暗号資産のステーキングについて

【まとめ】暗号資産のステーキングの始め方

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2017年11月29日水曜日

データ改ざんの「東レ(3402)」について調べてみた 投資検討


データ改ざんの「東レ(3402)」について調べてみた

今、世間を騒がせている「東レ(3402)」につて調べてみました。

ここ2~3年ほどずーと狙っていたんですが、なかなか株価が下がらないで割高だったので投資ができないでいました。

そんな中、11月28日にデータ改ざんのネガティブニュースが発表されました。
件数の少なさに加えて、タイヤや自動車の安全性を揺るがすような重大な内容でもない。神戸製鋼所のような先例がなければ、取引先に納得してもらえさえすれば済む話だったとの認識が、日覚社長の発言からは読み取れる。

子会社が社員に法令順守に関するアンケートをした結果、不正が判明。検査のダブルチェックなどの再発防止策を講じたが、法令違反や安全上の問題はないとの理由から、これまで1年以上、公表していなかった。しかし、11月3日にインターネットで「東レの子会社でデータ書き換えがあったようだ」との書き込みがあり、一部の株主から問い合わせを受けたことから、公表に踏み切ったという。
ネットの書き込みで隠せないと考えたから発表を決めたというのはカッコ悪いですね。
東レは今回の子会社の149件のほかにも、グループ全体で137件の不正の疑惑があり、調査を進めている。弁護士らによる外部調査委員会を設け、今年度内の調査完了を目指す。
もしかしたら、芋づる式に不正ニュースが明らかになり、だらだらと株価が下げるという展開も予想されます。

この類の不正のニュースは投資を開始するタイミングを見極めるのが難しいんですよね。

現時点の感覚論ですが、日産、神戸製鋼所、三菱マテリアルと比較すると、データ改ざんの内容はあまり悪質ではないような感じがしています。(まあ、現時点でどこまで傷が深いかは未知数ですが。・・・。)

ここ5日のチャート、ニュースを受けて急落しています。


ここ1年のチャート、そもそもここ数か月は下落基調が続いていましたが、データ改ざんのニュースを受けて急落したという印象を受けます。


現在のバリュエーション


  • 2017年11月29日
  • 株価:1,061円
  • PER:17.74倍
  • PBR:1.58倍
  • 配当利回り:1.32%

過去のPERの推移


  • 第132期(2013年3月)のPER:21.4倍
  • 第133期(2014年3月)のPER:18.6倍
  • 第134期(2015年3月)のPER:22.7倍
  • 第135期(2016年3月)のPER:17.0倍
  • 第136期(2017年3月)のPER:15.9倍
ここ最近の株価が好調だったので、株価が下落してもバリュエーションはあまり割安になっていないません。

機械的に判断をするのであれば、PERが15倍を下回ったらかなり割安になるのではないでしょうか。まあ、今期は最高純益圏にいるので、単純にPERを使うことはできませんが。

配当について

花王のような連続増配企業ではありませんが、着実に配当を増やしている優良企業です。

一株当たりの年間配当金
  • 2002年:5円
  • 2015年:13円
リーマンショックで減配をしましたが、その後は増配をして約10年で2倍以上の配当金を出すようになっています。(個人的には、連続して増配をしなくても長期的に配当を増やせれば投資する価値があると考えています。)

2012年からEPSが右肩上がりです、このような業績の株は人気になりやすく、株価が割高になります。

グラフでは2016が予定になっていますが、実際には62.2円となり、目標を達成しています。

2017年11月27日月曜日

「中央自動車工業株式会社」に投資


「中央自動車工業株式会社」に投資

先日、「中央自動車工業株式会社」に投資しました。
  • 株価:1,534円
  • PER:10.81倍
  • PBR:1.26倍
  • 配当利回り:2.48%

ポジティブ

  • 好財務で有利子負債が0
  • バリュエーションが相対的に割安
  • 業績が好調な割には株価が割安
  • コンスタントに増配をしている
  • フィデリティのジョエル・ティリンガスト氏がバロンズのインタビューで推奨

ネガティブ

  • 東証2部上場で規模が大きくない
  • 過去を見るとさらに安いバリュエーションで取引をされているタイミングがある
  • 株主優待制度なし
  • 自動車関連業界は全体的にバリュエーションが割安な企業がおおいため、中央自動車工業株式会社が突出して割安ではない

まとめ

「中央自動車工業株式会社」に凄く強気というわけではありませんが、最近は比較的日本株が好調なので、業績が好調でバリュエーションが安い株を探そうと思うと、どうしても中小株になってしまいます。
PER、PBR、配当利回りがバランスよく割安なので、機械的に投資をしました。

2017年11月16日木曜日

レイ・ダリオのポートフォリオ 2017年3Q

レイ・ダリオのポートフォリオ 2017年3Q

2017年3Qのレイ・ダリオのポートフォリオが発表されました。

要点を書くと、
  • 投資額が増えているので、全体的に前期より増加が多い
  • 相対的に新興国に強気
  • 韓国株のウェイトを下げている

以下のサイトの概要が簡潔にまとまっていると思います。
2017年3Qの内容については特に代わり映えはなく、引き続き新興国に強気というポジションだと思います。

ただ、レイ・ダリオ氏自身はどちらかというと弱気な発言が多く、「いずれ経済が失速するので注意をするように」と言っているので、“相対的に”新興国に強気なのだと思います。

アメリカや先進国のバリュエーションに比べると、新興国の方が比較的割安だというところではないでしょうか。

2017年11月5日日曜日

仮想通貨への投資?投機?


