2017年5月24日水曜日

マイナンバーの届け出は2017年9月末までに NISA口座が失効します



マイナンバーの届け出は2017年9月末までに

NISA口座を開設している場合、
2017年9月末までにマイナンバーを提出しないと年末にNISA口座が失効します。

NISA口座が失効してしまった場合、2018年に再度NISA口座の開設手続きが必要となるので、注意が必要です。

再度、口座を開設するとなると書類の提出などの手間がかかるので注意が必要ですね。

NISA口座は使い勝手がいまいちよくないので放置をしている投資家も多いと思いますが、上手く使えれば節税効果が高いというメリットがあります。

使わなくとも念のため保有をしておいても損はない口座だと思います。

もし、利用していないからといってマイナンバーの提出をしていないのであれば、このタイミングで提出しておいた方がいいと思います。


2017年5月22日月曜日

日本取引所グループ 株主優待制度を変更 優待狙いは2017年9月末までに購入しよう


上記の図は制度変更の概要になります。

日本取引所グループ 株主優待制度を変更

日本取引所グループが株主優待制度を変更しました。

優待狙いの投資家は2017年9月末までに購入しましょう。

変更の概要



制度の変更は2018 年3月末時点に株主名簿へ記載または記録された株主から適応されます。

特例の条件として、

  • 2018 年3月末及び 2019 年3月末時点の株主様のうち、2017 年9月末から継続して当社株式の保有が確認できる株主には、継続保有年数が2年未満の場合でも 3,000 円の QUO カードが貰えます。

今回はこの特例の条件が肝です。

2017 年9月末までに株式を保有していれば継続保有年数が短くても3,000円のクオカードが貰えます!


優待狙いで長期保有を考えている投資家は、この特例を利用すべきです。

保有期間が短くてもランクアップをして3,000円のクオカードからスタートできます。

短期から中期投資でスイングトレードも視野に入れているのであればあまり気にする必要はないかもしれません。


今までの制度

毎年3月末時点で 100 株以上を保有する株主に優待品(3,000 円の QUO カード)が送られていました。

ちなみに、この制度は他社と比較しては特別に好条件でした。流石に今までの条件は他社と比較して好条件過ぎたので変更をしたのでしょう、短期投資家には改悪になります。
長期の優待狙いの投資家には五分五分といったところでしょうか。3年以上継続して保有するというのは意外とハードルが高いものです。


2017年5月17日水曜日

FirstradeにW-8BENを提出 スマホの写真で提出できる

FirstradeにW-8BENを提出

FirstradeにW-8BENを提出しました。

今までは
  1. W-8BENをプリントアウト
  2. プリントアウトした紙に内容を記入
  3. 紙をスキャンをしてPDFにする
  4. PDFをメールに添付してFirstradeに提出
という手順で作業を「W-8BEN」を提出していました。

今年はスキャンをする手間が面倒だったので、スマホの写真で提出できるかどうか試してみました。

結果としては、スマートフォンの写真でも提出には問題がないようです、私の場合は無事に受領をしてもらえました。

感覚論ですが、アメリカのサービスはあまり四角四面ではなく思いのほか柔軟に対応をしてもらえる気がします。

特に、提出する書類などの枚数などは日本に比べると少なく、事務手続きが楽な気がします。日本の証券会社に口座を開こうと思うと沢山の書類をかいて、証明書を添付しないといけないことが多いです。

手順

  1. FirstradeのHPからW-8BENのPDFをダウンロード
  2. W-8BENのPDFを印刷して内容を記入
  3. 紙のW-8BENをスマホで撮影
  4. FirstradeにW-8BENの写真データ(JPG)をメール
  5. FirstradeからW-8BENが正式に受領されたとのメールが入る
という手順になります。

最近はスキャナーを持っていない人も多いと思います。
スキャナーを利用しなくても資料が提出できるので、ひと手間省けて作業が楽になりました。
こういった作業はITを有効利用してどんどん効率化してもらいたいです。

「W-8BEN」とは

「W-8BEN」を提出すると、アメリカ源泉の所得について、利子や配当にかかる税金が低減される書類になります。
細かい解説は省きますが、日本に居住をしていてアメリカの証券会社を利用して取引をしている投資家は提出するとメリットが非常に大きい書類になります。
是非、忘れないで提出をしましょう、これを提出しないとアメリカから沢山税金を取られてしまいます。

2017年5月7日日曜日

日本株 購入検討リスト 配当利回りランキング 2017年5月上旬



目次
  • 日本株 購入検討リスト 配当利回りランキング
  • 配当利回り3%超え
  • 配当利回り2%超え
  • 購入検討候補
  • 保有している株

日本株 購入検討リスト 配当利回りランキング

会社名、株価、配当利回り、決算
  1. 日本たばこ産業、3,735、3.74%、決6・12
  2. 日本取引所グループ、1,564、3.06%、決3・9
  3. ブリヂストン、4,702、2.97%、決6・12
  4. KDDI、2,956、2.87%、決3・9
  5. 東京海上HD、4,751、2.84%、決3・9
  6. 日本電信電話、4,839、2.47%、決3・9
  7. 小松製作所、2,935、1.97%、決3・9
  8. キリンHD、2,172、1.79%、決6・12
  9. 花王、6,128、1.76%、決6・12
  10. アサヒグループホールディン、4,220、1.42%、決6・12
  11. 東レ、989、1.41%、決3・9
  12. 味の素、2,179、1.37%、決3・9

配当利回り3%超え


  • 日本たばこ産業:3.74%
  • 日本取引所グループ:3.06%

と、配当利回りが3%を超えています。

日本たばこ産業(JT)はかなり配当利回りが高くなっています。業界の寡占企業ですし、投資に興味があります。6月に中間決算と中間配当があるので、それまでに投資をしたいと考えています。

日本取引所グループは株主優待のクオカードを含めると、更に配当利回りが上昇します。ただ、クオカードが貰えるのは3月末に株を保有している投資家なので、現時点で焦って投資をする必要はないと思います。
来年3月に向けて様子を見ていればいいと考えています。

配当利回り2%超え


  • ブリヂストン:2.97%
  • KDDI:2.87%
  • 東京海上HD:2.84%
  • 日本電信電話:2.47%

どの会社も大企業で安定して配当を支払っています。配当の高さと安定性を兼ね備えていて、リスクは少ない会社だと思います。

ブリヂストンほ1ヶ月ほど前は配当利回りが3%を超えていたのですが、少し株価が上昇してしまい配当利回りが下がってしまいました。

東京海上HDは金融系のネガティブなニュースがあると、大きく下がる傾向があるので、暫く様子を見つつ、安くなったら投資をする予定です。


購入検討候補

「日本たばこ産業」は配当利回りが3%を超えています。3%を超えてくると割安感があります。

ブリヂストン、KDDI、東京海上HD、日本電信電話」は配当利回りが2%台です。
こちらもまずまずな配当利回りなので、長期で保有するならばこの水準で購入してもいいかと思っています。

保有している株

既に「日本たばこ産業・KDDI・日本取引所グループ」には投資をしています。

これからは「日本たばこ産業」に可能な限り追加投資をして、中間配当を可能な限り多く貰いたいと考えています。

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2017年5月5日金曜日

味の素(2802)の株主優待は何株が一番お得?




