実務家のためのオプション取引入門
佐藤 茂内容紹介を読みました。
オプションのすべてを論理的に、明快に解説した、
金融プロフェッショナル必携の一冊。
現役オプショントレーダーが、
トレードの現場で学んだことをもとに、オプションとは何かからはじめ、
プロトレーダーの視点、そしてVIX先物まで余すことなく執筆しました。
オプションはその性質上、完全に理解するためにはどうしても高度な数学の知識が必要になります。
本書でも数式は出てきますが、数式部分を飛ばしても理解できることを目指し、
読者がオプションの本質を把握できるような丁寧な説明を心がけています。
また、オプション取引の現場に身を置く者だからこそ書ける
オプションにまつわる興味深いエピソードを14 のコラムにまとめ、各章の最後に掲載しています。
【主な目次】
はじめに
1章 オプションとは
2章 プットコールパリティ
3章 オプション価格はどう決まるか
4章 オプション価格計算モデル
5章 ボラティリティとは
6章 ボラティリティサーフィス
7章 スプレッドとは
8章 グリーク
9章 グリークの視点からのスプレッド
10章 コールとプットの等価性
11章 オプションアービトラージ
12章 アメリカン型オプションの早期行使
13章 トレーダーの視点
14章 VIXとは
用語集
正規分布表
正直内容が高度過ぎてあまり理解ができませんでした・・・
ただ、オプションの理論・エッセンスを数式を介してわかりやすく解説しているのだと思います。(私が理解できた範囲ではですが)
セミプロもしくは数式が理解できる方であればかなり有益な本だと思います。
私は数学が得意ではないので、書かれている内容・数式が理解できませんでした。
アマゾンのレビューにもある通り、ある程度以上の知識が必要な本だと思います。
興味がある方は、一度書店でで内容を見たうえで購入されたほうがいいでしょう。
価格も高いので、本屋で読んでみて理解ができるか確認した方がいいと思います。
熟読し理解ができればかなり知識が深まるでしょう。
ちなみに、 著者の佐藤茂氏はヘッジファンドでオプショントレーダーをされているとのことです。
デルタヘッジや面白そうな話題が多いのですが、いかんせん私の知識では歯が立ちませんでした。ちなみに、カバードコールやキャッシュセキュアードプットの解説はありません、オプショントレーディングを主体にしている方に参考になると思います。