
内閣府より発表されている戦後日本の景気基準日付です。
ざっくりとですが、このデータから景気のサイクルがわかります。
日本の景気循環はこれまでに15回おこっています。
また、以下の特徴があります。
・好景気である「拡張期」は平均で36.3ヶ月(約3年)
・不景気である「後退期」は平均で15.9ヶ月(1年強)
・両方を合わせた景気の1サイクルは53.0ヶ月(4年強)
どちらの波も思いのほか長いというのが印象ですね。
特に上昇相場は緩やかに長く(3年)、下落相場は急に早く(1年)というのは世界的にみられる株式市場の特徴だと思います。
緩々と上昇しながら、急激に下落するので、逃げるのが難しいです。
長期投資やインデックスのバイアンドホールドであれば、下落相場で逃げる(売却)する必要はありませんが、天井付近で多額の投資をしないように気を付ける必要はあると思います。
「これならできる!有望株の選び方」(P.104)を参考にしています。
この本ではシクリカル銘柄(景気循環株)への投資を進めています、トレーディング寄りの内容ですが、長期投資やバリュー投資の参考にもなります。
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