2015年12月30日水曜日

2015年 オプションのリターンを総括(カバードコールとキャッシュセキュアードプット)

2015年 オプションのリターンをざっくりと計算しました。

大雑把に計算をすると、+2.75%ほどの年率リターンがありました。

なお、2015年は個別銘柄へのキャッシュセキュアードプットやLDS(リープスダイアゴナルスプレッド)やレバレッジかけた取引もしていたので、インデックスに対して単純にカバードコールとキャッシュセキュアードプットをしていたわけではありません。

色々と細かい点は違いがありますが、私がベンチマークとしているのはIWM、EFA、EEMのインデックスになります。



IWMの年率リターンは、-4.74%

EFAの年率リターンは、-2.54%

EEMの年率リターンは、-16.58%

上記のETFに均等に投資をした場合の年率リターンの概算は-7.95%となります。


単純にインデックスに投資をしていた場合はマイナスでしたが、オプション戦略(カバードコールとキャッシュセキュアードプット)を併用することで、リターンがプラスになったのは上出来ではないかと思っています。

主観を排して、かなり機械的に投資をしていますが、そこそこ上手くいっているので2016年もこの調子でコツコツとオプションを併用して投資をしていくつもりです。

個別銘柄のファンダメンタル分析をするよりも、オプション戦略(カバードコールとキャッシュセキュアードプット)の方が遥かに時間がかからないで、リターンも向上しやすいと思います。

まあ、カバードコールとキャッシュセキュアードプットは上値が限定されているので大きく儲けることは難しいですが、その反面で利益になる確率は格段に高いです。

インデックス運用 ⇒ オプション戦略 ⇒ 個別株投資(ファンダメンタル分析)

というのが投資に取り組む順番としては効率的だと思います。

また、オプションをするのであれば、KAPPA氏の本がお勧めです。オプションを利用したからといい必ず儲かるというわけではありませんが、効率的に高確率でインデックス運用を補完することができる戦略だと思います。


<参考にしている本>


<関連投稿>
カバードコール(キャッシュセキュアードプット)と高配当銘柄の組み合わせ
オプショントレーディングならキャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put) 
【オプション】Covered Call(カバード・コール)って、最低投資額はいくら?いくら儲かるの?リターンは?
カバードコール(Covered Call)とは
オプショントレーディングならキャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)
プット・オプション(Put option)のデメリット・マイナス点
カバード・コールのまとめ
カバード・コール関連の本

<関連サイト>
マッタリ バリュー投資とカバード・コール(オプション戦略)

2015年12月29日火曜日

オプションの雑所得 必要経費にAmazonポイントを利用した場合

オプションの雑所得ですが、

オプションの取引に必要な書籍や文房具などを購入した場合は、その費用を必要経費として雑所得から差し引くことが可能だそうです。

また、必要経費(書籍や文房具の購入費)にAmazonポイントを利用した場合ですが、アマゾンポイントを利用した部分も費用として認められるようです。


例として、1,000円のオプション関連の本を購入したときに、

700円はクレジットカード(現金)で、もう300円はアマゾンポイントで支払いをした場合、

700円の必要経費がかかったのではなく、1,000円の必要経費がかかったとして確定申告をして良いらしいです。

(ちなみに、商品を購入してポイントがついた場合は、そのポイントを収入として申告しないといけないそうです・・・)

また、海外の証券会社を利用して得たオプションの収入については、確定申告が必須です。


※最終的な判断は所管の税務署に確認して下さい。上記の内容はあくまで私が確認した範囲の情報です。

2015年12月14日月曜日

2015年12月14日 ポートフォリオ

私の運用は、

・ETFを利用したインデックス運用(メインの運用)

・デリバティブ(カバードコールとキャッシュセキュアードプット)

ポートフォリオの主力は、
 VB Vanguard Small-Cap
 VGK Vanguard European
 VWO Vanguard Emerging Markets