目次
  • 味の素(2802)の株主優待は何株が一番お得?
  • 株主優待制度の概要
  • 1株当たりの株主優待の単価
  • 自社製品1,000円相当
  • 味の素グループの食品詰合せセット(自社製品3,000円相当)
  • AGF製品詰め合わせセット(自社製品3,000円相当)
  • 自社製品6,000円相当(味の素グループの食品詰合せセット)
  • 家族名義の口座で分散させるとお得
  • 株主優待制度の基準日
  • 株主優待の案内が届くタイミング

味の素(2802)の株主優待は何株が一番お得?

味の素(2802)の株主優待は何株が一番お得なのか調べてみました。

結論を先に書くと、「100株」の株主優待が一番お得です。一株当たりの株主優待の単価が最も高くなります。

「100株」の株主優待が、一株あたりに対する単価が一番高くなっています。
味の素(2802)の単元株である最低の投資単位は100株なので、小口の投資家が優遇される制度となっています。

ちなみに、100株の株主優待は2017年度に新設された優待制度です。業績の悪化を補うための株主優待制度ではないかなどと一部では言われていますが、優待投資家にとっては制度の改良になったと思います。

詳しくは以下の公式サイトで確認できます。


株主優待制度の概要

「保有株式数」「保有期間」に応じて、自社製品などが貰える制度となっています。

ちなみに、2017年3月31日より、100株以上1,000株未満の株主にも株主優待が拡充されました。少ない投資額で株主優待が貰える制度に変更となりました。
少額で投資している個人投資家にはありがたい制度の変更ですね。少ない投資金額でも株主優待が楽しめるようになりました。


  1. 「100株以上1,000株未満」 ⇒ 味の素グループ商品の詰め合わせセット(市価1,000円相当)
  2. 「1,000株以上」かつ「1,000株以上の保有期間が継続3年未満」 ⇒ 味の素グループ商品の詰め合わせセット(市価3,000円相当)
  3. 「1,000株以上」かつ「1,000株以上の保有期間が継続3年以上」 ⇒ 味の素グループ商品の詰め合わせセット(市価6,000円相当)
というのが、株主優待制度の概要になります。

「株数」「保有期間」応じて3タイプの自社製品がもらえる制度になっています。

株主優待が貰える最低株数を基準にして整理をすると。
  1. 「100株以上」 ⇒ 自社製品1,000円相当
  2. 「1,000株以上」で「保有期間が3年未満」 ⇒ 自社製品3,000円相当
  3. 「1,000株以上」で「保有期間が3年以上」 ⇒ 自社製品6,000円相当
という株主優待制度です。

株数は「100株以上」か「1,000株以上」かの2段階しかありません。

また、「1,000株以上」になると保有期間によるランクアップ制度があります。保有期間の区切りは3年になります。

KDDIは5年の継続保有で株主優待がランクアップする制度です。KDDIに比べるとハードルは低くなっています。

100株は大体22万円、1,000株は大体220万円が必要となります。
1,000株で220万円の投資をするのは個人投資家には結構ハードルが高いですね。

かなり資産規模の大きなポートフォリオでないと、味の素の比率が高くなってしまいます。普通の個人投資家は100株の株主優待を貰うのが一般的ではないでしょうか。


1株当たりの株主優待の単価

1株当たりの株主優待の単価を計算します。
  • 「100株以上」の自社製品1,000円相当 ⇒ 1株当たり10円
  • 「1,000株以上」で「保有期間が3年未満」の自社製品3,000円相当 ⇒ 1株当たり3円
  • 「1,000株以上」で「保有期間が3年以上」の自社製品6,000円相当 ⇒ 1株当たり6円
明らかに「100株」の株主優待の単価が高くなっています。
「100株以上」で1,000円相当の商品を貰うのが最もお得です。

小口投資家の方が3倍もお得な株主優待を貰えるというのは驚きです。無理して1,000株の株主優待を貰うのは合理的ではないです。

最高ランクの「1,000株以上」で「保有期間が3年以上」の自社製品6,000円相当でも、1株あたりに割り戻すと6円となり、「100株以上」の自社製品1,000円相当に負けてしまいます。

新設された、「100株以上」の自社製品1,000円相当の株主優待は一番お得な内容となっています。


自社製品1,000円相当

新設された優待制度なのでどのような商品が貰えるかはわかりませんが、味の素の商品が1,000円分入っているのでしょう。
それなりに使い勝手がいい商品が入っていると思います。

味の素グループの食品詰合せセット(自社製品3,000円相当)



商品名

  • 「毎日カルシウム・ほんだし®」100g箱
  • 「瀬戸のほんじお」焼き塩 100g瓶
  • 「Cook Do®」(中華合わせ調味料)青椒肉絲用
  • 「Cook Do®おかずごはん」(ごはん用合わせ調味料)鶏パエリア用
  • 「Cook Do®香味ペースト」(汎用ペースト調味料)
  • 「丸鶏がらスープ」55g瓶
  • 「クノール®カップスープ」冷たい牛乳でつくるコーンポタージュ<季節限定春夏>
  • 「Toss Sala®」イタリアン・バジル味
  • 「クノールスープDELI®」えびとほうれん草のクリームグラタン
  • 「クノール®ふんわりたまごスープ」5食入袋
  • 「味の素KKコンソメ」 固形21個入箱
  • 「お肉やわらかの素」50g袋
  • 「アクアソリタ®」500ml
  • 「パルスイート®ビオリゴ®」270gボトル
  • 「アミノバイタル®」14本入箱
  • 「ノ・ミカタ®」8本入箱
  • AGF宇治抹茶入り煎茶スティック12本
  • 「MAXIM®」「ちょっと贅沢な珈琲店®」レギュラー・コーヒー上乗せドリップ スペシャル・ブレンド14袋

