GLD SPDR Gold Shares のキャッシュセキュアードプット プットをショート
2018年1月3日に、GLD SPDR Gold Shares のキャッシュセキュアードプット、プットをショートしました。厳密にいうと、ショートしているポジションの現金を保有していないので、アンカバードのプットのショートです。
その代わり、LEAPS(期限が1年以上あるオプション)を利用しています。
- 期限は2019年1月18日
- ストライクプライスは$124
今回は特別に、現金を確保していないのでかなりリスクが高くなっています。金の価格が暴落すると損失が一気に拡大するポジションです。
ただ、金価格は株式市場と相関が低いので、「金の価格が急落=株価が上昇」という相場が想定されます。
金価格が急落した場合は株を売却して現金を調達する予定です。(もしくはショートしているプットオプションを買い戻して、再度プットオプションをショートしてもいいと思います。)
ここ1か月で金価格は急上昇しています、ベストなタイミングでの参戦ではないと思いますが、まあよしとしましょう。
短期で見ると12月の上旬が底値だったようです。
レバレッジをかけた取引になるので、数万円のオプションプレミアムのやり取りで、数百万円分のポジションをトレーディングすることになります。
コツコツと個別銘柄の分析をして個別銘柄を選定するよりも、資金管理に時間はかかりますが、オプションをトレーディングした方が時間当たりの効率は良いと思います。
個別銘柄の選択で、得をしたり損をしたりしているよりも、ETFを利用して効率的にレバレッジをかけて資産運用をした方がリターンが上がると思います。
あと、ポジションを清算する手間を効率化したいのであれば、カバードコールよりもキャッシュセキュアードプットの方がトレーディング数が少なくなるので、おすすめです。取引をシンプルにできるメリットがあります。
GLDは保有してもよいと思う
個人的に120ドル近辺であればGLDを購入してもいいと考えています。今回ショートしたプットオプションのストライクプライスは124ドルなので、少し高くなっているなという印象はあります。
この場合、既に124ドルならGLDを買っていいと判断しているので、キャッシュセキュアードプットはかなりおいしい取引になります。
基本的にGLDは暴落することはあまりありません。インフレを織り込んでて少しづつ価格が上昇しています。
まあ下落したとしても115ドル近辺ではないでしょうか。著名投資家である、レイ・ダリオ氏やポールソン氏も120ドル近辺でGLDを買っています。
急上昇をしてしまうと機会損失となりますが、その場合はまたキャッシュセキュアードプットを高いストライクプライスで行うか、様子見をすればいいでしょう。
まあ、今のタイミングで急上昇をするという確率は低いと思います。2~3ヶ月程度は、たぶんヨコヨコで120ドル近辺をうろうろとしているのではないでしょうか。
オプションを始めるならばKAPPA氏の本がおすすめです。凄く参考になります。日本語で書かれている本としてはベストです。
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