2014年3月25日火曜日

小松製作所と三菱商事のチャートが似ている

小松製作所は建設機械で世界2位、中国などアジアで首位の企業です

建機ということで、かなり新興国の成長や資源価格との関連が強いそうです。

そこで、商社の雄である三菱商事とチャートを比べてみたら・・・

凄く似ています。


30年の超長期のチャートではかなり似た動きをしています。

資源系の商社株と動きが似ているということは、原油や資源価格との相関も強いですね。


この本は面白いんですけど中古しかないんですよね

2014年3月24日月曜日

小松製作所の長期チャート



小松製作所はコンスタントに配当を出していて、優良な会社だと思います。

ということで、長期のチャートを調べてみました。

比較は、高配当で有名な花王です。

10年のチャート

まずは10年。

  • ピンク:小松製作所
  • 青:花王

小松製作所(ピンク)が花王(青)をアウトパフォームしています。
小松製作所の勝ちです。


20年のチャート

つづいて20年。

  • ピンク:小松製作所
  • 青:花王

同じリターンです、コマツの方が振れが大きいですね。

30年のチャート

最後に30年。

  • ピンク:小松製作所
  • 青:花王

花王(青)が小松製作所(ピンク)を上回っています。
超長期では花王の勝ちです。


まとめ

まあ、全然業種が違う2社を興味本位で比較しただけですが、コマツも意外と検討していると思いました。
長期投資の候補として小松製作所も面白そうです。

2014年3月17日月曜日

バフェット氏のアドバイス 「ゆっくりお金持ちになるのは簡単」 運用期間を長くとろう

バフェット曰く:ゆっくりお金持ちになるのは簡単。だから貯金は早く始めること
貯金というのは習慣なのです。誰もが早くお金持ちになろうとします。ゆっくりとお金持ちになるのはかなり簡単です。しかし、すぐにお金持ちになるのは簡単なことではありません。
示唆に富んだ言葉だと思いますが、普通の人は頑張ったとしてゆっくりと金持ちになるしか選択肢はないと思います。

そもそも、お金を増やす重要なポイントとして、

①運用額

②運用利回り

③運用期間

上記の3点が重要になってきます。

「①運用額」ですが、
サラリーマンはたかが知れています、毎月コツコツと積立投資をするのが関の山です。というか、毎月コツコツ積み立てをする以外に選択肢がないですね。

「②運用利回り」ですが、
これも普通に考えれば5%位が妥当ではないでしょうか。年率3~8%位の範囲はあると思いますが、年率20%というのは通常ありえません。

「③運用期間」ですが、
これだけは素人でもプロでも、凡人でも天才でも才能に関係がなく平等な要素です。投資の天才だから運用期間がのばせるわけではありません。

要するに、「③運用期間」さらに言うと、できるだけ早く運用に取り組むというポイントであれば素人でもコントロールが可能です。さらに、特別な才能も必要ありません。

早くから貯蓄をして、運用を始めるのがいいというのは本田静六氏も提唱されています。

できるだけ早くコツコツと貯金をして「①運用額」を作り、特段の才能が必要でない「③運用期間」を長くとるというのが秘訣だと思います。

さらに言えば、「②運用利回り」を高く設定するよりも、大きな損失をだして損をしないことに気を付けた方が良いでしょう。


2014年3月16日日曜日

ウクライナ情勢で下がるJTの株価

JTの株価がここにきて大幅に下がっています。


JTがロシア周辺の国で稼いでいるのは知っていましたが、結構深刻みたいです。
同社はウクライナに工場を持っているほか、海外事業の中心であるロシア事業への影響が懸念されるためだ。経済制裁で原料の輸入に支障が生じたり、ルーブルのさらなる下落につながれば、同社の収益に大きな影響を及ぼすことになる。
屋台骨を揺るがすというほどではないにしても、稼ぎ頭にダメージというところでしょうか。
同社株がウクライナ情勢に左右されるのは、ロシア事業がJTの収益をけん引する海外事業の稼ぎ頭となっているためだ。2013年の海外たばこ事業のEBITAのうち42%を「CIS+」が占めている。内訳は明らかにしていないが「CIS+」のうち、ロシアが大半を占めているという。全社ベースでは「CIS+」がEBITAの約20%を稼ぎ出しているとみられる。
あと、ロシアに工場も保有しているようです。
JTは、ロシアに2カ所のたばこ製造工場を有しており、シェアは36%。ロシア内での総販売数量は減少しているものの、増税に伴う数次の値上げが売り上げ増につながり、海外事業の柱となっている。
クリミア情勢以降、JTの株価があまり冴えなかったのは、この影響だったのでしょう。
プロがウォッチしている銘柄が冴えないということは、何か懸念があると考えた方が良いのでしょう。

個人的には大型株でバリュエーションも安く、配当利回りが3%を超えているので買い進んでゆく予定です。

長期(10~20年)で配当再投資をするには悪くないタイミングだと思います。






<関連投稿>
2014年4月にメビウスが420円に値上げ たばこ全銘柄に3%転嫁
日本たばこ産業株式会社(JT)が3日続落、海外子会社のCEO退任を警戒とのこと
日本たばこ産業株式会社(JT)の株主優待は年2回
日本たばこ産業株式会社(JT)から株主優待のお米が届く

