2015年6月14日日曜日

バフェットは企業への出資と経営哲学

最近、一度読んで面白かった本を読み返しています。

ウォーレン・バフェットの投資スタイルを端的に表現している記載があったので、備忘録がてらに投稿します。
ウォーレン・バフェットは、投資というよりも当該企業への出資であり、投資哲学よりも経営哲学に近いのですが、「自分の得意領域に集中すべきである」と主張し、不得意分野からは撤収したこともあります。
バフェットは投資家というよりも、成功した保険会社のCEOという気がします。

この本常識力で勝つ超正統派株式投資法 (角川フォレスタ)は中長期のトレーディングを薦めている本ですが、内容はとても面白いです。

私の「長期分散投資でマーケットタイミングを読まない投資方法」とは投資方法が異なりますが、書かれている内容は勉強になります。

いい本であれば、異なる考えの本でも読む価値はあると思っています。

マーケットの大底を狙って中長期でトレーディングをするスタイルの人にはかなりお勧めです。(個人的にはマーケットの天井と大底を見極めることはできないと思うんですけどね・・・)


 
どちらかというと、今の日本では、トレーディング寄りの投資スタイルの方がメジャーなのでしょう。上手くトレーディングができれば、利益率は高いでしょうし。


 
マーケットタイミングは読めないと達観して、アセットアロケーションを重視するのであればこの本がお勧めです。

<関連投稿>
・「常識力で勝つ超正統派株式投資法」を読みました お勧めです

2015年6月8日月曜日

「投資は「きれいごと」で成功する――「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール」を読みました

投資は「きれいごと」で成功する――「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール



を読みました。

かなり、“きれいごと”が書かれています。(個人的は、賛同しかねたり、と少し疑問に感じる個所がありました。)

ただ、ファンドの運用方針が書かれている個所はとても参考になりました。

・業績の予想をしない

・しっかりしたビジネスをしている銘柄に分散投資

・毎日、組み入れた目標以上になった銘柄を売却をして、組み入れた目標以下になった銘柄は購入する(コンスタントにリバランスをする)

著者も書いていますが、小型でライバルが少ない銘柄で、値上がりしたら売却をして、値下がりしたら追加購入をする地道な作業を毎日するのがファンドのリターンの源泉だとのことです。

また、この強みは大規模なファンドやプロは真似しにくいため、長期間有効だと書かれています。

イコールウェイトファンドに近い運用ですね、成功する確率が高い戦略だと思います。(このような戦略のリターンが高いエビデンスは多数報告されていた気がします。)

きれいごとが色々と書かれていますが、実際はかなり本格的な投資理論に裏打ちされたバリュー系の戦略だと感じました。

ネグレクト効果を積極的に利用しているのでしょう。
アナリスト人数の少ない銘柄群がアナリスト人数の多い銘柄群のリターンを上回ることはネグレクト効果と呼ばれ、日米で研究報告されている。
個人投資家にも有効な戦略だと思います。5,000万円~1億円位を日本株にかけられる資力があるのであれば、こういった運用をしてみるのも面白そうですね。

2015年6月7日日曜日

2015年6月5日 ポートフォリオ

私の運用は、

・ETFを利用したインデックス運用(メインの運用)

・高配当銘柄への配当再投資

・デリバティブ(カバードコールとキャッシュセキュアードプット)

いつもと同じですがポートフォリオの主力は、
 VB Vanguard Small-Cap
 VGK Vanguard European
 VWO Vanguard Emerging Markets


配当と、デリバティブからの現金(キャッシュ)を再投資できるポートフォリオの構築を目指しています。

ここ数ヶ月は殆どポジションの入れ替えもなく、毎月変わり映えのしないポートフォリオです・・・。


個別株については、

エクソンモービル(XOM)とアルトリアグループ(MO)をほんの少しだけ追加購入しました。キャッシュセキュアードプットから得た現金で追加購入をしています。


デリバティブですが、

ETFを対象にカバードコールとキャッシュセキュアードプットを仕掛けています。

少しだけ個別株へのキャッシュセキュアードプットを仕掛けていますが、これは購入する前提でとっているポジションになります。
権利が行使された場合は、そのまま長期保有に移行します。

