詳細は「キャタピラー売上高見通し下方修正、最大1万人削減へ」によります。
15年の売上高見通しを480億ドルとし、従来予想から10億ドル下方修正したとのことです。
業績については、15年の売上高見通しを480億ドルとし、従来予想から10億ドル下方修正した。減収は3年連続となる。トムソン・ロイター・エスティメーツがまとめたアナリストの予想平均は488億2000万ドル。
また16年の売上高は5%減の約456億ドルとなる見込みとした。主に利益率の高い製品の売上げが減少するとしている。また、2018年までに最大1万人の人員削減を実施する方針とのことです。
重機メーカーは鉱山・エネルギー産業が低迷しているので、かなり苦戦をしているようです。
特に、キャタピラーは中国経済の減速による影響が大きいようです。今回の発表でキャタピラーの株価は前日終値比約8%下落し、5年ぶり安値を更新しました。
青線:キャタピラー、赤線:小松製作所
5年間のチャートになります、どちらも似たような動きをしていますが、ここにきてキャタピラー、小松製作所ともに一気に株価が下がっています。
中国の減速は長引きそうなので、重機メーカーの株価と業績は長期間低迷をするかもしれませんが割安バリュー株ではあると思います。
シクリカルな銘柄なので、市況が悪い時にコツコツと仕込んでおくという意味ではこれからが買場かもしれません。
多分本当の大底は、大幅減益がありPERが高騰する場面だと思いますが・・・。
小松製作所も配当利回り3%台
小松製作所もかなり割安株になっていますね。
配当利回りが3%台になっています。
世界的に重機メーカーの人気がなくなっているようです。