2012年6月10日日曜日

キャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)で相場が急落した場合の実例

キャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)で相場が急落した場合の実例として、実体験を投稿します。

日本の本は実例が少なく、オプション取引で実際にどうゆう損益になるか想像がつきにくいです。私も想像できなかったので実践しながら勉強しています。

最近、相場が急落しているなかで、キャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)をしていました。相場が急落した場合にポジションがどうなるかを経験したので記事をアップします。

結論として、(急落の下げ幅にもよりますが。)

1.ショート(売っている)したPutオプションのプレミアムが大幅に上昇する。オプションの権利を行使されたくないのであれば、急騰した価格でPutオプションを買い戻す必要がある。
→コツコツ積み上げた利益が、バイ・バック(買い戻し)で一気に吹き飛ぶ。


2.株価が急落するので、バイバックを行って一回ポジションを整理すれば、低いストライクプライスでキャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)を新しく仕掛けることができる。この時にアット・ザ・マネー(ATM)のオプションのプレミアムは高いので思いのほかキャッシュが手に入る(儲かる)。


3.株価が急落しているので、バイ・アンド・ホールドをアウトパフォームできる場合もある。




実例の紹介

相場が急落した後にバイ・バックをしたトレーディング
【オプション】2012/6/5 カバード・コール&キャッシュ・セキュアード・プット covered call & cash secured put

大幅な損失がでた後に新たにPutオプションを売ったトレーディング
【オプション】2012/6/7 カバード・コール&キャッシュ・セキュアード・プット covered call & cash secured put

6/5のバイ・バックでは大幅な損失となりますが、
6/7のPutオプションの売りの新しい取引で損失を補填しています。


 <参考にしている本>

kindle経由でアメリカから直接買うのが最もコストパフォーマンスが良いでしょう。


<関連投稿>
カバード・コールのまとめ
カバード・コール関連の本

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