今月は、全てのポジションがキャッシュセキュアードプットです。
(キャッシュセキュアードプットはプットをショートしているだけなので、ポジションを閉じるのがカバードコールよりも楽です。なお、カバードコールでポジションを閉じる場合は、コールをバイバックした後に保有している株式を売却する必要があり、ポジションから撤退するにあたりキャッシュセキュアードプットよりも取引回数がおおくなります。)

長期のLeapsのポジションを追加しました。それ以外は機械的に取引をしています。

オプションに興味のある人はFirstradeが利用しやすいと思います。
(インタラクティブ・ブローカーズ証券も個人投資家には人気があるようですが、私は利用していないのでアドバイスはできません。)

朗報 Firstradeが日本人の新規口座開設を開始した様子


私が利用している日本の証券会社はSBI証券です。

ネット専業で手数料が安いお勧めの大手証券会社は、SBI証券、マネックス証券、楽天証券です。外国株式手数料は3社ともほとん同じですが、為替の手数料などは微妙に異なるようです。
(正直、大手3社ならどこも似たり寄ったりで一長一短あるので、ここを選んでもあまり違いがない気もします。)


何度も敗者のゲームの最新版を読み直しています。やっぱりこの本は良書ですね。

投資をしていると、ついつい熱くなりがちですが、頭を冷ましてくれます。何となく個別株に大きく突っ込んでみたくなることが多々あるときは、この本を一読すると良いと思います。

投資が趣味でない人は、この本を熟読してコツコツとインデックスファンドの長期間投資をするだけでそれなりの成果が得られると思います。



【日本株式】
なし

【外国株式 先進国】
VB Vanguard Small-Cap
VGK Vanguard European

【外国株式 新興国】
VWO Vanguard Emerging Markets

【セクター別投資】
PM PHILIP MORRIS INTERNATIONAL INC.
BTI British American Tobacco PLC (ADR)
MO Altria Group Inc
XOM Exxon Mobil Corporation
BP

【オプション ~カバードコール・キャッシュセキュアードプット~】
EEM 01/15/2016 40.00 Put short
EEM 01/20/2017 42.00 Put short
EEM 07/17/2015 42.01 Put short
EEM 08/21/2015 42.50 Put short
EFA 01/15/2016 65.00 Put short
EFA 01/20/2017 68.00 Put short
EFA 07/17/2015 66.00 Put short
EFA 09/18/2015 66.00 Put short
IWM 01/15/2016 122.00 Put short
IWM 01/20/2017 124.00 Put short
IWM 07/17/2015 124.00 Put short
IWM 09/30/2015 125.00 Put short
XLV 01/15/2016 75.00 Put short
XLV 09/18/2015 73.00 Put short
XOM 06/19/2015 87.50 Put short
XOM 07/17/2015 87.50 Put short



オプション、キャッシュセキュアードプットとカバードコールを利用した戦略については上記の本がお勧めです。

<関連投稿>
・現実的な運用利回り・リターンを目指す
・【ポートフォリオ】2015年5月5日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2015年4月6日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2015年3月2日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2015年1月12日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2014年12月6日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2014年11月2日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2014年9月16日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2014年7月18日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2014年6月12日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2014年5月3日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2014年4月9日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2014年3月2日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2014年1月19日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2013年12月7日 ポートフォリオ

2015年6月1日月曜日

普通のサラリーマンがインデックス投資で億り人を目指す オプション(デリバティブ)でレバレッジをかける

普通のサラリーマン(年収が300~600万円くらいでしょうか)が、インデックス運用をメインで
億り人を目指す場合はどのような方法があるのか少し妄想してみました。

現実的に可能であるかではなく、何となくどんな方法があるのか考えてみただけなので、あまり真面目に参考にしないで下さい。


1.運用期間を長くとる

20~30年、さらに40~50年くらいまで運用期間を長くとれば、それだけ“億り人”に近づく可能性が高くなりそうです。
デメリットとしては、あまり長期にしてしまうと資産を利用して人生を楽しむ前に寿命が尽きてしまいます。

ケインズの事がを借りれば、「長期的には、我々はみんな死んでしまう」ですね。
雇用,利子および貨幣の一般理論 (上) (岩波文庫)

