2014年6月23日月曜日

「投資の大原則」を読みました

「投資の大原則」を読みました。


著者は

バートン・マルキール氏(ウォール街のランダム・ウォーカー <原著第10版>―株式投資の不滅の真理

チャールズ・エリス氏(敗者のゲーム―金融危機を超えて<原著第5版>

です。

コツコツと節約をしてインデックス運用を長期間続けなさいという本、超王道の投資法です。

既に投資の本を読んでいる人は知っていることが多いですが、本当に大切なことを復習するという意味では良い本だと思います。

特に気になった個所の抜粋は
仕事でもスポーツでも
人間が何かを成し遂げようとするときに
成功の鍵となるのは、
忍耐力、努力の継続、そして
ミスを最小限にとどめること。
投資において「ミスを最小限にとどめること。」というのは凄く重要ですね。

他には
株価の動きを予想するということは、他の投資家が全力を尽くして今立てている予想が、いかに変化するかを言い当てることだ。
プロが全力でしている予想の先を素人が行くのは無理でしょう。
投資リターンを確実に増やす一つの原則は、
投資コストを最小限にすること。
まあ、至極当然ですが、意外とリターンに目が奪われて忘れがちになります。

ちなみに、この本は「自宅を購入すること」を進めています。
その最大の理由は、自分の生活の質を高めるためとのことです。

投資系の本では、持ち家は非合理的だと非難されることが多いですが、その点では少し珍しいですね。
確かに、家を持つことで本人が心から満足ができるのであれば、それはそれでありだと思います。

お勧めのETF一覧も参考になります。オーソドックスなETFですが、経費も安いので良い投資対象でしょう。

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