日常利用できる食料品が多いので、貰って困るということもなさそうです。家計の助けにもなりそうですね。ただ、3,000円相当の株主優待を貰うには1,000株が必要です。1,000株となると220万円以上は投資しないといけないので、少しハードが高いです。

AGF製品詰め合わせセット(自社製品3,000円相当)



商品名

  • <煎>レギュラー・コーヒー淡麗薄口珈琲180g
  • <煎>レギュラー・コーヒー香醇濃口珈琲180g
  • 「MAXIM®」「ちょっと贅沢な珈琲店®」レギュラー・コーヒー スペシャル・ブレンド360g
  • 「MAXIM®」「ちょっと贅沢な珈琲店®」レギュラー・コーヒー モカ・ブレンド360g
  • 「MAXIM®」「ちょっと贅沢な珈琲店®」レギュラー・コーヒー キリマンジャロ・ブレンド360g
  • 「MAXIM®」「ちょっと贅沢な珈琲店®」レギュラー・コーヒー 上乗せドリップスペシャル・ブレンド14袋
  • 「MAXIM®」「ちょっと贅沢な珈琲店®」レギュラー・コーヒー 上乗せドリップモカ・ブレンド14袋
  • 「MAXIM®」「ちょっと贅沢な珈琲店®」レギュラー・コーヒー 上乗せドリップ喫茶店ブレンド14袋
  • 「MAXIM®」「ちょっと贅沢な珈琲店®」スティックコーヒープレミアムビター8本
  • 「MAXIM®」「ちょっと贅沢な珈琲店®」スペシャル・ブレンド瓶80g
  • 「MAXIM®」「ちょっと贅沢な珈琲店®」モカ・ブレンド瓶80g
  • AGF鈴鹿山麓産冠茶スティック12本
  • AGF宇治抹茶入り煎茶スティック12本
  • AGF石臼挽き茶葉入りほうじ茶スティック12本
私はコーヒーが好きなので、AGF製品詰め合わせセットがもらえたらとても嬉しいですね。ただ、3,000円相当の株主優待を貰うには1,000株が必要です。1,000株となると220万円以上は投資しないといけないので、少しハードが高いです。

自社製品6,000円相当(味の素グループの食品詰合せセット)


商品名
  • 「ほんだし®」8gスティック7本入袋
  • 「瀬戸のほんじお」焼き塩 100g瓶
  • 「Cook Do®きょうの大皿」(合わせ調味料)豚ひきもやし用
  • 「Cook Do®おかずごはん」(ごはん用合わせ調味料)鶏パエリア用
  • 「Cook Do®香味ペースト」(汎用ペースト調味料)
  • 「クノール®カップスープ」冷たい牛乳でつくるコーンポタージュ<季節限定春夏>
  • 「味の素KKコンソメ」 固形7個入箱
  • 「お肉やわらかの素」50g袋
  • 「アクアソリタ®」500ml
  • 「スリムアップシュガー®」スティック50本入り袋
  • 「ノ・ミカタ®」3本入箱
  • 「アミノバイタル®」ワンデーパック プロ3本入
  • AGF宇治抹茶入り煎茶スティック12本
自社製品6,000円相当となると、かなりボリュームがありますね。日常生活で使える商品も多いのでかなり家計の足しになるのではないでしょうか。ただ、6,000円相当の株主優待を貰うには1,000株が必要かつ、3年以上継続して保有する必要があります。1,000株となると220万円以上は投資しないといけないので、少しハードが高いです。


家族名義の口座で分散させるとお得

家族名義の口座が持てる個人投資家の場合、100株を複数の口座に分けて保有できれば、かなりお得に株主優待が貰えます。

100株であれば大体22万円で投資ができます。100株を3~4口座に分散するのは個人投資家にも十分可能だと思います。

400株を保有する場合に、400株×1口座とするのではなく、100株を4口座とした方が明らかにお得です。

100株の株主優待の単価が一番お得なので、家族で複数口座を持てる人は、分散して小口で保有するのが合理的です。

株主優待制度の基準日

株主優待制度の基準日は、毎年3月31日です。

年1回、株主優待が貰えます。(配当は年2回です。)

JTなんかは太っ腹な会社なので、年2回、株主優待が貰えますが、味の素は年1回の株主優待となります。

まあ、どちらかというと年1回の株主優待の方が一般的だと思います。ちなみに、KDDI、キリンホールディングスも年1回の株主優待となっています。

株主優待の案内が届くタイミング

2017年5月4日木曜日

キリンホールディングス(2503)の株主優待は何株が一番お得?




目次
  • キリンホールディングス(2503)の株主優待は何株が一番お得?
  • 株主優待制度の概要
  • 1株当たりの株主優待の単価
  • 当然、ビールも貰えます
  • キリンビバレッジ商品詰め合わせ
  • メルシャンワイン詰め合わせ
  • 家族名義の口座で分散させるとお得
  • 株主優待制度の基準日
  • 株主優待の案内が届くタイミング

キリンホールディングス(2503)の株主優待は何株が一番お得?

キリンホールディングス(2503)の株主優待は何株が一番お得なのか調べてみました。

結論を書くと、「100株」の株主優待が一番お得です。一株当たりの株主優待の単価が最も高くなります。

「100株」の株主優待が、一株あたりに対する単価が一番高くなっています。
キリンホールディングスの単元株、最低の投資単位は100株なので、小口の投資家が優遇される制度となっています。

詳しくは以下のサイトで確認できます。


株主優待制度の概要

「保有株式数」とに応じて、自社製品などが貰える制度となっています。

今回は、金額の比較をするために「キリンシティお食事券」で計算をしてみます。
(自社製品のビールやワインは単価を出すのが難しいです。)

  • 100株以上1,000株未満の株主 ⇒ キリンシティお食事券1,000円相当
  • 1,000株以上の株主 ⇒ キリンシティお食事券3,000円相当
というのが、株主優待制度の概要になります。

株数に応じて2タイプの「キリンシティお食事券」がもらえる制度になっています。

株主優待が貰える最低株数を基準にして整理をすると。
  • 100株以上 ⇒ キリンシティお食事券1,000円相当
  • 1,000株以上 ⇒ キリンシティお食事券3,000円相当
という株主優待制度です。

