金は株との相関関係が低い
金は株との相関関係が低いのでポートフォリオに組み込むとリスクを低減できます。
相関関係が低いということは、株と逆の動きをするということです。
上記の表は「加藤康之の投資講座-入門編「オルタナティブ資産とは何か?」」より引用
特に、日本株式や米国株式との相関関係の低さが際立っています。
- 日本株式:0.162
- 米国株式:0.237
日本の投資家は、日本株や米国株の比率が多いと思います。そういう投資家にとって、ポートフォリオの一部に金を組み入れるのはリスクヘッジの観点より効果があります。
株価が大きく下落している局面で金価格が上昇すれば、株価の下落のクッションにもなりますし、金を売却して株式を購入することもできます。
ちなみに一部というのは5%程度が一般的ですね。(レイ・ダリオ氏も5%程度を推奨しています。金に強気であれば5%を超えてもいいと思います。)
また、金ではなく債券という選択肢もあると思いますが、今後金利が上昇するリスクを考えると債券への投資よりかは金の方がよいかと思います。(金利が上昇すると既発の低金利の債券の価格が下がるので、基本的に債券価格は下落します。)
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