仮想通貨への投資?投機?

インデックス投資、米国株投資、日本株投資を含めて、投資系のブログ界隈ではあまり仮想通貨は人気がなさそうです。

「インデックスへの長期投資だけど、相関関係が低い仮想通貨を組み入れているよ!」というブログに出会ったことがありません。

(そういったブログがあったら是非教えて下さい。)

著名人のネガティブな陣営
  • ウォーレン・バフェット氏
  • JPモルガンのCEOであるダイモン氏
  • ブリッジウォーターのレイ・ダリオ氏

著名人のポジティブな陣営
  • ゴールドマン・サックス
  • ビル・ミラー氏
ウォーレン・バフェット氏は、
「ビットコインを評価することはできない、なぜならビットコインは価値を生み出す資産ではないからだ」と発言しています。
本当に、バフェット氏はぶれないですよね。常に「価値を生み出す資産」にこだわっています。

どう考えても、仮想通貨にポジティブな方が旗色が悪いです。

個人的には、仮想通貨のコンセプトやイノベーションは面白いと思います。

どのような形になるかはわかりませんが、それなりに取引が拡大するのではないかと思います。

それこそ、既存の金融機関がサービスを提供できていないBOP(経済ピラミッドの底辺層)の人々にスマホが格安で提供されて、仮想通貨で資産を保全する未来とかがあったら面白そうです。(まあ、BOPの人々が仮想通貨を利用するかは未知数ですが、BOPの人々も実際には金融サービスにアクセスをしているんですよね。)

ちなみに、11月17日にビットコインのハードフォークが予定されていて、このハードフォークで新ビットコイン「B2X」が誕生するといわれています。

「B2X」はビットコインにとってかわる可能性があると言われているので、このハードフォーク後のビットコイン相場は要注意だと思います。

2017年11月4日土曜日

投資戦術の分散

投資戦術の分散


良くアセットクラスを分散すると良いと言われますが、個人的には単純にアセットクラスを分散するのではなく、投資戦術を分散した方が効果的だと思います。

(投資戦術を分散したら、結果的にアセットクラスが分散されるということはあると思いますが。)

株式と債券に分散投資をしましょうというのは、「株式と債券の相関関係が低いから組み合わせるとフリーランチがありますよ」という意味です。

ただ、これは戦術の1つにすぎません。
(債券に投資をすることが目的ではありません、株式の動きをヘッジする戦術として債券を選んでいるだけです。ちなみに株式の暴落をヘッジするためには株式の3倍以上の資金を債券に投資する必要があるといわれています。こんな金額を債券にぶち込んだら、リターンが恐ろしく悪くなります・・・。個人的に債券に投資をするのであれば、LEAPSを利用してレバレッジをかけた方がいいと思います。)
投資の世界には無数の戦術があります。

株式、債券、リートのロングオンリーにこだわる必要はないと思います。

複数の戦略を組み合わせると、リスクが激減し、リターンが上昇するといわれています。(レイ・ダリオ氏もそう言っています。「40兆円の男たち」で詳しく書かれていますが、相関関係のない複数の戦略を組み合わせて、レバレッジをかけるのが最もリスクリターンに優れるとのアドバイスがあります。)

いくつか思いつく範囲で

  • プットオプション(売る権利)の買いで、暴落時に儲けるという戦略
  • 金ETFのロングをメインとして、コールを売って日銭を稼ぐ
  • 金ETFを利用したダイアゴナルスプレッド
  • FXを利用して、株式と相関が低い通貨を取引する
  • 仮想通貨への投資(ビットコイン)
  • スペシャル・シチュエーションズへの投資(東京電力なんかへの投資はこれに該当すると思います、通常の相場の動きとは異なる値動きをします。後は、石油メジャーへの投資も少し近いかもしれません)
  • VIXが急上昇したタイミングで株価指数のコールオプションに投資
  • 極端に割安に放置されている国への投資(ロシアとかですかね、かなり値下がりしていますし、通常の相場とは異なる動きをしそうです。)

面白い記事がありました。
最も明確な代替戦術は株式または株価指数のプットオプション(売る権利)を買うことだが、これには費用がかかる可能性がある。別の戦術としては、相場全体との連動性が低い「ベータが最も小さい」株式を買い、時価総額加重型の指数を空売りすることだ。複数の商品を売るという戦略もある。
要するに、あまり株式のロングにこだわったり、株式と相関が低いのは債券だと決めつけるのは良くないですね、何かを盲目的に信じるのは危険です。

現時点では、株式のヘッジ戦略としてはコモディティーとか金の方が良さげな気がします。

(債券の金利は空前の低金利です、今後も低金利が続けは債券価格は維持されますが、金利が上昇すれば、債券価格は下落します。良いシナリオでも多少の上昇で、悪いシナリオだと価格が下落するというのはあまり賢い投資だとは思えません。 )

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