以下、記事の引用

[東京 14日 ロイター] -緊迫の度を強めるウクライナ情勢にJT(2914.T: 株価, ニュース, レポート)株が揺れている。同社はウクライナに工場を持っているほか、海外事業の中心であるロシア事業への影響が懸念されるためだ。経済制裁で原料の輸入に支障が生じたり、ルーブルのさらなる下落につながれば、同社の収益に大きな影響を及ぼすことになる。

同社株がウクライナ情勢に左右されるのは、ロシア事業がJTの収益をけん引する海外事業の稼ぎ頭となっているためだ。2013年の海外たばこ事業のEBITAのうち42%を「CIS+」が占めている。内訳は明らかにしていないが「CIS+」のうち、ロシアが大半を占めているという。全社ベースでは「CIS+」がEBITAの約20%を稼ぎ出しているとみられる。

JTは、ロシアに2カ所のたばこ製造工場を有しており、シェアは36%。ロシア内での総販売数量は減少しているものの、増税に伴う数次の値上げが売り上げ増につながり、海外事業の柱となっている。

今回のウクライナをめぐる情勢不安は、経済悪化によるさらなる需要減、海外からの原料輸入停止による生産への影響、ルーブル安という複数の面からJTのロシア事業を不安定化させる懸念を持つ。

なかでも最も影響が大きいのは、輸入原材料の調達難に陥ることだ。JTは、ロシア工場が使用する葉タバコをどこから調達しているか明らかにしていない。ただ、一般的に葉タバコは、ブラジル、マラウイ、米国、ザンビア等の生産が多いという。

ある外資系証券アナリストは「ロシアで原材料の輸入が困難になるような事態は想定しにくいが、仮にそうなると、JTの収益には大きな影響が出る」と指摘する。

一方、為替面では、ルーブル安は決算時の円換算に影響を及ぼす。現状のドルに対するロシアルーブルは36.5ルーブル付近で推移しており、2013年平均レートに対し14%下落している。

JTによると、1ルーブルの対ドル1%変動によって約2400万ドル(約25億円)の利益変動要因となる。

JTでは、各国の通貨をドルに変換した後、円に変換する。ドル/円は1円の変動により、EBITDAは約45億円変動する。

JT株は、2月24日に付けた3410円から3月4日には一時3085円まで下落。約1週間で10%程度下げたことになる。

3月4日にはプーチン・ロシア大統領が「クリミア半島への武力行使は現時点で必要ないが、ロシアは選択権を持つ」などと発言したことで、しばらく小康状態を保っていたが、再度、軟調な展開に転じ、14日には一時、3000円ちょうどまで値を下げている。

2014年3月9日日曜日

アサヒビールから株主優待のはがきが届く

株主優待を選ぶはがきが届きました。

一番面白そうな、株主限定ビール(非売品)を選択しました。

ビール好きとしてはどんな味か楽しみです。

優待の権利確定は12月末日、丸2ヶ月後の3月上旬にやっとはがきが到着するというスケジュール、そこから株主限定ビールが届くのはさらに先の5月とのこと。

株主限定ビールを飲むにはまままだ時間がかかりそうです。



株&優待初心者の人には面白いと思います、基本的な情報が漫画で書かれているので理解しやすいですね。

「優待を効率的にもらうために、最小単位を家族で分けて保有する」
「株主総会に行ってお土産を貰う」

などの、現実的なテクニックも紹介されています。

2014年3月5日水曜日

BTI(British American Tobacco Industries, p.l.c.)ブリティッシュアメリカンタバコの配当落日は3月12日

BTI(British American Tobacco Industries, p.l.c.)ブリティッシュアメリカンタバコの配当落日は3月12日です。

Ex-dividend date : 03/12/2014

配当落日が3/12なので、3/11までに約定する必要があります。

フィリップモリスやアルトリアグループは配当が年4回ありますが、ブリティッシュアメリカンタバコは年2回かつ、3月の配当が一番多いのでこのタイミングを逃すとリターンに影響が大きいです。


配当利回りは、4.30%です。あまり高くはないですね。


ここ3ヶ月の株価の推移、最近は高値圏です。


PERも15.9倍とそんなに割安ではないです。


タバコ銘柄へ長期投資した際のリターンの分析が参考になります。

<関連投稿>
MO(Altria Group, Inc.)アルトリアグループの配当落日は3月12日
PM(Philip Morris International Inc.)フィリップモリスの配当落日は3月25日
Philip Morris International Inc 配当落日は12月23日
アルトリアグループ(ALTRIA GROUP)の配当スケジュール Ex-Dividend Date 配当落日

