来年10月に予定された消費税率10%への引き上げを、1年半後の2017年4月とすることも決めた。今までは増税の懸念はくすぶっていました。
しかし、12月の選挙で自民党が勝利すれば、1年半後の2017年4月まで増税は先送りとなります。
これは、株式にはプラスでしょう。
というか、このまま政府主導の緩和政策がドンドンだされるとバブルに似た相場が発生するかもしれません。
黒田バズーカもマイルドなインフレを狙っていますが、上手くインフレにブレーキがかけられるのかは未知数です。
そもそも、歴史上で人為的にマイルドなインフレを作り出し景気を回復させて実例はありません。
ハイパーインフレを人為的に作り出した実例は沢山ありますが。
だからと言って、トップダウンで投機をするのは危険だと思います。
どんなときにも焦らないでアセットアロケーションに沿ってコツコツと投資をするのがベターだと思っています。
「株が何となく高そうだから、株に投資をするのはやめよう」とか「もう十分円安だから外国株式を買うのはしばらく待とう」とか、素人の主観的な相場観で取引をするのはあまりよくないと思います。
「敗者のゲーム」はインデックス運用の有効性が再確認できます。
「臆病者のための億万長者入門 」高度の金融知識がわかりやすく紹介されています。
2 件のコメント:
どっちにしても一度リセットしないとどうにもならない国ですから、その前にいっそバブルが来たらいいですね~。自分は大相場に向けて、国内の先オプ用コッソリ口座にどんどんキャッシュ入れていますwww
決定したアセットアロケーションに基づく運用の場合、ここからが正念場でしょうね。どんどん変わるバランスを放置するのか、益出して配分を戻すのかなど、なかなか悩ましいかもです。
>「敗者のゲーム」はインデックス運用の有効性が再確認できます。
言わんとすることはわかる本ですね。ただ、既知として統計量を敢えて誤用し主張に沿った形にミスリードしようとしたり、露骨に算数を間違っていたりで....
仰る通り、再確認に適した書籍で、初めての人が運用を学ぼうと考えて手に取るのはどうかな?と思います。手法の有効性を理論的に解説、というより、既に手法を取り入れている人が一層確信を深める為の1冊と思っています(原書Winning the Loser's Gameを読んだわけではないので、それが著者の真意なのかは不明ですが)
実は日本国債が一番のバブルだったというシナリオもあるかもしれませんね。
国内で消化されているといっても、こんなに低コストでファイナンスできるのは凄いですし。
円安が進むとリバランスが難しくなるでしょうね、特に初期の円安では「円安株安」という局面もありそうですし。
「敗者のゲーム」の数字は細かく読んでませんでした、私は理系ではないのでいまいち数字に強くないんですよね。再読するときは少し気を付けて読んでみます。
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