目次
- BPはスーパーメジャーの一社
- メキシコ湾原油流出事故で株価は低迷
- 業績について
- 長期のEPSの推移
- バリュエーションについて
- 同業他社比較について
- 配当(Dividends)について
BPはスーパーメジャーの一社
BP(ビーピー、英:BP p.l.c.)は、イギリスに本拠を置くエネルギー関連企業、国際石油資本で、スーパーメジャーと呼ばれる6社の内の一社です。メキシコ湾原油流出事故で株価は低迷
2010年のメキシコ湾原油流出事故以来株価は低迷しています。被害回復のため、200億ドルを拠出することでオバマ大統領と合意しています。- 新たに賠償金の発生
- 安定した配当の継続
個人的にはバリュー株かつ一定のリスクがあり株価が大きく上昇しにくい銘柄が好きです。さらに、高配当であれば配当再投資で株数を積み増すことができます。
超大型株でこれだけ株価が割安な企業は珍しく、典型的なバリュー株です。
当然市場はそれだけリスクが高いと判断しているのでしょう。
業績について
EPSは2008年~2012年まで1.13→0.88→-0.20→1.36→0.61→6.55(予想)メキシコ湾原油流出事故で2010年のEPSはマイナスになっていますが、それ以降は順調に業績が回復してきています。
長期のEPSの推移
予想EPSが6.5というのは少し高い気がするので、長期のEPSの推移を確認してみます、2006~2008年はEPSが6.69ほどありました。
バリュエーションについて
バリュー系の各種指標は、
- PER : 7.32倍
- PBR : 1.29倍
- 予想配当利回り : 4.56%
バリュー系の指標はどれも割安です。典型的なバリュー株ですね。
イギリスのスーパーメジャーなので、予想外の損害賠償とかがなければ配当は安定して出されると思います。
同業他社比較について
同業他社との比較をしてみると、
先進国のスーパーメジャーの中では一番割安のバリュー株です。
配当(Dividends)について
大型株を購入するときは、配当も重視しています。不測の事態が起きてもコンスタントに配当ができる体力がある会社を選びたいです。
配当のスケジュールも金額も安定しています。2・5・8・11が配当月です。
5年で見た場合、配当額は2009年の3.36が一番高く、2010年に大幅に下がり、少しづく回復しているところです。
今後、新しい損害賠償とかが起きて大きく配当が減額されれば株価もまた下落するでしょう。
シーゲル氏の本、石油メジャーの長期の分析は参考になります。
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