タイトルが刺激的だったので興味本位で読んでみたのですが、いい意味で裏切られました。面白くて真面目な本でした。
内容紹介
女性の管理職を3割増やすなら、
男性の家庭進出も3割増やすべし!
今や11万人ともいわれる「主夫」。キャリア女性たちの活躍の裏には、家事・育児を担う男性の姿があった。
圧倒的な年収差や健康上の理由、妻の転勤などで、労働戦線を離れざるを得ない人も多い。
主夫は個人の選択でなく、家族のサバイバル戦略として考えなければならない。
リアル主夫とその妻の取材をもとに描き出す現代夫婦の新しい肖像。
大黒柱妻・小島慶子さんと著者の対談のほか、主夫家庭の妻たちの座談会なども収録。
「専業主夫」とはありますが、単に主夫の話だけではなく、男性と女性の意識を共にかえる必要があるのではないかという真面目な主張の内容でした。
ちなみに、この本での「主夫」の定義は、「家事・育児を主体的に担う男性」とのことだそうです。
例えば、パートや派遣で働いている男性は「主夫」になりますし、働かないで家事と育児をしていれば「専業主夫」になります。
個人的に、男女が共に頑張りすぎないで家事育児に平等に参加できる社会システム、意識が必要ではないかとの主張は凄く納得できました。
著者の主張には賛成なのですが、やはりまだ社会システムは追い付いていないし、男性が家事育児に参加するにはある程度のダウンシフトが必要だ思います。
本ブログは投資系のブログなので、投資と絡めた話題として。
投資で種銭を蓄えて、多少資本(資力)に余裕ができれば、家族単位では男女が共に家事育児に参加できる環境になるのではと思います。
男女が共に家事育児に参加をして質の高い、時間的に余裕のある生活を送るには、投資をして種銭を作り、男女共にダウンシフトをして、時間的余裕を確保しましょうというところでしょうか。
ちなみに、家族の生活がかかった投資なので、リスクを抑えることが必須です。そういう意味では、インデックス運用が一番だと思います。
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