2014年3月3日月曜日

2014年3月2日 ポートフォリオ

メインはインデックス運用です。
オプションのポジション調整は頻繁にしています。

日本株
三菱商事を購入しました、エネルギーセクターへ投資をしたかったので組み入れました、他の株と異なる動きを期待しています。

NISA
2月末日にNISAへ初投資をしました、上場インデックスファンド日本高配当ETFを購入しました。
NISAだからといって無理やり投資するのは良くないと思います、自分の投資法にあった投資対象をニーサでも選ぶべきでしょう。

外国株
殆どがETFなのでひたすらバイアンドホールドです。

オプション
カバードコールとキャッシュセキュアードプットを結構頻繁に取引しています。オプションで手に入れた現金は高配当銘柄(PM,BTI,MO,BP)に投資をしています。

手間はかかりますが、デリバティブ(カバードコールとキャッシュセキュアードプット)が一番コンスタントに利益になっています。
オプションは株と異なる値動き、キャッシュフローをするのでポートフォリオの分散に役立っています。


【流動資産】
日本円
ドル

【日本株式】
2914 JT
8058 三菱商事
2502 アサヒグループ
4464 ソフト99
6935 日デジタル
1936 シーキューブ
6957 芝浦電子

【NISA】
1698 上場インデックスファンド日本高配当

【外国株式 先進国】
VB  Vanguard Small-Cap
VGK Vanguard European
EFV iShares MSCI EAFE Value Index

【外国株式 新興国】
VWO Vanguard Emerging Markets
EEM iShares MSCI Emerging Markets Indx
DGS WisdomTree Emerging Mkts Small Cp Div Fd
EWZ iShares MSCI Brazil Index
HDB HDFC BANK LIMITED(インド個別銘柄)

【セクター別投資】
KXI iShares S&P Global Consumer Staple
IXJ iShares S&P Global Healthcare Sect
PM PHILIP MORRIS INTERNATIONAL INC.
BTI British American Tobacco PLC (ADR)
MO Altria Group Inc
BP BP p.l.c. (ADR)

【オプション ~カバードコール・キャッシュセキュアードプット~】

BP 03/22/2014 48.00 Put short
EEM 01/17/2015 30.00 Call long
EEM 01/17/2015 38.00 Put short
EEM 03/22/2014 39.00 Call short
EEM 03/22/2014 39.00 Put short
EEM 04/19/2014 39.00 Put short
EFA 03/22/2014 66.00 Put short
EFA 04/19/2014 65.00 Put short
EFA 09/20/2014 63.00 Put short
IWM 01/17/2015 81.00 Call long
IWM 03/22/2014 112.00 Call short
IWM 04/19/2014 114.00 Put short
MO 03/22/2014 36.00 Call short
PM 03/22/2014 80.00 Call short

<関連投稿>
現実的な運用利回り・リターンを目指す
【ポートフォリオ】2014年1月19日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2013年12月7日 ポートフォリオ
・【ポートフォリオ】2013年11月3日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2013年10月8日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2013年9月9日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2012年5月27日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2012年4月30日 ポートフォリオ
【ポートフォリオ】2012年2月24日 ポートフォリオ

2014年3月2日日曜日

株式投資で機械的なロストカットはしない

株式投資で機械的なロストカットは設定していません。

売却の基準は、購入した時の条件が変わった時です。

例えは、粉飾決算が発覚したり、大幅な減益でPERが基準に満たなくなったなど。

購入を決定した時の前提条件が崩れたら売却をしますが、そうでない場合は基本的にバイアンドホールドをしています。機械的なロストカットは設定していません。

それ以外の理由は、ポートフォリオに占める割合が大きくなりすぎたり、突然資金が必要になった場合、更に良さそうな投資先があった時とかですかね。

ちなみに、カバードコールとキャッシュセキュアードプットはある程度ロストカットは設定していますし、損失は費用だと割り切って取引をしています。

株のロストカットも悪いとは思いませんが、デリバティブに比べて定性的な要素も大きく判断をするのに精神的に疲れてしまいそうです。

株への投資は、ロストカットを設定しないとならなそうな銘柄を避けた方が精神的に余裕が持てると思います。

2014年3月1日土曜日

NISA NISAで投資するなら優待狙いでなく分散と低コスト

NISAの利点をフル活用するなら、低コストで広く分散された投資対象が良いでしょう。

少なくとも、株主優待狙いはニーサの利点を活かせません。

NISAの口座内では投資対象どうしの損益通算ができません、個別銘柄に投資するのは得策ではありません。

また、株主優待関連の銘柄は利回りが低くバリュエーションも高いことが多いので注意が必要です。

桐谷さんが選んだNISAにお薦め銘柄

桐谷さんは好きですが、個人投資家が優待を中心にNISAの口座で投資をするのはもったいないと思います。

NISAにかこつけて、桐谷さんや株主優待が担ぎ上げられている感がしますね。

優待狙いであれば一般口座の方が良いでしょう、確定申告をすれば損益通算&繰り越しができます。




山崎元氏の著書、NISAの解説もありでお勧めです。

<関連投稿>
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NISA 日本の高配当株式に投資するETF 上場インデックスファンド日本高配当とNEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信の比較
NISA(ニーサ) 世界経済インデックスファンド しっかり分散投資がされていて手堅いファンド
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