技術的なことよりも、金銭的なことポートフォリオの運用額などがネックになります。
なぜかというと私もそうだったのですが、初めて投資をしようと思いカバードコールやキャッシュセキュアードプットから始める人はほとんどいないはずです。
投資初心者の頃は、個別株だったり投資信託を買うはずです。
その次に、FX、債権、リートなどではないでしょうか。
多分、大体の人は個別株、投資信託、債券、リート、FXなどを色々と試行錯誤しながら運用をしているのだと思います。
さらに進んで、外国株や外国のマニアックなETFを利用するようになるのではないでしょうか。
投資を始めようと思い、初めからゴール・目標をオプションを利用したカバードコールとキャッシュセキュアードプットに定める人は皆無でしょう。
そして、その様な試行錯誤をしていると様々な商品に資産が分散されてしまいます。
なのに、カバードコールやキャッシュセキュアードプットはまとまった資金がないと効率的に運用ができません。
オプションを利用するのが難しいのではなく、オプションを利用しようというところまで投資の勉強をしていると、すでに様々な投資を行っており資産が分散されてしまっています。
カバードコールやキャッシュセキュアードを運用のメインにするのであれば。まとまった資金をIVV、EFA、EEMなどのメジャーなETFに集中させて、そのETFでオプションの売買をするのが一番効率的です。
オプションを利用することで、債権等を利用するよりも遥かにポートフォリオの分散が効率的にはかれます。(そもそも、オプションは株と全く別の動きをします。)
また、メジャーなETFを1本利用すれば十分に株というアセットクラスの分散はされています。
私も、ポートフォリオをシンプルにするのに2~3年ほどかかりましたし、それと並行してカバードコールやキャッシュセキュアードプット用に資産を移動するのに2~3年ほどかかりました。
まだ、投資を始めたばかりだが将来はオプションを利用しようと思っている方はできる限りポートフォリオをシンプルにし、かついつまでにどれくらいの額でオプションを利用しようとしているかも念頭において資産運用計画をたてた方がいいと思います。
私は行き当たりばったりで試行錯誤しながら進んできたので意外と苦労をしました。
<参考にしている本>
<関連投稿>
・オプショントレーディングならキャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)
・【オプション】Covered Call(カバード・コール)って、最低投資額はいくら?いくら儲かるの?リターンは?
・カバードコール(Covered Call)とは
・オプショントレーディングならキャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)
・プット・オプション(Put option)のデメリット・マイナス点
・カバード・コールのまとめ
・カバード・コール関連の本
<関連サイト>
・マッタリ バリュー投資とカバード・コール(オプション戦略)
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