2018年5月31日木曜日

「StockPoint」の株は一般口座に入る


「StockPoint」とは

「StockPoint」はポイントを利用した疑似投資サービスになります。

詳しくは「StockPoint」のHPを確認して下さい。

現時点ではドットマネーのポイントしか対応していません。

具体的に言うと、ドットマネーのポイントを「StockPoint」に交換して、「StockPoint」で疑似投資をするというサービスです。(2018/5/31時点)

「StockPoint」は株への交換も可能

個人的にはココがこのサービスの肝です、「StockPoint」で一定のポイントが貯まると本物の株式に交換することができます。

ポイントを株式に交換できるなんて面白いですね。
運用しているStockPoint銘柄のポイント数が、その銘柄株価の1株相当以上になれば、本物の株式との交換ができるようになります!
交換可能な証券会社は「SBI証券」「みずほ証券」になります。

「ポイントを現金にして、現金で株を買えばいいじゃん~」みたいな無粋なことは言わないで下さい、あくまで余ったポイントの有効活用です。

「StockPoint」の株は一般口座に入る

やっと本題。

「StockPoint」で交換した株は一般口座に入るようです!

これはかなりデメリットです、てっきり「特定口座」に移管されるのかと思いきや、「一般口座」に移管されます。

「特定口座」と「一般口座」違いが判らない人は調べて下さいね。
まあ簡単に言うと「特定口座」は確定申告が不要だけど、「一般口座」は確定申告が必要です。

「StockPoint」のような投資初心者を対象にしているサービスなのに、いきなり移管先が「一般口座」というのはびっくりです。(「特定口座に」してあげないと、売却益が出た場合に困る人が多そうだなと心配だな。)

あまり株に詳しくない人がコツコツとポイントを貯めて、株に移管したとたん、いきなり一般口座で管理開始となり、確定申告が必要になるなんてケースもありそうです。

この仕様は、一般の人にはあまりフレンドリーな仕組みではないですね。

ポイントでコツコツと稼いだ少額の株式、それこそ1万円程度の単元未満株を一般口座で管理して、売却益が発生したらいきなり確定申告をしないといけないというのはハードルが高い気がします。

ということで、「StockPoint」を利用して本当の株に交換をしようと考えている人は注意してくださいね。少額の株式で確定申告をするのは手間ばかりかかって面倒です。

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2018年5月29日火曜日

JT(日本たばこ産業)の配当利回りが5%を超える 割安?割高?

JT(日本たばこ産業)の配当利回りが5%を超える 割安?割高?

JT(日本たばこ産業)の配当利回りが5%を超えましたね。

割安?割高?

結論から書くと
  1. JTだけで考えれば5%の配当利回りは魅力的
  2. フィリップモリスも配当利回り5%(同業他社も投資候補に入れよう)
  3. 売上は右肩下がり
  4. 成長はしないが利益率が高いのは魅力的
JTの現在の株価は高い水準ではないけど、タバコ業界という枠で考えると、この辺りが適正価格かもしれません。


現在の株価は2,929円です。

私はこの水準で投資をしますが、超割安というわけではないと思います。

ライバルの配当利回りですが、

  • フィリップモリス:5.29%
  • JT:5.12%
  • ブリティッシュ・アメリカン・タバコ:3.85%
フィリップモリスは財務が弱いですが、JTのライバルです。
同じく配当利回りが5%を超えています。(他社と比較して、JTは同水準ということですね、JTだけをみて飛びつくのは危険です。)
ブリティッシュ・アメリカン・タバコは財務が手堅いので、あまり安くならないんですよね。まあ3.85%はそこそこ安い水準だと思います。

