「中国危機は長期化、リーマン級」 “最強投資家”ソロス氏が警鐘」
世界経済不安の元凶となっている中国。上海株と人民元はひとまず反発したが、「中国売り」への警戒感は根強く、米国や日本株は下落に見舞われた。世界的富豪で“最強投資家”のジョージ・ソロス氏も「中国の危機は長期化する」として、2008年のリーマン・ショック級の打撃に警鐘を鳴らす。
8日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は前日比167・65ドル安の1万6346・45ドルと約3カ月ぶりの安値で取引を終了。昨年12月の米雇用統計が力強い内容だったことを好感し、プラス圏で推移する場面もあったが、「中国の景気減速に対する根強い警戒感」(市場関係者)が売りを加速させ、週間のダウ平均の下げ幅は計1000ドルを超えた。
ソロス氏は「中国は調整に関して大きな問題に直面している。私に言わせれば危機と呼んでいいものだ。金融市場には深刻な難題が見られ、私は2008年の危機を思い出す」と述べたという。2016年は年明け早々下落相場で、少し残念です。
少しの下落であれば、あまり気になりませんが、大幅な下落はどうしても気になってしまします。
長期投資の視点から言えば、資産が割安で購入できるので歓迎すべきかもしれませんが、ポートフォリオの時価評価が大きく下がるのを見ているのは、やはりあまり気持ちがいいものではありません。
2016年年明けの中国市場のショックが、2015年8月からの続きだと考えると、中国の危機は結構長期化するかもしれません。
暴落(経済危機)の歴史という意味で結構面白い本でした。
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