株数は「100株以上」か「1,000株以上」かの2段階しかありません。

100株は大体22万円、1,000株は大体220万円が必要となります。
1,000株で220万円の投資をするのは個人投資家には結構ハードルが高いですね。

かなり資産規模の大きなポートフォリオでないと、キリンホールディングスの比率が高くなってしまいます。普通の個人投資家は100株の株主優待を貰うのが一般的ではないでしょうか。


1株当たりの株主優待の単価(キリンシティお食事券)

1株当たりの株主優待の単価を計算します。
  • 100株以上でキリンシティお食事券1,000円相当 ⇒ 1株当たり10円
  • 1,000株以上でキリンシティお食事券3,000円相当 ⇒ 1株当たり3円
明らかに「100株」の株主優待の単価が高くなっています。

「100株以上」で1,000円相当の商品を貰うのが最もお得です。


小口投資家の方が3倍もお得な株主優待を貰えるというのは驚きです。無理して1,000株の株主優待を貰うのは合理的ではないですね。


当然、ビールも貰えます

当然と言えば当然ですが、キリンビールギフトもあります。


こういった自社製品は、商品の単価を算出するのが難しいですね。
お酒が好きで、キリンの商品が好きな人には良い優待だと思います。「キリンシティお食事券」から想定するに、100株で1,000円相当のビールギフトが貰えるのだと思います。1,000株以上は3,000円相当のビールギフトだと思います。

キリンビバレッジ商品詰め合わせ



お酒が飲めない人は「キリンビバレッジ商品詰め合わせ」もあります。清涼飲料水の詰め合わせなので、ビールよりも使い勝手が良いと思います。
多分、100株で1,000円相当のキリンビバレッジ商品詰め合わせ、1,000株以上は3,000円相当のキリンビバレッジ商品詰め合わせだと思います。


メルシャンワイン詰め合わせ


1,000株以上の株主になると「メルシャンワイン詰め合わせ」が貰えます。
1,000株未満の株主ではメルシャンワイン詰め合わせは選べないので注意してください。
1,000株以上ということは200万円相当の投資額が必要となりハードルが高くなりますが、ワインが好きな人にはいいかもしれませんね。


家族名義の口座で分散させるとお得

家族名義の口座が持てる個人投資家の場合、100株を複数の口座に分けて保有できれば、かなりお得に株主優待が貰えます。

100株であれば大体22万円で投資ができます。100株を3~4口座に分散するのは個人投資家にも十分可能だと思います。

400株を保有する場合に、400株×1口座とするのではなく、100株を4口座とした方が明らかにお得です。

100株の株主優待の単価が一番お得なので、家族で複数口座を持てる人は、分散して小口で保有するのが合理的です。

株主優待制度の基準日

株主優待制度の基準日は、毎年12月31日です。

年1回、株主優待が貰えます。(配当は年2回です。)

JTなんかは太っ腹な会社なので、年2回、株主優待が貰えますが、キリンホールディングスは年1回の株主優待となります。

まあ、どちらかというと年1回の株主優待の方が一般的だと思います。ちなみに、KDDIも年1回の株主優待となっています。

株主優待の案内が届くタイミング

選んだ商品により届くタイミングが異なりますが、一般的には6月下旬頃までに株主優待が届くという感覚で良いと思います。

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2017年5月1日月曜日

KDDI(9433)の株主優待は何株が一番お得?




目次
  • KDDI(9433)の株主優待は何株が一番お得?
  • 株主優待制度の概要
  • 1株当たりの株主優待の単価
  • 3,000円分のカタログギフト
  • 5,000円分のカタログギフト
  • 10,000円分のカタログギフト
  • 家族名義の口座で分散させるとお得
  • 株主優待制度の基準日
  • 株主優待の案内が届くタイミング

KDDI(9433)の株主優待は何株が一番お得?

KDDI(9433)の株主優待は何株が一番お得なのか調べてみました。

結論を書くと、「100株」の株主優待が一番お得です。一株当たりの株主優待の単価が最も高くなります。

「100株」の株主優待が、一株あたりに対する単価が一番高くなっています。
JTの単元株、最低の投資単位は100株なので、小口の投資家が優遇される制度となっています。

詳しくは以下のサイトで確認できます。

株主優待制度の概要

「保有株式数」と「保有期間」に応じて、「au WALLET Market 商品カタログギフト」が貰える制度となっています。
  • 「100~999株」を「5年未満」 ⇒ 3,000円相当の商品
  • 「100~999株」を「5年以上」 ⇒ 5,000円相当の商品
  • 「1,000株以上」を「5年未満」 ⇒ 5,000円相当の商品
  • 「1,000株以上」を「5年以上」 ⇒ 10,000円相当の商品
というのが、株主優待制度の概要になります。
株数と期間に応じて4タイプの「au WALLET Market 商品カタログギフト」がもらえる制度になっています。

株主優待が貰える最低株数を基準にして整理をすると。
  • 「100株以上」を「5年未満」 ⇒ 3,000円相当の商品
  • 「100株以上」を「5年以上」 ⇒ 5,000円相当の商品
  • 「1,000株以上」を「5年未満」 ⇒ 5,000円相当の商品
  • 「1,000株以上」を「5年以上」 ⇒ 10,000円相当の商品
という株主優待制度です。

株数は「100株以上」か「1,000株以上」かの段階しかありません。

100株は大体30万円、1,000株は大体300万円が必要となります。
1,000株で300万円の投資をするのは個人投資家には結構ハードルが高いと思います。

かなり資産規模の大きなポートフォリオでないと、KDDIの比率が高くなってしまいます。
普通の個人投資家は100株の株主優待を貰うのが一般的だと思います。

1株当たりの株主優待の単価

1株当たりの株主優待の単価を計算します。
  • 「100株以上」を「5年未満」で3,000円相当の商品 ⇒ 1株当たり30円
  • 「100株以上」を「5年以上」で5,000円相当の商品 ⇒ 1株当たり50円
  • 「1,000株以上」を「5年未満」で5,000円相当の商品 ⇒ 1株当たり5円
  • 「1,000株以上」を「5年以上」で10,000円相当の商品 ⇒ 1株当たり10円

