1月29日は、英蘭系ロイヤル・ダッチ・シェル
1月30日は、米シェブロン
2月2日は、米エクソンモービル
2月3日は、英BP
上記のスケジュールで、石油メジャーが10-12月期決算を発表します。
この記事を参考にしています。
「原油安の影響どこまで―決算控えた石油メジャー」
シェルは四半期の業績が前年同期を上回る予想が大方だそうです。
シェブロンもエクソンモービルもそんなに悪くないというコンセンサスだそうです。
巨大な総合石油会社は精製や他の加工業務も手がけており、これらの事業が原材料コストの減少効果を享受できるため、原油安による打撃に対してある程度クッションの役割を担う。また、数年にわたる高い原油価格の効果で各社とも保有現金は潤沢で負債も比較的少ない。さらに、足元の価格下落局面でも各社が開発した多くの油田で採算性は保たれている。そんな中では、一番BPが悪い決算を出す可能性がありそうです。
英BPにとって原油安は逆風の一つにすぎない。ニューオーリンズの連邦地裁で始まった審理次第では、2010年のメキシコ湾原油流出事故に関して同社に科せられる罰金が最大137億ドル(約1兆6000億円)にのぼる可能性がある。また、ロシア国営の石油会社ロスネフチの株式を20%近く保有しているが、ロシアは一部石油開発技術において西側の輸出規制に直面している。さらにルーブル安が追い打ちをかけている。BPの不調は思いのほか長くなるかもしれませんね。
<関連投稿>
・シェブロン第4四半期 下流部門も好調で利益が予想上回る
0 件のコメント:
コメントを投稿