フィリップモリスの長期の配当利回りです、やはり5%を超える配当利回りは高い水準だと思います。

要するにJTだけが突出して割安というわけではありません。
タバコ会社の配当利回りが上昇していると考えるのが自然ですね。


JTは新興国で好調


JTの業績は新興国で好調です。また、2017年の配当金は140円でした。


2018年は年間配当金150円を目指します。



海外の好調な業績で、日本国内の不振を補っています。この辺りがJTが伸びない理由でしょうね。これから日本での利益が成長するとは考えにくいです。

長期のEPS(一株益)の推移ですが、長期で右肩下がりですね。

長期のROE・ROA・営業利益の推移です。

こちらも右肩下がりですが、ROE・ROA・営業利益は高水準をキープしています。

ここがJTを買いたい理由なんです、これだけ儲かる事業の株がこんなに安く売られているのは美味しいと考えています。

製造業がこれだけの利益率をたたき出したら株価は猛烈に上昇しているでしょうね。

ということで、個人的にはタバコ企業への投資というアイディアが面白いと思うので、JTに投資をしています。

タバコ業界という枠で考えるのであれば、JTはフィリップモリスと同水準というところでしょうか。

補足:もう少し補足をすると、私の日本株投資は配当からの現金収入をメインにしています。
配当からの現金収入をオプション(デリバティブ)に回して、レバレッジを高くする戦略をとっています。
JTへの投資でキャピタルゲインを狙うのではなく、インカムゲインを狙い、その現金をデリバティブを利用して再投資します。




配当狙いの投資は大損するリスクは比較的少なくなります。
高配当銘柄を10~15銘柄ほど選んでセクターを分散して投資すれば、かなりリスクを減らせます。

2018年5月28日月曜日

「投資の鉄人」を読みました

「投資の鉄人」



を読みました。

私は投資歴がすでに18年を超えているので、少し物足りなかったですが、初心者の方には良いと思いますよ。

初級の内容が多いですが、基本的に書かれていることは正しですね。

私のお目当ての「岡本和久さん」のパートは面白かったです。

まあ、書かれている内容は特段変わったことはありません、いつもと同じで株式メインの長期分散投資を進めています。

それよりも、雑談というかこぼれ話が面白かったですね。テンプルトン氏の話などもあって、そういった小話は楽しいですね。(ただ、量としては凄く少ないので、投資上級者は図書館で借りれば十分でしょうね。買うまでして読む本だとは思いません。)

新書で読みやすいので、興味のある人にはいいのではないでしょうか。

  • 馬渕治好さん(世界経済・市場アナリスト)
  • 岡本和久さん(投資教育家&ファイナンシャル・ヒーラー(R))
  • 竹川美奈子さん(ファイナンシャル・ジャーナリスト)
  • 大江英樹さん(経済コラムニスト)
については、基本的に信用をして問題ない方々だと思います。

初心者の方は、こういった信頼できる人のアドバイスを参考にしましょう。

特に、岡本氏のバリュー平均法は有効な戦略だと思います。

2018年5月25日金曜日

米国の金利上昇に新興国は耐えられるか?

最近、米国の金利上昇に合わせて新興国市場が大幅に下落するのではないかとのニュースが多くなってきました。

セオリーとして、アメリカの金利が上昇すると新興国が不況になると言われています。

個人的な感覚として、アメリカの金利が上昇するのは景気拡大の最終局面であり、アメリカは自国の景気が悪くなるまで金利を断続的に上昇させます。

世界の経済は連動して動くことが多いので、アメリカの景気が悪くなれば当然新興国の景気も悪くなります。

アメリカの好景気が最終局面だとすると、新興国の景気もこれから悪化するかもしれません。

まあ、長期的には、新興国の経済は拡大すると思われるのであまり心配していませんが、短期から中期では大幅な下落をするかもしれませんね。

新興国にネガティブな識者のニュースを紹介します。
クルーグマン教授はツイッターで、現在の様相は1990年代後半のアジア金融危機に類似した点があると指摘した。当時は新興市場株が59%下落、各国当局は異例の高水準まで金利を引き上げた。
新興国市場にはまだ一定の下振れがありそうだ。ただ選別すれば、何らかの好機もあるだろう
モビアス氏は新興国投資で有名で、かつ強気な姿勢が多いんですが、今回は少し弱気な発言もあります。