あの世にお金は持っていけません。資産額を大きくすることが目標でないのであれば、運用期間を長期にとり過ぎてお金を上手く使えないのは本末転倒でしょう。


2.信用取引でレバレッジをきかせる

これは効果が大きいです。相場が想定通りに動いた場合は、リターンが爆発的に向上するでしょう。ただ、思惑とは逆に動いた場合のダメージが大きいので注意が必要です。

私は、信用取引を利用していないので詳細な検討はしません。


3.オプションでレバレッジをきかせる

信用取引や先物よりかはオプションの方がミドルリターン・ミドルリスクのポジションをとることが可能です。オプションはリスクリターンを調整しやすいです。レバレッジのコントロールは難しいですが、上手く使えばリターンが向上します。

個人的に実践しているのは「3.オプションでレバレッジをきかせる」です。

この方法で億り人が達成できるのかは不明ですが、インデックス運用のリターンにアクセルを効かせることは可能です。
ただ、デメリットして相場が想定と反対方向に動いた場合は、当然損失が拡大します。できるだけ早く(この期間の考え方は個人差が大きそうです。)億り人をインデックス運用など保守的な運用方法で達成したいと考えている人には一つのアイディアではあると思います。

インデックス運用のリターンは大体5%程度というのが現実的な数値です。
サラリーマンの場合は投資額はおのずと決まってくるので、あとはオプションを利用した取引でどれだけリターンを向上させられるかがポイントとなります。

「早く大金を儲ける=個別株、先物、信用」という個人投資家が多いと思いますが、「早く大金を儲ける=オプションでレバレッジをかける」というアプローチもありかなと思いました。

私は、強欲になり過ぎて資産を失いたくないので、レバレッジはあまりかけていません。

なので、この方法を推奨するというよりも、手段の一つとしてあるかなと思っているだけです。

レバレッジを高くすることには反対ですしおすすめもしません!



2015年5月16日土曜日

2015年5月16日 小松製作所 (6301)のPER・PBR・配当利回り



小松製作所(6301)は定期的にウォッチしている銘柄です。

コモディティー価格に大きく影響はされますが、業界としては新規参入があまりないオールドエコノミーで、株価も市況によって割安になることが多い銘柄です。

シクリカル銘柄(景気敏感株)ですね。

このタイプの銘柄は、市況により割安に購入できるチャンスがあるので、好きです。


また、コマツは商品市場に大きく左右されるビジネスモデルなのに、安定的に利益を上げて配当を継続している点は凄いと思います。

ただ最近は業績があまり良くないようです。

「優等生」コマツを追い込んだ、2つの"誤算" リーマン危機以来の異常事態に打つ手なし?
2015年度(2016年3月期)は売上高が1兆8800億円(前期比5%減)、本業の儲けを示す営業利益が2210億円(同8.7%減)と、減収減益を予想している。

コマツが期初時点から営業減益予想を発表するのは、リーマンショックの影響をモロに受けた2009年度以来、6年ぶりのこと。

2014年度は、売上高1兆9786億円(同1.3%増)、営業利益2420億円(同0.7%増)で着地した。多くの輸出企業と同様、円安の恩恵を多分に受けていながら、売上高、利益とも横ばいを維持するのがやっとだった。

原因としては、

・中国事業の売り上げ減少

・3年以上続いている鉱山機械の需要縮小

だそうです。






不振の要因を考慮しながら今後の業績を予想をすることはかなり困難なので、個人的には業績の予想はできないと考えています。

業績の予想をしないのであれば、長期で保有をして配当を再投資する銘柄として業績が悪くて割安な今の時期に仕込んでおくというのも面白いと思います。

ちなみに、業績の予想をしないというプロ(ファンドマネージャー)もいるそうです。
投資は「きれいごと」で成功する――「あたたかい金融」で日本一をとった鎌倉投信の非常識な投資のルール

コマツは典型的なシクリカル銘柄(景気敏感株)なので、素直にPERを使いにくいというのが難しいですね。

PERが高い時に買い、PERが低くなったら売るという方法もあることを頭に入れておいた方が良いでしょう。(←景気敏感株への投資方法)

単純なPERの高低よりも、PBR、配当利回り、長期でのEPSの水準を総合的に見るのが有効だと思います。

個人的には、個別株に資金を回す余裕がないので、もうしばらくコマツへの投資は保留です。(保留というか、したくてもできない感じですが・・・)




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