ブラジルでヴァーレの鉱山ダムが決壊 出資の三井物産は業績予想を下方修正
ブラジルでヴァーレの鉱山ダムが決壊した事故の影響で、ヴァーレに出資をしている三井物産は業績予想を下方修正しました。
従来予想は前期比8%増の4500億円 → 前期比5%増の4400億円
になるそうです。
また、現時点で三井物産は配当金を変更しないそうです。
(配当金の減額されるのは相当な事故があった場合です。かなりの事故がない限り配当金は減額されません、この辺りは配当金投資のメリットだと思います。)
三井物産は1日、2019年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比5%増の4400億円になりそうだと発表した。従来予想(8%増の4500億円)から増益幅が縮小する。飼料添加物などに使われるメチオニン価格の低迷で化学品事業の利益が減少するほか、ブラジルの資源大手ヴァーレの配当見送りなども織り込んだ。
あわせて発表した18年4~12月期の連結決算で、売上高にあたる収益は前年同期比37%増の5兆129億円、純利益は7%減の3500億円だった。
ちなみに、三井物産はヴァーレに5・59%を出資して配当金を得ています。
今回の事故でヴァーレが2月に予定していた配当決議を延期したため、三井物産は業績予想の修正をしたそうです。
三井物産 (8031)のバリュエーションですが、
- 株価:1,764円
- 予想PER:6.81倍
- 予想EPS:258.9
- 実績PBR:0.72倍
- 予想配当利回り:4.54%
- 予想1株配当:80
予想配当利回り:4.54%という数字はついつい投資をしたくなってしまいます。
商社は市況の変動を受けやすいですが、配当利回りが高い点はとても魅力的です。
0 件のコメント:
コメントを投稿