新興国への長期投資を考えている人は、たとえ大幅に下落しても狼狽売りはしない方がいいと思います。



長期的には幅広く分散された株式メインのポートフォリオのリターンが優れています。

2018年5月24日木曜日

「プロ・トレーダー マーケットで勝ち続ける16人の思考 と技術」を読みました

「プロ・トレーダー マーケットで勝ち続ける16人の思考 と技術」



を読みました。

私はオプショントレーディングをしているので、この類の本もたまに読んでいます。

トレーディングをメインにしている投資家に参考になる本ですね。ただ、色々な人の取引手法が紹介されているので、それなりに読んでいて面白いです。

欠点として、五月雨式に色々なトレーダーの手法が紹介されているので、内容を自分のトレーディングに活かすには結構ハードルが高いと思います。

個人的に一番気になったのは、アレックス・フォスター氏のオプショントレーディングの章です。

アレックス・フォスター氏は、ネイキッドのプットのショートを取引しているようで、それなりに参考になりました。

なかなかネイキッドのプットショートに関して、具体的な取引手法が解説されている本は少ないです。

ちなみに、アレックス・フォスター氏はテクニカルな指標を参考にしつつ、小さなポジションをショートして、上手くいったら大きなポジションを取るそうです。

私はテクニカルな指標にあまり詳しくないのですが、時間ができたら少し勉強をしてみたいと思いました。


オプションを始めるならばKAPPA氏の本がおすすめです、凄く参考になります。日本語で書かれている本としてはベストです。

2018年5月19日土曜日

金価格とドルは逆相関


金価格とドルは逆相関

一般論として、金価格とドルは逆相関関係にあると言われています。(要は、金価格とドルが反対に動く。)
米ドルが、その裏付けである金本位制の兌換(だかん)保証を失った1973年から現在に至るまで、一般的に金価格とドルは逆相関関係にあります。
ドルが強くなると金が売られ、ドルが弱くなると金が買われるのです。
全ての相場に当てはまるわけではありませんが、傾向としてドルとの逆相関があるみたいです。。
この逆相関関係が常に当てはまるわけでもありません。近年はこの逆相関性が若干弱くなってきているとの、データに基づく指摘もあります。最終的な金相場は、儲かる商品に集中する投機マネーが、どのような思惑でどこに流れているかに左右されるのです。 

また、ガントラック氏の予想もこの考え方をベースとしているようです。
為替がドル高に振れ、今後もドル高が予想されるから、ドルと逆相関にある金価格が調整していると説明する。
しかし、他のコモディティについては、年初の強気予想どおり上昇している。
ガンドラック氏の強気予想は変わらない。
また、金はコモディティとしての側面もあるので、コモディティ相場の上昇は追い風になります。

常にこの考え方が通用するわけではありませんが、「市場の常識」「コンセンサス」といったところになります。

金相場を動かす要因

実際には、以下の複数の要因で金相場は動いています。
・ドルの値動き(代替通貨としての需要の増減に影響)
・世界の投資需要の増減(各国の中央銀行やETF保有など)
・宝飾需要の増減(インドや中国の宝飾需要)
・リスクオン(オフ)モードの高まり・後退
・インフレ懸念の高まり・後退
・金利動向
・産金国やスクラップなどからの供給量の増減
・投機筋の動向
これらすべての要因を判断することは難しいですが、金価格に影響する要因として頭に入れておいた方がいいでしょう。

特に、突発的で想定外にニュースがあった場合に、金価格がスパイク(急上昇)する特性は覚えておいた方がいいと思います。

実際のオプショントレーディングに当てはめた場合、このタイミングで、低い価格でショートしているプッオオプションを買い戻すと結構儲かります。

ドルとのリンクが強まる

最近の傾向としてはドルとのリンクが強まっているようです。
ドルと金の逆相関性が高まっている。トランプ米大統領の保護主義的政策などに対して世界の投資家が警戒感を強めており、ドル安に対するヘッジとして金が選好されてきているためだ。政権の不安定化も加わり、ドル安が進めば金価格も一段高になるとの予想も聞かれている。
もともとドルと金は、逆相関性が強い。米長期金利が上昇した場合、ドルが高くなりやすい一方、金利(利息)が付かない金の魅力は低下するためだ。 
金価格は複数の要因が複雑に絡み合っていますし、為替の予想は不可能です。結果として金の価格の先行きを予想するのは難しいと思います。

