株価の下落時はポートフォリオを見直すいい機会だと思います。
「山崎元のマルチスコープ」の「【第281回】 “激震”株式市場の今後を展望する」でもアドバイスがあります。
こうした急落場面があったときは、株価の位置や投資環境、自分の投資の状態などを改めて点検し、確認しておくいい機会だ。とアドバイスがあります。
前週末比469円安の急落を経た27日月曜日のマーケット(日経平均は1万4142円)では、東証一部の平均PERは16.1倍となった。これを益利回りに直すと、6.2%となる。名目成長率の政府見通しは2.7%(2月28日閣議決定)であり、両者を足し合わせると8.9%もある。長期金利は0.83%なので、両者の差は8%強となる(リスクフリーレートを長期金利、利益成長率が名目GDP成長率と同じでかつ一定と仮定した場合の「リスクプレミアム」に相当する)。山崎氏はプロですので相場の予想をされていますが、素人が予想をするのは難しいと思います。
この方式で計算したリスクプレミアムに対する筆者の高安判断は、リスクプレミアム6%なら株価は「普通」、7%なら株価は「安い」というものなので、現状は「大いに安い」と言えるレベルだ。
ただ、アセットアロケーションにしたがってポジションを調整するには良い機会でしょう。
日本株は上昇していますが、円安であることをあわせると以外とポートフォリオに占める日本株式の割合が低い人もいるのではないでしょうか。
私は自身は相場の予想で投資はしません。アセットアロケーションに従いリバランスをしています。
あわせて、カバードコールをしている人はオプションのフォローをするいい機会です。
特に相場の急落時はショートしているアウトオブザマネーのコールオプションの価格が下がるので、ローリング・ダウン&アウトの良いタイミングになります。
原資産の価格は下がって評価損になるかもしれませんが、ショートしているオプションのプレミアムも同時に下がるのでポジションを調整する絶好のタイミングになります。
参考にしている本
週末投資家のためのカバード・コール
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