橘氏の考え方はウォーレン・バフェットやジム・ロジャースと同様で、
金は鉄・銅などの金属と異なり工業用として価値がなく、採掘されて退蔵されるだけ。
かつ、株や債権のように配当をうけられないというのが理由だそうです。
金に価値があるのはひとびとが「金に価値がある」と思っているからで、貨幣と同じでその実体は共同幻想です。~金投資は純粋なギャンブル(投機)なのです。(P.113)なるほど、このあたりの考え方は山崎氏とも似ていると思います。
リーマンショックの直後、金価格は50ドル台から25ドル台まで約半分に下落しました。(P.114)単純に相場が下落したから、金の価格が上昇するというわけではないようです。
素人の直感的な思いつきで儲かるほど相場は甘くないのでしょう。
日本の国家破産に備える資産防衛マニュアル 橘玲
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