明らかに「100株」の株主優待の単価が高くなっています。

「100株以上」を「5年以上」で5,000円相当の商品を貰うのが最もお得です。


「5年未満」で考えた場合(5年以上の投資は長期投資になるのでハードルが高いと思います。)「100株では1株当たり30円」「1,000株では1株当たり5円」となり6倍の開きがあります。

小口投資家の方が6倍もお得な株主優待を貰えるというのは驚きです。無理して1,000株の株主優待を貰うのは合理的ではないですね。

3,000円分のカタログギフト

  • 北海道 十勝白い牧場アイスクリーム
  • 青森県 八戸鯖の棒寿司・鯖のスモークサーモン
  • 岩手県 オガタ 前沢牛入り生ハンバーグ
  • 秋田県 稲庭手延うどん
  • 宮城県 万石の粒 無着色たらこ
  • 山形県 山形の極み プレミアムデザートジュース
  • 福島県 喜多方ラーメンセット
  • 群馬県 水澤亭の水沢うどん
  • 茨城県 燻製工房「風實」のスモークチーズとベーコン詰合せ
  • 栃木県 千本松牧場 アイスクリームセット
  • 千葉県 白子のり 焼のり詰合せ
  • 埼玉県 狭山 煎茶詰合せ
  • 東京都 新宿中村屋 プチカレーセット
  • 神奈川県 耀盛號 中華バラエティセット
  • 山梨県 信玄 あわび・煮貝詰合せ
  • 新潟県 越後抄 稲穂の旅
  • 石川県 村上 和菓子詰合せ
  • 富山県 立山名水豚味噌漬け
  • 長野県 信州戸隠そば詰合せ
  • 福井県 越前産 特別栽培米あきひかり
  • 静岡県 まぐろ丼の素
  • 愛知県 スギモト ハム詰合せ
  • 三重県 スギモト 松坂牛生ハム
  • 岐阜県 内堀醸造 お酢セット
  • 奈良県 三輪素麺 三輪の白糸
  • 滋賀県 かねきち 近江牛 すき焼用
  • 和歌山県 梅花音
  • 京都府 宇治抹茶プリンとロールケーキ
  • 大阪府 千房 お好み焼セット
  • 兵庫県 ISAGO 神戸ビーフカレー
  • 岡山県 ひるぜん焼きそば
  • 鳥取県 新藤 コナンカレー
  • 島根県 一夜干しセット
  • 広島県 尾道ラーメン
  • 山口県 とらふぐ塩辛
  • 徳島県 阿波尾鶏ムネ燻製
  • 香川県 讃州中郡讃岐うどん
  • 高知県 四万十鶏 焼肉
  • 愛媛県 宇和島じゃこ天詰合せ
  • 福岡県 博多ラーメンセット
  • 佐賀県 唐津くん煙工房ハム・ソーセージ
  • 大分県 食卓のおとも詰合せ
  • 長崎県 杉谷本舗 生どら詰合せ
  • 宮崎県 ひや汁の素
  • 熊本県 阿蘇伏流水コーヒーゼリー
  • 鹿児島県 黒豚味噌のステーキ
  • 沖縄県 ぬちまーす

5,000円分のカタログギフト

  • 北海道 札幌バルナバハム ハム・ウィンナーセット
  • 青森県 りんごジュース
  • 岩手県 前沢牛ハンバーグ
  • 秋田県 石孫本店 しょうゆ詰合せ
  • 宮城県 仙台牛 すき焼用 山形県
  • 山形の極み 置賜産 特別栽培米つや姫
  • 福島県 会津天宝 名水仕込みそ
  • 群馬県 高崎ハム ハム詰合せ
  • 茨城県 めん工房ほさか そば屋の手打ちそばセット
  • 栃木県 千本松牧場 アイスクリームセット
  • 千葉県 福留ハム ハム・ソーセージ
  • 埼玉県 草加煎餅詰合せ
  • 東京都 新宿中村屋 プチカレーセット
  • 神奈川県 耀盛號 ふかひれ丼・デザートセット
  • 山梨県 かくし甲斐 生ほうとう
  • 新潟県 みゆき堂本舗 稲穂の恵み
  • 石川県 村上 和菓子詰合せ
  • 富山県 立山名水豚味噌漬け
  • 長野県 信州寒ざらし石臼挽き生そば
  • 福井県 日本の極み 鯖缶セット
  • 静岡県 黒潮造り詰合せ
  • 愛知県 スギモト 名古屋コーチン焼鳥串セット
  • 三重県 九鬼産業 はちみつごまくりーむ
  • 岐阜県 新杵堂 ロールケーキ4種詰合せ
  • 奈良県 吉野の葛餅 滋賀県
  • 近江牛 すき焼用
  • 和歌山県 熊野牛 すき焼用
  • 京都府 抹茶ときな粉のクリーム大福 (京・和華)
  • 大阪府 夢一喜フーズ ハム・ウィンナー詰合せ
  • 兵庫県 コウノトリ育むお米
  • 岡山県 ひるぜん焼きそば
  • 鳥取県 大山どり 焼肉セット
  • 島根県 一夜干し詰合せ
  • 広島県 尾道ラーメン
  • 山口県 ふぐの一夜干し・唐揚げセット
  • 徳島県 阿波牛 すき焼
  • 香川県 さぬき手延吟仕込うどん
  • 高知県 高知アイスお茶アイスクリームセット
  • 愛媛県 愛媛県産 柑橘ジュース6本セット
  • 福岡県 日本の極み 博多辛子めんたいこ詰合せ
  • 佐賀県 唐津くん煙工房ハム・ソーセージ
  • 大分県 乾物詰合せ
  • 長崎県 杉谷本舗 かすてら職人のロールケーキ
  • 宮崎県 宮崎牛 焼肉用
  • 熊本県 天草粒うに詰合せ
  • 鹿児島県 月揚庵のさつまあげ
  • 沖縄県 おもろ海産島もずくスープセット

