2012年9月28日金曜日

「イェール大学CFOに学ぶ投資哲学」デイビッド・スウェンセン著はお勧め

久しぶりに本棚をひっくり返して、昔買った本を読みなおしていました。
お勧めの本としてサイトの右側に表示してあるだけだったので、本書に関して記事を書きます。
この投稿を機会に、サイトの右側からは削除する予定です。

イェール大学CFOに学ぶ投資哲学
デイビッド・スウェンセン (著), 瑞穂 のりこ (著) 


2006年8月18日に出版された少し古い本になりますが、
書かれている内容は十分お勧めできます。

要点としては、
・分散投資をすること
・ポートフォリオのメインは株式とすること
・パッシブ運用をメインとすること(運用手数料等を考慮してアクティブ運用がパッシブ運用に勝つのは難しい)

要点だけをまとめると、何だかよく聞く内容で新鮮さがありませんが、
書かれている内容は結構面白いです。

特に、各アセットクラスの持つ性質が細かく分析されている部分などは必読です。
長期で資産運用をする際に必要な、各資産の持つ本質的な性格が理解できます。

また、個人的に一番面白い部分として、
業界の裏事情が細かく書かれていて、低コスト運用をする際の参考になります。
騙す(手数料を多く取りたい人々)人間もよくも色々と考えつくものだと関心してしまいます。(笑)

ちなみに、少し古い本だからかもしれませんが、あまりブログでも紹介されていません。
まあ、発売されて時間がたっているので図書館で借りた方がいいかもしれませんね。

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