竹田和平氏保有株絞る、ROE重視で大型-経営も恩返し大切
四季報を読んでいると、小型バリュー銘柄の株主の欄に竹田氏の名前が出ていることも多いので、小型バリュー株へ投資している人はファンの方も多いのではないでしょうか。
最近、ブルームバーグで竹田氏の投資方針が変更になるとのニュースがありました。
保有株の大幅な見直し中だ。小型株を売り、最終的に数銘柄の大型株に絞る。選別の際は株主資本利益率(ROE)を重視
竹田氏は3年前から保有銘柄数を8割以上減らしたことを明らかにし、「これからはROEを気にする会社が良い」と述べた。10年後にROEが20倍になるのではないかと思える会社に投資するとし、損得にかかわらず、保有する小型株は売り続け、6、7銘柄の大型株に投資資金を集中する方針だ。「リスクヘッジもそれだけすれば十分」と言う。屋台骨のしっかりした大企業に業種を分散すれば6~7銘柄でも十分に分散が効くでしょう。
この辺りは、バフェット氏とも似た考えなのかもしれませんね。
竹田氏によると、最終的に絞り込もうとしている6、7銘柄の中には配当利回りの高さ、自社株買いの実施などROE重視の姿勢を見せる総合商社3社が含まれる。総合商社は個人的にも面白いと思っています。特に、自社株買いを進めている三菱商事 、三井物産なんかは投資したいですね。
竹田氏が狙っている総合商社に三菱商事 、三井物産が含まれているのではないかと勝手に想像しています。
小型バリュー株は少数のハイリターンによって全体のリターンが支えられています、必然的に多くの株を持つ必要があります。
なお、大型株はリターンのばらつきが少ないので10銘柄程度に分散ができれば十分だと思います。
そういう意味で、竹田氏が大型の優良株にポートフォリオを絞るのは合理的なのかもしれませんね。
竹田氏の本は依然読んだことがあります、入門書として面白いと思います。
ただ、古い本なのでROE重視の大型株を進めていなかった気がします。
1 件のコメント:
竹田氏の投資銘柄は東証2部などの小型株中心ですよね.そして高配当やPER、PBRが良い物も多く見られます.しかし流動性についてはどうなんでしょうか。
竹田和平氏の投資方針をいままでの小型株から大型株へと変更は、そういう点も留意しての事でしょうか。
コメントを投稿