10,000円分のカタログギフト


  • 北海道 札幌バルナバハム ハム・ウィンナーセット
  • 青森県 青森シャモロックせんべい汁
  • 岩手県 日本の極み 北海海産づくし
  • 秋田県 稲庭手延うどん
  • 宮城県 仙台牛 焼肉用
  • 山形県 山形の極み 山形牛サーロイン酒粕味噌漬け
  • 福島県 喜多方ラーメンセット
  • 群馬県 上州牛 焼肉用
  • 茨城県 ローズポークスモークスペアリブ
  • 栃木県 和牛ローストビーフセット
  • 千葉県 下総醤油
  • 埼玉県 狭山 銘茶詰合せ
  • 東京都 日本の極み 築地仕込の紅鮭
  • 神奈川県 中華惣菜バラエティセット
  • 山梨県 信玄 殻付あわび・煮貝詰合せ
  • 新潟県 焼漬けセット
  • 石川県 丸山 加賀ふるさとの味詰合せ
  • 富山県 かねみつ 天然魚の昆布じめ刺身
  • 長野県 信州プレミアム牛肉サーロインステーキ
  • 福井県 福井県産特別栽培米こしひかり
  • 静岡県 静岡県水揚げのうまい丼セット
  • 愛知県 スギモト ハム詰合せ
  • 三重県 松坂牛 焼肉用
  • 岐阜県 飛騨牛 すき焼用
  • 奈良県 三輪素麺
  • 滋賀県 ゆば八 比叡ゆば 生ゆばセット
  • 和歌山県 日本の極み うめみつぼし
  • 京都府 モリタ屋 国産黒毛和牛焼肉用
  • 大阪府 千房 お好み焼ボリュームセット
  • 兵庫県 神戸牛ビーフハンバーグ
  • 岡山県 フルーツコンポート詰合せ
  • 鳥取県 海陽亭 ボイル松葉がに
  • 島根県 のどぐろの開き
  • 広島県 世羅高原特選かすていら
  • 山口県 とらふぐ刺身・ちり鍋セット
  • 徳島県 阿波尾鶏 オードブルセット
  • 香川県 丸島醤油 調味料詰合せ
  • 高知県 土佐料理司 土佐づくしセット
  • 福岡県 日本の極み 博多辛子めんたいこ詰合せ
  • 愛媛県 「ロンガフーズ」スティッククレープセット
  • 佐賀県 佐賀牛 すき焼用
  • 大分県 乾物詰合せ
  • 長崎県 海鮮づくし詰合せ
  • 宮崎県 宮崎牛 焼肉用
  • 熊本県 熊本県産 森のくまさん
  • 鹿児島県 有村屋 さつま揚げ詰合せ
  • 沖縄県 あぐー豚 しゃぶしゃぶ用


家族名義の口座で分散させるとお得

家族名義の口座が持てる個人投資家の場合、1,000株を1口座で持つのはあまりお得ではなく合理的ではありません。
100株を複数の口座に分けて保有できれば、かなりお得に株主優待が貰えます。

400株を保有する場合に、400株×1口座とするのではなく、100株を4口座とした方が明らかにお得です。

100株の株主優待の単価が一番お得なので、家族で複数口座を持てる人は、分散して小口で保有するのが合理的です。

株主優待制度の基準日

株主優待制度の基準日は、3月末日です。

年1回、株主優待が貰えます。(配当は年2回です。)

JTなんかは太っ腹な会社なので、年2回、株主優待が貰えますが、KDDIは年1回の株主優待となります。まあ、どちらかというと年1回の株主優待の方が一般的だと思います。

株主優待の案内が届くタイミング

6月上旬に「au WALLET Market 商品カタログギフト」が届く予定となっています。

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2017年4月29日土曜日

ファナック(6954)が好調 FA堅調で今期営業益1.5%増予想


ファナックについて

世界4大産業用ロボットメーカーの一社です。(他社は、安川電機、ABBグループ、クーカ)工作機械用CNC装置で世界首位(国内シェア7割)、多関節ロボットで国内首位です。

グロース株ですが、優良企業なのでいつかは投資をしたいなと思っています。
なかなか株価が高い状態が多く、投資をするタイミングを見極めるのが難しい会社です。

FA堅調で今期営業益1.5%増予想

ファナック(6954.T)が27日発表した2018年3月期の連結業績予想は、営業利益が前年比1.5%増の1555億円の見通しとなった。売上高は同6.1%増の5698億円を予想する。FA(工場の自動化)やロボット、ロボマシンなど主要部門の需要が堅調に推移する見通し。想定為替レートは対ドルで100円、対ユーロで110円に設定した。
営業利益が前年比1.5%増の1555億円の見通しになりました。

また、売上高は同6.1%増の5698億円の予想となっています。

さすが優良企業だけあり、前年比の数字をしっかりと上回れそうな予想が出ています。

今年1月時点の予想値に対しては、売上高・利益はいずれも上振れて着地。FA、ロボット、ロボマシンの各部門が中国・アジア向けを中心に予想よりも好調に推移した。17年3月期の受注高は前年比4%減の5607億円だった。
対前年比でみると、結構好調に業績が推移しているようです。

各国で工場のロボット化の需要が高いようです。長期で見れば、引き続き工場のロボット化の需要は旺盛だと考えられます。長期トレンドとして工場のロボット化の需要は底堅いと思います。

上記のニュースを参考にしています。



産業用ロボットメーカーの株価はいつも割高

まあ、ホットな業界なんでしょうがないんですが、産業用ロボットメーカーは割高に評価されていることが多く。株価もなかなか下がりません。

バリュー投資的な定量基準を守ろうとすると、なかなか購入できない会社です。

正直、グロース株はガチガチに定量的な基準で投資しようと思うとなかなか投資できません。(だからこそグロース株なのですが・・・)
本当に投資をするのであれば、ある程度のところで、思い切って株を購入する必要があります。

5年間のチャートです。

基本的に右肩上がりですが、それなりに上下の変動があるので、株価が大きく下落したタイミングで一気に購入してしまうのがいいかもしれません。

2017年4月28日金曜日

JT 日本たばこ産業 (2914)の株主優待は何株が一番お得?



目次

  • JT 日本たばこ産業 (2914)の株主優待は何株が一番お得?
  • 株主優待制度の概要
  • 1株当たりの株主優待の単価
  • 1,000円相当の自社商品
  • 2,000円相当の自社商品
  • 家族名義の口座で分散させるとお得
  • 株主優待制度の基準日
  • 株主優待の案内が届くタイミング


JT 日本たばこ産業 (2914)の株主優待は何株が一番お得?