ただ、どの程度のレンジに入っているのか、市場はどのように考えているのかを何となく頭の中に入れておくとよいと思います。

【おまけ】ここ1年の金価格はボックス相場

金価格の動向を見るのに、実際に取引が多いSPDR Gold Shares (GLD)を参考にしてみました。
ここ1年はボックス相場圏内を行ったり来たりしています。(こういった相場はオプションの売りには最適なんですよね、タイムディケイでショートポジションがプラスになる確率が高くなります。)


2年で見ると少し景色は違いますが、それでもボックス圏内を行き来しています。


5年で見ると流石に上下の変動が大きくなりますが、ここでも株式などと比較すると安定をしていると思います。

2018年5月18日金曜日

2018年5月16日 Today's Most Active Options

2018年5月16日 Today's Most Active Options



オプションの取引が多かったETFを紹介します。
の情報をもとにしています。
  • SPY SPDR S&P 500 ETF
  • QQQ PowerShares QQQ ETF
  • IWM iShares Russell 2000 ETF
  • EEM iShares MSCI Emerging Markets ETF
  • VXX iPath S&P 500 VIX ST Futures ETN
  • HYG iShares iBoxx $ High Yield Corp Bd ETF
  • FXI iShares China Large-Cap ETF
  • EWZ iShares MSCI Brazil Capped ETF
  • GLD SPDR Gold Shares
  • XLF Financial Select Sector SPDR ETF
  • USO United States Oil
  • EFA iShares MSCI EAFE ETF
  • TLT iShares 20+ Year Treasury Bond ETF
  • XLE Energy Select Sector SPDR ETF
  • XOP SPDR S&P Oil & Gas Explor & Prodtn ETF
  • UVXY ProShares Ultra VIX Short-Term Futures
  • SMH VanEck Vectors Semiconductor ETF
  • SLV iShares Silver Trust
  • GDX VanEck Vectors Gold Miners ETF
傾向として、「メジャーなETF」「金関連のETF」「エネルギー関連のETF」「恐怖指数関連のETF」の取引が多いようですね。

私は「GLD SPDR Gold Shares」のオプションを利用しています。現在は、ネイキッドプットのショート中です。

ジャンク債のETFである「HYG iShares iBoxx $ High Yield Corp Bd ETF」の取引も多いようです。

最近は、債券の価格が下落しています。(金利の上昇局面なので既発債の価格が下落しています。)
「HYG iShares iBoxx $ High Yield Corp Bd ETF」「TLT iShares 20+ Year Treasury Bond ETF」のETFの価格は下落基調です。(2年間のチャートになります。)




主夫投資家になってブログを書く時間ができたので、あまりアクセスは期待できなくとも、参考となりそうな記事を書く余裕が出てきました。

正直、オプション関連の記事はアクセスが伸びないんですよね。個人的にはオプショントレーディングはこつこつと稼げるので、内職みたいで面白いんですが、いかんせん一般的な人気がありません。
労働と違い絶対に対価が貰えるというわけではありませんが、時間に対する効率はパートよりも良いと思います。

オプションを始めるならばKAPPA氏の本がおすすめです。凄く参考になります。日本語で書かれている本としてはベストです。

2018年5月17日木曜日

上手く借金して投資をするとリターンが爆発的に向上する

上手く借金して投資をするとリターンが爆発的に向上する


上手く借金して投資をするとリターンが爆発的に向上します。

あまり、お勧めできる投資方法ではありませんが、一つの真理です。

世の中には制度的に非常に低い金利で借金ができることがあります。

その代表例が「住宅ローン」です。

私の体験談ですが、

リーマンショック後にフルで住宅ローンを借り、長期ローンを組んで月々の返済額を抑えつつ、余った現金をすべて米国ETFとオプションのトレーディングの原資にしました。

FRBの大規模な金融緩和を追い風にした上昇相場に乗れたので、このトレーディングでは結構儲かり、住宅ローンの繰り上げ返済もできました。

お勧めできる投資方法ではありませんが、このようなリスク(ある種のレバレッジ)をとったので資産が大幅に増えたという側面もあります。
(このおかげで主夫投資家への道が開けました。)

