目次
- 世界の3大タバコ会社
- 長期保有し配当再投資をするのに向いている
- モルガン・スタンレーのレポート
世界の3大タバコ会社
世界の3大タバコ銘柄・会社は以下の3社になります。- アルトリア・グループ(MO) : 世界第1位
- ブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BTI) : 世界第2位
- 日本たばこ産業(2914) : 世界第3位
- インペリアル・タバコ : 世界第4位)
- レイノルズ アメリカン (RAI) : 全米2位)
タバコ業界は寡占化が進んでいます。
斜陽産業で寡占化が進み売り手市場になる場合、投資対象としてはおいしいと言われています。
価格決定力があがり、利益率が上がります。
長期保有し配当再投資をするのに向いている
高配当銘柄を長期保有し配当再投資をするにはいい投資セクターではないでしょうか。つねにリスクを内在しているため、株価も極端に割高にならず、配当再投資が効率的に行えます。(リスクがないと逆にグロース株となり配当再投資の効率が落ちてしまいます。)
モルガン・スタンレーのレポート
モルガン・スタンレーのネットで公開されているレポートになります。値上げをしても顧客が離れないブランド力を有する企業は少なくとも次の二つの条件を満たしているとのことです。
- 条件① 他社が容易に真似できない差別化された製品、サービスを提供できる
- 条件② 新規事業者に対する高い参入障壁を持つ
例えばマイルドセブンは1977年の発売以来、価格は2.7倍以上に引き上げられています。喫煙への世間の風当たりは強くなっていますが、喫煙人口は0になることは考えにくいです。習慣になりやすいので、なかなか禁煙をするのは難しいです。
この間のたばこ税率の引き上げや原材料価格の上昇を考慮したとしても、値上げの大部分がJTの利益となっています。
世界第二位のシェアを誇るブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)のような世界的なブランドを抱えるたばこ会社は、米国や欧州、日本など先進国での販売数量の減少を新興国市場での販売数量の増加で補っています。
新興国では所得の増加に伴い、喫煙者が自国生産のたばこより質の高い世界的なブランドに乗り換える動きが見られ、今後もこの傾向が続く可能性が高いと思われます。先週、JTが、長く親しまれてきたマイルドセブンのブランド名を、海外販売にも通用する「メビウス」に改称すると発表したのも、こうした流れを見据えた決定であると発表しています。新興国の成長を取り込める可能性があるというのも強みであると思います。
特に、新興国は先進国ほど喫煙に対する風当たりは強くないようですし。中国・東南アジアを含めて成人男性の喫煙率は日本より高そうです。
有名な本ですが、株式への長期投資をする人には参考になると思います。
タバコ銘柄への長期投資のリターンは参考になります。
株式投資の未来~永続する会社が本当の利益をもたらす
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