JT 日本たばこ産業 (2914)の株主優待は何株が一番お得なのか調べてみました。

結論を書くと、「100株」もしくは「200株」の株主優待が一番お得です。

「100株」もしくは「200株」の株主優待の一株あたりに対する単価が一番高くなっています。JTの単元株、最低の投資単位は100株なので、小口の投資家が優遇される制度となっています。

詳しくはJTのサイトで確認できます。

株主優待制度の概要

  • 100株以上 200株未満保有の株主に1,000円相当の自社商品
  • 200株以上 1,000株未満保有の株主に2,000円相当の自社商品
  • 1,000株以上 2,000株未満保有の株主に3,000円相当の自社商品
  • 2,000株以上保有の株主に6,000円相当の自社商品
というのが、株主優待制度の概要になります。
株数に応じて4タイプの自社商品がもらえる制度になっています。

株主優待が貰える最低株数を基準にして整理をすると。
  • 100株以上で1,000円相当の自社商品
  • 200株以上 で2,000円相当の自社商品
  • 1,000株以上 で3,000円相当の自社商品
  • 2,000株以上で6,000円相当の自社商品
という株主優待制度です、小口か大口かで、中間の投資額がないですね。200株の次のランクはいきなり1,000株になっています。
現在のJTの株価は1株¥3,757なので、1,000株となると3,757,000円(376万円)が必要となります。

1株当たりの株主優待の単価

1株当たりの株主優待の単価を計算します。
  • 100株以上で1,000円相当の自社商品 ⇒ 1株当たり10円
  • 200株以上 で2,000円相当の自社商品 ⇒ 1株当たり10円
  • 1,000株以上 で3,000円相当の自社商品 ⇒ 1株当たり3円
  • 2,000株以上で6,000円相当の自社商品 ⇒ 1株当たり3円

「100株」もしくは「200株」の株主優待の単価が高くなっています。
3倍以上、株主優待の単価に開きがあります。明らかに100~200株の小口の投資家が優遇される株主優待制度になっています。

1,000円相当の自社商品



  • 1. ご飯詰め合せ テーブルマーク(冷凍・常温加工食品事業)
  • 2. 富士山麓のおいしい水 2L 1ケース(6本入) テーブルマーク(冷凍・常温加工食品事業)
  • 3. 相当額(1,000円)の寄付 東日本大震災及び熊本地震の復興支援に対する寄付


2,000円相当の自社商品



  • 1. ご飯詰め合せ テーブルマーク(冷凍・常温加工食品事業)
  • 2. ご飯・飲料水詰め合せ テーブルマーク(冷凍・常温加工食品事業)
  • 3. スープ・調味料詰め合せ 富士食品工業(調味料事業)
  • 4. 相当額(2,000円)の寄付 東日本大震災及び熊本地震の復興支援に対する寄付


家族名義の口座で分散させるとお得

家族名義の口座が持てる個人投資家の場合、1,000株を1口座で持つのではなく。
200株を5口座に分けて保有できれば、かなりお得に株主優待が貰えます。

そこまでいかなくても、400株を保有する場合に、200株×2口座とした方がお得ですね。
または、100株×4口座というのもありだと思います。
こっちの想定の方が必要な投資額も少なくて済むので現実的だと思います。

株主優待制度の基準日

株主優待制度の基準日は、配当基準日と同様で年2回あります。
  • 毎年6月30日
  • 毎年12月31日
年2回、株主優待が貰える会社はあまり多くありません。特に大企業では珍しい方だと思います。太っ腹な会社です。優待を目当てに投資をしている人には良い会社ですね。

株主優待の案内が届くタイミング

株主優待の案内は、6月30日現在の株主には8月上旬、12月31日現在の主様には2月下旬~3月上旬に届きます。


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2017年4月27日木曜日

JT 日本たばこ産業 (2914) を購入



JT 日本たばこ産業 (2914) を購入

JT 日本たばこ産業 (2914) を購入しました。

グローバルに展開するタバコ会社です。

世界のタバコ市場は、フィリップモリスとブリティッシュアメリカンタバコとJTが大きいシェアを占めています。

バリュエーション



  • 予想PER:18.82倍
  • 予想EPS:201
  • PBR:2.76倍
  • BPS:1,371.39
  • 予想配当利:3.7%
  • 予想1株配当:140
タバコ産業は、設備投資にあまりお金がかからず、収益率がいい特殊な産業なのでPBRを利用してもあまり役に立ちません。どちらかというと「PER」と「配当利回り」を基準にすると判断がしやすいです。

タバコ産業のリスクは、訴訟や政府の規制になります。どちらもなかなか状況が読むことが難しいリスクです。このリスクを嫌ってタバコ業界に投資をしない人は多いですね。

1年間のチャート


ここ一年間で見ると、かなり株価は下がってきている印象があります。
もう、1ヶ月ほど前に投資ができれば、もっと配当利回りが高かったんですけどね。

ライバルとの比較

ライバルである、フィリップモリスとブリティッシュアメリカンタバコを比較します。
2社とも大体JTと同じくらいのバリュエーションと配当利回りです。
  • フィリップモリスの配当利回り:3.7%
  • ブリティッシュアメリカンタバコ:3.1%
ここ数ヶ月でフィリップモリスの株価はかなり上昇したので、消去法的にJTに投資するというのはありだと思います。

タバコ業界に投資を考えているのであれば、フィリップモリスとブリティッシュアメリカンタバコとJTを均等に保有して、株価が下がった銘柄に機械的に追加投資をするというのがリスクが低いと思います。

2017年4月26日水曜日

ブラックロック(BLK) 17年第1四半期純利益は31.2%増の大幅増益

ブラックロック(BLK)の17年第1四半期決算

4月19日にブラックロック(BLK)の17年第1四半期決算が発表されました。
期間は1月1日-3月31日になります。


純利益は31.2%増の大幅増益

内容は、よかったと思います。
  • 純利益は31.2%増の大幅増益
売上高28億2400万ドル(前年同期比7.6%増)、純利益8億6200万ドル(同31.2%増)、1株当たり利益は5.23ドルとなりました。


決算は利益が市場予想を上回る

決算についてですが、利益が市場予想を上回りました。ただ、アナリスト予想には届かなかったため株価は横ばいです。

現在の外部環境は追い風が吹いています。低コスト上場投資信託(ETF)への投資資金流入が増加しています。

1-3月に、ブラックロック(BLK)の「iシェアーズ」ETFには過去最高となる645億ドル(約7兆円)が流入したした。

また、1-3月はこのほか、税優遇措置や株式相場の上昇も利益を押し上げる要因になりました。結果として、ブラックロックの運用資産は5兆4000億ドルに膨らみました。

株価は横ばい

市場予想は上回るが、アナリスト予想は下回る決算となったため、株価は横ばい、少しの下落で推移しています。



17年第1四半期実績

  • 売上高 28億2400万ドル(7.6%増)
  • 営業利益 11億4700万ドル(19.1%増)
  • 当期純利益 8億6200万ドル(31.2%増)
  • 1株当たり当期純利益 5.23ドル
( )内は前年同期比