リスクが高い投資方法は危険も多いので、あまり情報が出回っていませんが、特定の少数の人が読むブログでは多少きわどい内容があってもいいのではないかと思い記事にしてみました。(皆さんに真似をして欲しいわけではありませんが、インデックス運用だけでお金持ちになれるというアドバイスは不誠実かなと思っています。)

他人にお勧めをするつもりはありませんが、投資経験が長く、リスクに耐えられると判断した場合、コントロールできる範囲で借金を上手に活用すると資産が大きく増えます。

ある程度、若い年齢でそれなりの資産を保有したいと思ったら、こつこつとインデックスに積み立てをするだけでは難しいでしょう。

具体的な例として、40歳までに1億を目指す場合、ふつうはインデックス運用だけでは不可能だと思います。(会社の社長や仕業など特殊な属性の人は別ですけど・・・)

逆に60歳までに5,000万円を目指すのであればインデックス運用で可能だと思います。

2018年5月16日水曜日

2018年5月14日 GLD SPDR Gold Shares のキャッシュセキュアードプット プットをショート


GLD SPDR Gold Shares のキャッシュセキュアードプット プットをショート

主夫投資家になると、自分の投資についてゆっくりと考える時間が増えるので嬉しいです。こまごました家事や育児は忙しいですが、仕事をしているときよりも頭の中であれこれと考える余裕があります。

個人的に、トレーディングは回数でなく、どれだけタイミングよくエントリーとイグジットができるかが肝だと思っています。(不器用なので余裕がある状態でないと深く考えられない性分なんです・・・。)主夫投資家であれば、考える時間が取れるので、トレーディングに向いた環境だと思います。

さて、GLD SPDR Gold Shares のキャッシュセキュアードプットについてですが、オプションのショートはタイムディケイのフォローもあるので、利益になる確率が圧倒的に高いです。(正直、1トレードがマイナスになっても、また同じトレードをすれば勝てることが多いんです。)
 ※利益率や効率が悪い点はレバレッジでカバー

2018年5月14日に、GLD SPDR Gold Shares のキャッシュセキュアードプット、プットをショートしました。

厳密にいうと、ショートしているポジションの現金を保有していないので、アンカバードのプットのショートです。ネイキッドのプットショートとも言います。(トレーディング関連の本ではこちらの方が良く使われています。)

その代わり、LEAPS(期限が1年以上あるオプション)を利用しています。
  • 期限は2019年3月29日
  • ストライクプライスは$125
今回の取引はレバレッジをかけているので資金効率はかなり良いです。

現金を確保していないのでリスクが高いポジションになり、金価格が暴落すると損失が一気に拡大します。

ただ、金価格は株式市場と相関が低いので、「金の価格が急落=株価が上昇」という相場が想定されます。

金価格が急落した場合は株を売却して現金を調達する予定です。(もしくはショートしているプットオプションを買い戻して、再度プットオプションをショートしてもいいと思います。)

ここ1年のGLDのチャートになります。基本的にはレンジの範囲を行ったり来たりしています。

レンジ相場はオプションの売り手に有利な相場です。レンジの範囲内を行ったり来たりしている間にタイムディケイの影響でショートしているポジションが利益になります。


レバレッジをかけた取引になるので、数万円のオプションプレミアムのやり取りで、数百万円分のポジションをトレーディングすることになります。

コツコツと個別銘柄の分析をして個別銘柄を選定するよりも、資金管理に時間はかかりますが、オプションをトレーディングした方が時間当たりの効率は良いです。

個別銘柄の選択で、得をしたり損をしたりしているよりも、ETFを利用して効率的にレバレッジをかけて資産運用をした方がリターンが上がる気がします。

あと、ポジションを清算する手間を効率化したいのであれば、カバードコールよりもキャッシュセキュアードプットの方がトレーディング数が少なくなるので、おすすめです。取引をシンプルにできるメリットがあります。

GLDは保有してもよいと思う

個人的にGLDは保有をしてもいいと思っています。(全く保有するつもりのない原資産のトレーディングはリスクが高いですね。)

