2012年7月28日土曜日

プット・オプション(Put option)のデメリット・マイナス点

プット・オプション(Put option)のデメリット・マイナス点をまとめました。

前回の投稿「オプショントレーディングならキャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)」でプット・オプションの利点を紹介しました。

ただ、プットオプション(put option)にもデメリット・マイナスの要素はあります。

1.コール(Call)と比べるとプット(Put)のほうがプレミアムが少ない傾向がある
2.コール(Call)と比べるとプット(Put)のほうがオプションの取引量が少なく、流動性が低い
3.カバードコールならば、原資産(株)を保有しているので配当がもらえる
 プットオプションの売りは配当はもらえない(現金が原資産なので)

というところになります。
確かに実際に取引をしていると、流動性の低さは実感します。
また、配当はもらえませんが株式を保有しないというメリットもあります。
このあたりの長所短所を理解して取引をすれば問題ないと思います。

オプション戦略(カバード・コール、キャッシュ・セキュアード・プット)がどのような場合に有効かは<【オプション】「An Analysis of Index Option Writing for Liquid Enhanced Risk-Adjusted Returns」 バイライト戦略の分析「BXM、BXY、PUT、CLLの比較」 を紹介します>で詳しく紹介しています。


<参考にしている本>

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