デリバティブからの現金(キャッシュ)を再投資するポートフォリオの構築を目指しています。

今月は先月とポートフォリオの保有銘柄は全く変わっていません。オプションのポジションは変化しています。


デリバティブは、

ETFを対象にカバードコールとキャッシュセキュアードプットを仕掛けています。現在は少しだけレバレッジをかけています。

本業がある人(サラリーマンとか)でも、オプショントレーディングは特に問題なくできると思います。KAPPA氏の本がお勧めです。

多分個人投資家と相性がいい戦略はカバードコールとキャッシュセキュアードプットでしょう。(手間が少なくて勝率が高い、当然マイナス面としては収益性が劣る。)

オプションに興味のある人はFirstradeが利用しやすいと思います。
(インタラクティブ・ブローカーズ証券も個人投資家には人気があるようですが、私は利用していません。)

朗報 Firstradeが日本人の新規口座開設を開始した様子


私が利用している日本の証券会社はSBI証券です。

ネット専業で手数料が安いお勧めの大手証券会社は、SBI証券、マネックス証券、楽天証券です。外国株式手数料は3社ともほとん同じですが、為替の手数料などは微妙に異なるようです。
(正直、大手3社ならどこも似たり寄ったりで一長一短あるので、ここを選んでもあまり違いがない気もします。)


投資をしていて、つい熱くなることがあると思いますが、そんな時はこの本が頭を冷ましてくれます。個別株に大きく突っ込んでみたくなったときは、この本を読むと冷静になります。

投資が趣味でない人は、この本を熟読してコツコツとインデックスファンドの長期間投資をするだけでそれなりの成果が得られると思います。単発でインデックスに勝利することはあると思いますが、コンスタントに長期間インデックスに勝つ&個別株投資で大きな損をしないというのは難しいと思います。



【日本株式】
なし

【外国株式 先進国・新興国】
VB Vanguard Small-Cap
VGK Vanguard European
VWO Vanguard Emerging Markets

【セクター別投資】
XLV Health Care SPDR

【オプション ~カバードコール・キャッシュセキュアードプット~】
EEM 01/20/2017 42.00 Put short
EEM 02/19/2016 35.50 Put short
EEM 03/18/2016 36.00 Put short
EFA 01/20/2017 68.00 Put short
EFA 02/19/2016 61.00 Put short
EFA 06/17/2016 65.00 Put short
IWM 01/20/2017 124.00 Put short
IWM 03/18/2016 119.00 Put short
IWM 06/17/2016 119.00 Put short
XLV 03/18/2016 69.00 Put short
XLV 03/18/2016 71.00 Call short
XLV 03/18/2016 72.00 Put short



<関連投稿>
現実的な運用利回り・リターンを目指す
【ポートフォリオ】2015年11月4日 ポートフォリオ
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2015年11月21日土曜日

「なぜ専門家の為替予想は外れるのか」を読みました

「なぜ専門家の為替予想は外れるのか」を読みました。


内容紹介
世界トップクラスの金融機関の外国為替最前線でディーラーを30年続けたプロ中のプロが教える“素人が絶対知っておきたい為替相場のおそろしい現実"。プロでも七転八倒する外為市場で素人がFX参入してもたったの1%しか勝ち続けられない本当の理由。プロは圧倒的な情報量の元戦う体制が整ってるのに対して、素人がFXをやるに際しては戦う体制すら整っていないのだから負けて地獄を見るのは当然。それでも痛い目に遭いたくない人にこっそり教える、プロの情報の取り方・分析法、真っ当な相場予想が個人投資家に届かない理由、テクニカル分析をプロが使わない理由、ヘッジファンドに関する情報の99%はウソの理由、外為市場のプロの常識・非常識などなど、ヘッジファンドも経営したことのある、“中にいた人しか知らない"為替の専門家たちの秘密とものすごい仕事術のすべてを公開! 
著者について
富田公彦(とみた・きみひこ)
1957年宮崎県生まれ。元JPモルガン・チェース銀行為替資金本部副本部長。
東京大学経済学部経済学科卒業後、株式会社富士銀行入行。 1982年同行国際資金証券部資金為替課配属。以後31年間にわたり金融市場(主として外国為替市場)のフロント業務に従事。JPモルガン・チェース、モルガン・スタンレー、ステート・ストリートなど米系金融機関の市場部門に通算25年以上勤務。取締役副社長としてケイマン籍のヘッジファンドを経営。2013年金融市場より引退。現在、参議院議員、中西健治事務所の政策スタッフを務める。 
私が好きな山崎元氏の推薦図書にもなっています。