120ドル近辺であれば買いだと考えています。(120ドルまで下がればコールオプションをロングしたいですね。)

この場合、既に124ドルならGLDを買っていいと判断しているので、キャッシュセキュアードプットはかなりおいしい取引になります。

GLDはあまり暴落することはありません。インフレを織り込んでて少しづつ価格が上昇しています。

例え、下落したとしても115ドル近辺ではないでしょうか。著名投資家である、レイ・ダリオ氏やポールソン氏も120ドル近辺でGLDを買っています。

急上昇をしてしまうと機会損失となりますが、その場合はまたキャッシュセキュアードプットを高いストライクプライスで行うか、様子見をすればいいでしょう。

オプションを始めるならばKAPPA氏の本がおすすめです。凄く参考になります。日本語で書かれている本としてはベストです。


カリスマ投資家、ウォーレン・バフェット氏、レイ・ダリオ氏の金投資へのスタンスの記載があります。(量はあまり多くありませんが)

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2018年5月15日火曜日

BHPビリトンとリオ・ティントのキャッシュセキュアードプットをバイバック


BHPビリトンとリオ・ティントのキャッシュセキュアードプットをバイバック

BHPビリトンとリオ・ティントのキャッシュセキュアードプットをバイバックしました。

ポジションをたてたのは(プットをショート)、2018年1月中旬でした。

ポジションをたてたとたんに予想に反してダラダラと株価が下げていました。(この下げは予想外でした・・・、コモディティー価格の先行きを予想してポジションをたてたのは賢明ではなかってですね。)

だらだらと株価が下がっていましたが、ここにきて株価が少し上昇をして、ショートしていたポジションがプラスになったのでバイバックをしました。

多少ですが利益になりました。

コモディティー関連の会社でオプションをトレーディングしてみましたが、個人的にはあまり向いていないかなと感じました。

コモディティー関連の会社はボラティリティも大きく、株価の上下の変動が激しいので、ポジションを保有しているとストレスになります。

トレーディングが上手な人は上下の変動で儲けられるかもしれませんが、私みたいに中長期のオプションをスイングトレードする人には向いていないのではないかと感じました。

基本に忠実にS&P500とかベーシックなETFでオプションの取引をした方がいいなと思います。

日本語で書かれたオプションの本ではダントツにわかりやすいですね。

2018年5月13日日曜日

アップルがゴールドマンサックスと組んでクレジットカードを発行

アップルがゴールドマンサックスと組んでクレジットカードを発行するそうです。
米ゴールドマン・サックス・グループは、アップルとの提携クレジットカードを新たに発行すると、事情に詳しい関係者が明らかにした。ゴールドマンは、消費者金融の分野を強化している。
本ブログを読んでくれている人は米国株に投資をしている人も多いと思います。(マスターカードやビザを保有している人もいそうです。)

私も米国株に投資をしており、マスターカードやビザに投資をしていた時期もありました。(機会があればまた投資を検討しています。)

このニュースだけでは詳細はわかりませんが、アップルがビザやマスターと組まないで独自にクレジットカードを発行するとしたら凄いことですね。

カード会社は参入障壁が高く、利益率が高いのですが、この事業にアップルが切り込むことになります。

そうなった場合に、どのように マスターカードやビザが迎え撃つかとても興味があります。

成長株(グロース株)に投資をする際は、その強みをどれだけ維持できるかがポイントになります。
今まで、マスターカードやビザはその参入障壁を維持してきました。これからもライバルを寄せ付けないで参入障壁を維持できるかが投資を判断するポイントになると思います。



