世界一貧しい大統領と呼ばれた男 ムヒカさんの幸福論
ムヒカ氏は世界一貧しい大統領として有名ですね。(貧しいというのは失礼な気もしますが・・・。)
このインタビュー記事はどこの個所も結構面白いですが、特に気に入った個所を紹介します。
「モノを買うとき、人はカネで買っているように思うだろう。でも違うんだ。そのカネを稼ぐために働いた、人生という時間で買っているんだよ。生きていくには働かないといけない。でも働くだけの人生でもいけない。ちゃんと生きることが大切なんだ。たくさん買い物をした引き換えに、人生の残り時間がなくなってしまっては元も子もないだろう。簡素に生きていれば人は自由なんだよ」この考え方は投資にも通じるものがあると思います。
いくら投資をしてお金ができたとしても、使ってばかりいたらあっという間に資産はなくなってしまいます。
また、投資をする原資は、今の人生を売って、今を我慢して将来に備えているとも考えられます。
人生という時間を売って、現金を手にして、その現金を将来に投資しているわけです。
そう考えると、どれくらいの資産が欲しくて投資をしているか(資産運用をどこまでするのか)、どれだけのリターンを狙って、どう使うのか(消費するのか)というのは並行して考えないといけないと思います。
少なくとも個別銘柄のファンダメンタル分析よりも優先して、その辺りの“なぜ投資をして、どう使うのか”というのをはっきりさせておいた方がいいと思いました。
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