ローブ氏のポジションは株式のショートだそうです。また、相対的に2年物の米国債の魅力が増しているそうです。
投資家ダン・ローブ氏は、市場の混乱拡大を見込んでショートポジションを増やしていることを明らかにした。個人投資家のショートは危険なので、株式が割高だと感じたら、債券のポジションをロングするというのは良いと思います。
自身のヘッジファンドのポートフォリオに関してローブ氏は、株式のショートを増やしていると説明した。
ローブ氏は、長年の低金利時代を経て投資家の間では株価収益率に対する懸念が強まっていると指摘。その上で、ようやく株式に代わる投資先が出てきたとし、「相対的に安全」な2年物の米国債だと加えた。
簡単に債券に投資する方法としては、
iシェアーズ 米国国債 1-3年 ETF(SHY)を利用する方法があります。
【SHY】は、残存期間1年以上3年未満の米国財務省証券で構成されるETFです。
ローブ氏がアドバイスをしている2年物ではありませんが、短期の債権という意味で似た動きをすると思います。
特に短期債権はボラティリティが低くて金利に素直に反応をします。
最近は金利上昇局面なので【SHY】の価格は下落しています。逆張りをするのであれば面白いタイミングだと思います。
ここ2年のiShares 1-3 Year Treasury Bond ETF (SHY)のチャートになります、右肩下がりですが、2017年9月頃からの値下がりが顕著です。
さらに金利が上昇すると予想するのであれば、今のタイミングでの投資は時期尚早です。
これから景気が後退して金利が下がると予想するのであれば、現在のタイミングで投資をするのが良いと思います。
また、タイミングを読まない代わりに、株式下落のヘッジ(保険)として一定割合短期債券に投資をするというのは良い戦略だと思います。
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