米国株投資を始めるなら、この本がお勧めです。コンパクトに要点がまとまっています。

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この本も面白いです。

2018年5月12日土曜日

サード・ポイントのダン・ローブ氏は2年物の米国債への投資をアドバイス

サード・ポイントのダン・ローブ氏は、「相対的に安全」な2年物の米国債への投資をアドバイスしています。

ローブ氏のポジションは株式のショートだそうです。また、相対的に2年物の米国債の魅力が増しているそうです。
投資家ダン・ローブ氏は、市場の混乱拡大を見込んでショートポジションを増やしていることを明らかにした。
自身のヘッジファンドのポートフォリオに関してローブ氏は、株式のショートを増やしていると説明した。
ローブ氏は、長年の低金利時代を経て投資家の間では株価収益率に対する懸念が強まっていると指摘。その上で、ようやく株式に代わる投資先が出てきたとし、「相対的に安全」な2年物の米国債だと加えた。
個人投資家のショートは危険なので、株式が割高だと感じたら、債券のポジションをロングするというのは良いと思います。

簡単に債券に投資する方法としては、

iシェアーズ 米国国債 1-3年 ETF(SHY)を利用する方法があります。

【SHY】は、残存期間1年以上3年未満の米国財務省証券で構成されるETFです。

ローブ氏がアドバイスをしている2年物ではありませんが、短期の債権という意味で似た動きをすると思います。

特に短期債権はボラティリティが低くて金利に素直に反応をします。

最近は金利上昇局面なので【SHY】の価格は下落しています。逆張りをするのであれば面白いタイミングだと思います。



ここ2年のiShares 1-3 Year Treasury Bond ETF (SHY)のチャートになります、右肩下がりですが、2017年9月頃からの値下がりが顕著です。

さらに金利が上昇すると予想するのであれば、今のタイミングでの投資は時期尚早です。

これから景気が後退して金利が下がると予想するのであれば、現在のタイミングで投資をするのが良いと思います。

また、タイミングを読まない代わりに、株式下落のヘッジ(保険)として一定割合短期債券に投資をするというのは良い戦略だと思います。

2018年5月11日金曜日

主夫投資家になる


主夫投資家になる

ついに主夫投資家になりました!

以前よりブログでも書いていましたが、色々と区切りがついたので主夫投資家デビューです。
ブログの説明も少し変えました、

以前までは
株への長期投資をマッタリ コツコツ続けます。
ストレスフリーな投資方法を模索。(カバードコール(Covered Call)キャッシュ・セキュアード・プット(cash secured put)も併用)
といった堅苦しい説明でしたが。

主夫投資家デビューということで、
2000年より投資デビュー、18年間コツコツと株式に長期投資。
2018年よりそれなりの資産が貯まったので主夫投資家になる。
簡単な説明にしました。

お金があると選択の幅が広がる

私が伝えたいのは、主夫投資家になったことを自慢したいというわけではなく、

お金があると選択の幅が広がるということです。

仕事が合わなくて辛い思いをしている場合でも、ある程度の資産があれば辛い仕事にしがみつく必要はありません。

どうしても仕事が合わないのであれば、簡単なアルバイトをしながら資産運用をするという選択肢もあります。

また、結婚をしていて奥さんがしっかりと働いているのであれば、夫はパートかつ資産運用をするというのもありだと思います。

かなり柔軟なライフスタイルが組めるはずです。

10年あれば主夫投資家の種銭を貯められる

人にもよるとは思いますが、ざっくりと10年あれば主夫になる種銭を貯められるのではないかと感じています。

この辺りは個人の差が大きいですし、ケースバイケースですが、10年間幅広く分散した株式に投資をすると資産がかなり増える気がします。

私はトレーディングをして資産を溶かしたりしたので結構回り道をしていますが・・・。


男だからといって、男だけがストレスフルに働く必要はありません。


いきなり無職になるのではなく、減速してパートとかをするのは合理的です。



2018年5月9日水曜日

ジャンク債のプットをロング ジャンク債の下落に賭ける

SPDR Blmbg Barclays High Yield Bd ETF (JNK)の6か月のチャート

ジャンク債のプットをロングしたい

「ジャンク債のプットをロング」という投資アイディアも面白いと思い、ちょっと注目しています。

「ジャンク債のプットをロング」ということは、「ジャンク債の下落に賭けるポジション」です。

ジャンク債の空売りという方法もありますが、プットをロングした方が損失が限定されるため、気が楽です。

メリットは、損失が限定されていてことです。最大の損失でもプットオプションの買いにかかったオプションプレミアムしかマイナスになりません。

デメリットは、オプションのロングポジションなのでオプションプレミアムの支払いは必要になります。

ちなみにLEAPSのオプションの価格はこんな感じです。
(個人投資家はLEAPSを利用した方が気が楽です。期間が短いオプションをトレーディングするのは精神的にも負荷が大きいです。)