「第256回 推薦図書「なぜ専門家の為替予想は外れるのか」(富田公彦著、ぱる出版)」

期待が高かったのですが、結構面白かったです。

結論から言えば、プロでも難しいというか当たらないし、そもそも為替予想が不可能な為替相場にたいして素人が挑戦するのはやめなさいという内容です。

語り口も面白くユーモアもあるので、読んでいて飽きません。
(人によっては少し慇懃無礼で嫌味な語り口を感じるかもしれませんが、書かれている内容はまっとうで参考になります。

為替予想があたらないバックグラウンドや理論が判りやすい語り口で解説されています、また書き方は判りやすいが内容や理論は高度だと思います。

語り口が判りやすく、ユーモアのある話がちょこちょこと挿入されているので、読み物としても十分に楽しめます。

ただ、全体の流れとしては為替予想があたらない理由を説明しているので、そもそも為替予想が当たらない、予想できないということが理解している人は少し食傷気味になるかもしれません。(そもそも為替予想が当たらないなんて理解してるんだから、何度も同じことを言うなよ!と感じるかも。)

為替関連の本として、個人的に結構お勧めです。

「高金利通貨はインフレ通貨なので長期的には下落し、低金利通貨はデフレ通貨なので長期的に上昇する。ただ、理論的と現実はことなり、短期的には逆の動きをする場合が多い」との記載がある点はとても参考になりました。

このあたりの記載が逆に書かれていたり、はっきりと書かれていない本は著者のレベルが低いので信用しない方が良いでしょう。

「外国為替は資産ではない。単なる通貨の交換比率」

との記載もその通りですね、株式や債権と一番の違いです。資産は理論的にはリターンを得られることになっていますが、交換比率はべつにリターンを産みません。

ちなみに、私自身は、為替予想ができるとは思っていませんし、為替予想をもとにポジションはとっていません。そもそも為替相場はゼロサムゲームで、買い手の反対には売り手がいて、どちらかが損をするゲームだと思っています。

2015年11月15日日曜日

「ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇 2016」を読みました

「ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇 2016」を読みました。


前書の全面改訂版になります。

税金についての知識が明快かつ体系的にまとめられており、とても勉強になりました。

2016年版も前回と同様に、シンプルで明快な語り口が良いですね。

税金は投資における重要な要素なので、投資をしている人は読んで損はないと思います。
「投資と税制、手数料の深い闇」を突いて好評を博した前書を全面改訂。単なる制度の解説に止まらず、マイナンバーなど新制度をどう使えば儲かるのか? 誰もが知りたいノウハウをズバリ解説する。
電子版は、書籍版未収録の「投資商品のメカニズム」3章分を大幅加筆。
◎制度改正の目玉は非課税特典の廃止
◎マイナンバー制導入で所得が丸見えに
◎2015年末で債券やMMFの非課税特典がなくなる
◎申告不要制度を活用するなど高度な税務戦略も必要
◎NISAを有効に活用できるのは「ミドルリスク・ミドルリターン商品」
◎総合課税の譲渡所得は高額所得者にとってかなり使えるが、雑所得は最悪
◎外貨預金は「利子所得+雑所得」となる最悪の商品
◎「損益通算」と「損失の繰越し」を活用せよ
特にインデックス運用は大勝もしないが、大負けもしない運用です。

要は、コストや税金を最適化することが肝になります。

個別株運用のように大勝することがないので、コツコツと費用を削減することが大切です。

そうしないと、ただでさえ限られているリターンがドンドン税金やらコストで削られていきます。

投資をしている人はかなり参考になると思いますが、特に費用や税金に敏感な投資家にお勧めです。

(税金の勉強も、パズルやゲームみたいなものと割り切って楽しむと少しは頭に入りやすいです。)

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