2014年6月2日月曜日

中小型株のファンだメンタル分析 バリュー投資をやめてリターンが向上しました

もともとデートレーディングやスウィングトレードなんかをしていましたし、投資方法については色々と試行錯誤をしてきました。

そんな中で、中小型株のファンダメンタル分析&バリュー投資をやめてリターンが向上したと思います。

昔は、時間を見つけては中小型株のファンダメンタル分析をあれやこれやとしていました。
特に、PERやPBRは安ければ良いだろうということでワイドモート(競争優位性)がないようなバリュー銘柄を良く購入していました。

当然、大型株はそこまで割安になることがないので、結果的には中小型株への投資が多くなります。

中小型株でファンダメンタル分析が成功したというよりも、突然期待を裏切る好決算を発表したりして物凄く儲かったりしましたが、(50~100%近いリターン)その様な割合は非常に低くて、20銘柄中1銘柄という感じでした。

そもそもあまり資金もなく、多くて10銘柄程度しか分散投資ができないので5銘柄は鳴かず飛ばず、4銘柄は大幅な損、1銘柄は調子が良い。というような感じのことが多かったです。

結局トータルで見るとTOPIXに負けている場合も多かったと思います。

時間をかけてファンダメンタル分析をして、ファンダメンタル分析で上手く銘柄を選択したというよりは、中小型株に幅広く分散投資をして、大当たりの銘柄をラッキーで拾うような投資方法でした。

ここ数年はインデックス運用とカバードコールとキャッシュセキュアードプット、個別株は大型バリューにしてリターンが安定してきています。

大型高配当銘柄は大当たりはありませんが、業績が安定しているのでリターンも安定しています。特にアメリカ株はコンスタントに右肩上がりなので長期投資が報われる気がします。

中小型株のファンダメンタル分析は非常にハードルが高く難しい投資方法だと思います、リターンを安定させるという意味では大型バリューも組み入れた方が良いでしょう。

超・株式投資 (Modern Alchemists Series No. 122) にも書かれていますが。
P.69「小型株効果が、非常に数少ない銘柄の飛び抜けたリターンであることを示しました。」

中小型バリュー株を探すのは宝探しみたいでとても楽しいのですが、私はリターンが伴いませんでした。リターンを安定させるためには一部、大型バリューを組み込んだ方が良いでしょう。

日本株について言えば、この本で紹介されている企業に長期で分散投資をすればかなり安定した配当がもらえると思います。株式・Jリートで賢く稼ぐ! 配当パワー投資入門

自分だったら中小型株からファンダメンタル分析で大当たりを当てられるだろうと勘違いをして何年か投資をしていましたが、最近やっと諦めがつきました。(笑)

ビスマルクの「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。」という言葉があるように、歴史に学びたいですね。

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