2016年2月6日土曜日

マイナス金利の影響でMMFが販売停止

MMF販売停止、預金金利下げ=マイナス金利の影響広がる

とのニュースがありました。



早くもMMFことマネーマネジメントファンド(Money Management Fund)に影響が出ているようです。 

安全性の高い公社債で運用する投資信託MMF(マネー・マネジメント・ファンド)の販売を取りやめる運用会社が相次ぐほか、預金金利を引き下げる銀行も出てきた。 
三井住友アセットマネジメントと大和証券投資信託委託は1日以降、三菱UFJ国際投信は2日以降、みずほ投信投資顧問は2日正午以降、それぞれMMFの販売を停止。 
なお現時点では、ユーロ圏、スイス、スウェーデン、デンマークでマイナス金利が導入されているそうです。 

今までマイナス金利の状態を考えてことがなかったのですが、これを機会にマイナス金利の時には、どのような投資先・金融商品が有効・有利なのか調べてみようと思っています。 

個人投資家の場合、MMFでの運用が難しいとなると「個人向け国債(変動・10年)」とかになるんでしょうか・・・ 

一応、年0.05%の最低利率が保証されていますが、デメリットとして“中途換金時に、直近2回分の利払いに相当する金額が払戻金額から差し引かれるので、実質的な運用利回りが下がってしまう”点があります。 

流動性の観点を考えると、“銀行預金”も悪くなさそうです。特に住信SBIネット銀行のSBIハイブリッド預金は相対的に金利も高いので、まあまあありな選択だと思っています。 

今のところは、すぐに利用する予定がない現金は「個人向け国債(変動・10年)」、すぐに利用することがありそうな現金は「SBIハイブリッド預金」というところでしょうか。 


あと為替の動きがどうなるのか凄く気になります。 

マイナス金利の発表がされた段階では、ドル高円安に進んでいます。短期的にはマイナス金利は通貨安に動くようです。 

ちなみに、長期では高金利通貨は下落するのがセオリーです。マイナス金利通貨の長期的な動きはどうなるんですかね~。


山崎氏も「個人向け国債(変動・10年)」は個人投資家には有利な商品であるとお勧めをしています。

最近の本でも、簡単な「個人向け国債(変動・10年)」の解説があります。


信じていいのか銀行員 マネー運用本当の常識



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