ジャンク債とは

ジャンク債はハイイールド債とも呼ばれている、格付けが低い企業が発行する高利回りの社債です。
格付け機関が行なう格付けにおいてダブルB以下、即ち、S&P社ならBB以下、ムーディーズ社ならBa以下に格付けされた債券を指す。ハイイールド債は、一般的に信用格付けが低く、元本割れが発生するリスクが高い分、利回りは高く設定されている。投資資金を回収できず失う可能性が高いため、ハイイールド債は投資に精通したプロ向きの債券と言える。

要するに、信用力が低いけれども利回りが高い社債ですね。

米国の短期金利が上昇中

米国の短期金利が上昇しています。「金利の上昇」=「債券価格の下落」になります。

今後、金利がこのまま上昇するのであれば、債券価格の下落は避けられません、あわせてどのような債券から売れれるかと言えば、リスクが高い債券から売られます。

投資適格や格付けの高い社債の金利が上がれば、わざわざリスクの高いジャンク債(ハイイールド債)に投資をする必要もなくなります。

また、ジャンク債(ハイイールド債)は株価との連動も高いので、利上げで株価が下落するタイミングで「ジャンク債のプットのロング」の価格は上昇するのではないかなと思います。

最近は株価との連動が薄れているとの指摘もありますが、基本的にはリスクオンの場面でジャンク債(ハイイールド債)が買われます。(景気がいいなかで高利回りを求めるとジャンク債しか残っていない感じですかね。)

どのタイミングが適切?

オプションのロングはタイミングが大切なんですよね、後知恵ですが2018年1月にプットオプションをロングできていればベストでしたね。

というか、オプションのエントリーのタイミングが読めれば天才ですが・・・。オプションのポジションはタイミングを読むよりも、自分のポートフォリオをどれだけヘッジできるかで考えるのいいでしょう。



今は価格が下落しているので微妙です。少し機会をうかがいつつ、価格が上昇したらプットをロングするのがいいのではないかと思っています。


2018年5月1日火曜日

JT 日本たばこ産業 (2914)に本格的に投資


JT 日本たばこ産業 (2914)に本格的に投資

JT 日本たばこ産業 (2914)に本格的に投資をしています。

JTの配当利回りが5%を超えたあたりから積極的に投資をしています。

基本的には日本市場の保有株は全て売却して、JTへの投資資金にしています。資金に余裕があれば全てJTの購入にあてています。

タバコ業界の将来は不透明なので、それなりにリスクの高い投資だと思いますが、配当利回りが魅力的だったので投資を決めました。

現時点のバリュエーションは

  • PER:14.68倍
  • PBR:1.88倍
  • 配当利回り:5.19%


タバコ企業という投資商品

個人的には、JTへの投資は「株への投資」というよりは、「タバコ企業」への投資だと考えています。

それこそ、「債券」「リート」みたいな、独自のカテゴリーの投資だと思います。

世界的に見てもグローバルなタバコ会社というのは数えるくらいしかありません、寡占化が進んでいる業界になります。「フィリップモリス」「ブリティッシュ・アメリカン・タバコ」「JT」がトップカンパニーになります。。

どの会社もフリーキャッシュフローが潤沢で、利益率が高いのが特徴です。

リスクは各国の煙草に対する規制などがあります、この規制を予想するのはかなり困難です。

「リート」は不動産を流動化した金融商品ですが、「JT」への投資はタバコ事業を流動化した金融商品みたいなもんだと考えています。

将来的にタバコ事業がどうなるかは未知数ですが、株価が安い(=配当利回りが高い)のはかなり魅力的です。




配当狙いの投資は大損するリスクは比較的少なくなります。
高配当銘柄を10~15銘柄ほど選んでセクターを分散して投資すれば、かなりリスクを減らせます。

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