徐々に高まるにつれ、業績予想の上方修正等を通して好業績が株価に織り込まれる中期的な側面の両者が関係していると考えている。
TOPIXなどの指数に対をアウトパフォームしているそうです。「野村日本株連続増配インデックス」は、期待ができそうですね。

色々と探したのですが、現時点では構成銘柄がわかりません。

レポートには「※構成銘柄情報の閲覧や利用には、データサービス契約(有償)が必要。」と書かれているので、現時点で無料で構成銘柄は公表されていないのかもしれません。




日本株の配当系の投資について参考になりました。

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