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2017年4月4日火曜日

通貨の強弱は国の国力には影響しない

目次
  • 通貨の強弱は国の国力には影響しない
  • インフレか?デフレか?
  • 国力が強いから通貨が強くなる?
  • 弱い日本の強い円
  • ドルの価値は下がり続けている
  • 日本円の価値は上がっている
  • ビックマック指数

通貨の強弱は国の国力には影響しない

通貨の強弱はその国の国力には影響しません。

通貨の価値はインフレかデフレかで決まります。

インフレか?デフレか?

通貨の価値・強弱は長期的にはその国の物価の上昇率によります。

言い換えると、

  • インフレであれば通貨の価値は下がり(安くなり)
  • デフレであると通貨の価値は上がる(高くなる)

ということです。
臆病者のための億万長者入門でも同じ解説があります。

国力が強いから通貨が強くなる?

ニュースなどでもよく「国力が強いから通貨が強くなると」言われたりしますが、国力と通貨の価値には関係がありません。
あくまでもインフレ(デフレ)かが、通貨の価値を決めます。

為替は通貨を交換するときのレートであり、国力は関係しません。

為替に関す本を読んでいると、大体の専門家が「為替と国力は関係ない」と言っています。

ただ、デフレの国は国力が弱っていて、インフレの国は経済成長をしているので国力が強いという相関関係はありそうです。

弱い日本の強い円


弱い日本の強い円 (日経プレミアシリーズ) 佐々木 融 (著)
最近読んだ為替、通貨関係の本ではかなり面白かったです。お勧めできる本です。

為替は物凄く複雑で大勢の人間の思惑で動いているものです、100%著者の主張で全てが説明できるわけではないと思いますが、とても勉強になる内容が多いと思います。

著者の主張としては、
  • 通貨の強弱はその国の国力には影響がない」
とのことです、この辺は私も誤解していました。経済が強い国の通貨が強くなるのではないかと漠然と思っていました。

ドルの価値は下がり続けている

実例を挙げると、アメリカなどになるでそう。
国力は常にトップですがドルの価値は下がり続けています。

アメリカは緩やかなインフレが続いているからです。

日本円の価値は上がっている

日本は国力は下がっているが、通貨の価値が上がっています。
本のタイトルである「弱い日本の強い円」につながります。

ビックマック指数

「インフレ国の通貨が下がりデフレ国の通貨が上がる」かについて、ビックマック(物の価値)を中心にして購買力平価をもとに解説しています。(86ページあたり)
私はこの解説はとてもわかりやすく腑に落ちました。

2014年9月22日月曜日

大局的、長期的な為替の判断 デフレの通貨は上昇する

ここのところ円安が一気に加速しています、

6年ぶりに109円台まで円安が進んだので、3週間ほどでドル円で5円以上円安が進んだことになります。

外国資産の割合が多いほど、ポートフォリオにおける為替の影響が大きくなります。
急激に為替が動くと、焦る場合もあると思います。

ただ、長期の資産運用であれば長期の為替判断で対応をすればよいと思っています。

大局的、長期的な為替の判断ですが、

高いインフレ率の通貨ほど購買力低下の度合いは大きく、低いインフレ率の通貨ほど購買力低下の度合いは小さくなります。

つまり、デフレの場合は、通貨の購買力は増加します。

なので、「購買力低下の度合いが大きい通貨=高インフレ通貨」は「低インフレ通貨=デフレ通貨」に対して下落します。

上記の考えを、購買力平価原理といいます。(インフレ率の比率から算出される為替相場の理論値を相対的購買力平価といいます。)

購買力平価原理は、短期の為替予想には有効ではありませんが、長期での為替相場の割安・割高の判断には有効です。

長期的にみると、高金利ということは高インフレということであり、長期では必ず低金利=低インフレ通貨に対して下落をします。

短中期的に為替がどちらに動くかはわかりませんが、長期的にはデフレ=低インフレである限り通貨は高くなります。



為替の解説がわかりやすいです。

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