2017年4月25日火曜日

下落相場に理由がないことはよくある



目次

  • 相場の下落に理由がないことは多くある
  • 株式相場は過去5度の景気後退を9回予想
  • 長期投資であればあまり気にしないのが一番


相場の下落に理由がないことは多くある

人間はどうしても色々な事に理由をつけたがりますが、相場が下落した時にその理由がないということは結構多くあります。
  • 相場の下落時に明確な理由がないことは結構ある!
ということは覚えておいた方がいいと思います。

このことを覚えておくだけで、ちょっとした下落相場で慌てたり、相場に一喜一憂して頻繁なトレーディングをすることを避けることができると思います。

日常的に相場の事について気をもんだり、下落している理由を色々と探すのは、資産運用をしていく上であまりメリットがありません。

多少の相場の上下は気にしないで、コツコツと投資を長期間続けた方が結果が出ると思います。


株式相場は過去5度の景気後退を9回予想

  • 株式相場は過去5度の景気後退を9回予想した
などと言われたりするように。

株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド の「株式と景気循環」より)

明確な理由がなく、下落相場が始まることはあります。

また、何となく理由付けされているが、本当にその理由で下落をしているのかどうかわからないということも多そうです。

相場を気にしすぎて頻繁にトレーディングを繰り返すと、コストがかさみリターンも減ってしまいます。

長期投資であればあまり気にしないのが一番

現在も、トランプラリー後に軟調な相場が続いています。

トランプ大統領の手腕への疑問やヨーロッパの選挙など、それなりの理由になりそうな事象はありますが、本当にその理由で相場が軟調なのかはよくわかりません。

相場が軟調になる理由はいくらでもありそうですが、本当にその理由で下落しているかは不明ですし、確認する方法もありません。

長期投資を志しているのであれば、短期間の相場の上下はあまり気にする必要もないと思います。私はいままで、あまり相場の上下を気にしないで投資をしてきましたが、それでうまく資産運用はできています。

コツコツとインデックス運用とリバランス、配当再投資を続けていけば長い目で見た時に成果は出るだろうと思っています。

あまり焦らずにリラックスしながら、コツコツと相場に参加し続ければ、それなりの資産運用はできるでしょう。

むしろ、相場の下落は資産を割安で仕込めるチャンスだと考えて方がリターンは上がるのではないでしょうか。

私は、日本株については配当利回りを基準に投資をして、資産からどの程度のキャッシュが生み出せるかを考えています。相場が下落すれば配当利回りが高くなるので、保有資産から生み出せる現金が増加するので、うれしいと考えています。

おすすめの本


人間の心理的な癖は投資を知る上で知っておいた方がいいと思います。
ちなみに、人間は色々なことに理由をつけたがるそうです。

2017年4月24日月曜日

フィリップ・モリス・インターナショナル(PM) 17年第1四半期純利益は3.9%増

フィリップ・モリス・インターナショナルの17年第1四半期決算

4月20日にフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)の17年第1四半期決算が発表されました。
期間は1月1日-3月31日になります。


純利益は3.9%増

内容は良くなく、市場の予想に届きませんでした。
  • 純利益は3.9%増
売上高165億5600万ドル(前年同期比1.4%減)、純利益15億9000万ドル(同3.9%増)、1株当たり利益は1.02ドルとなりました。


利益見通し予想に届かず

利益見通しが市場予想に届かなかったため、3.5%ほど株価が下がりました。

決算発表前の株価は上昇基調でしたので、それだけ投資家の事前の期待が高かったのだと思います。残念ながらコンセンサスに届かずに株価は下がりました。

株価も下落 前日比-2.18%

決算を受けて株価は下落しています。
当日は3.5%ほど下がったとのことです。
  • 株価:$109.62




17年第1四半期実績

  • 売上高 165億5600万ドル(1.4%減)
  • 営業利益 23億9600万ドル(3.1%減)
  • 当期純利益 15億9000万ドル(3.9%増)
  • 1株当たり当期純利益 1.02ドル
( )内は前年同期比

配当再投資なら気にせず

配当を再投資する目的でフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)を購入しているのであれば、このような決算をあまり気にする必要はないでしょう。

むしろ、株価が安くなれば配当利回りも高くなり、配当再投資の効率が上がります。

2017年4月23日日曜日

ビザ(V)17年第2四半期決算 純利益は74.8%減の大幅減益&50億ドルの自社株買い

ビザの17年第2四半期決算

4月21日にビザ(V)の17年第2四半期決算が発表されました。
期間は1月1日-3月31日になります。


純利益は74.8%減の大幅減益

大幅な減益ではありますが、市場の予想を超えた好決算だったそうです。
  • 純利益は74.8%減の大幅減益
売上高44億7700万ドル(前年同期比23.5%増)、純利益4億3000万ドル(同74.8%減)となりました。

新規に50億ドル(約5450億)の自社株買い

全体としては、
  • 1株利益などが市場予想を超える
  • 新規に50億ドル(約5450億)の自社株買いを発表
が好感されて、株価は堅調に推移しています。



株価は横ばい 前日比0%

決算を受けて株価は横ばいとなっています。
  • 株価:$91.15
  • 前日比:$0(0%)




17年第2四半期実績

  • 売上高 44億7700万ドル(23.5%増)
  • 営業利益 28億0800万ドル(15.4%増)
  • 当期純利益 4億3000万ドル(74.8%減)
  • 1株当たり当期純利益 -
( )内は前年同期比

2017年4月22日土曜日

シュルンベルジェ(SLB)17年第1四半期決算 純利益は44.3%減の大幅減益

シュルンベルジュの17年第1四半期決算

4月21日にシュルンベルジェ(SLB)の17年第1四半期決算が発表されました。
期間は1月1日-3月31日になります。


純利益は44.3%減の大幅減益

内容はかなり悪かったです

  • 純利益は44.3%減の大幅減益
売上高は前年同期比で5.7%増の68億9400万ドルですが、当期純利益が前年同期比で44.3%減の2億7900万ドルとなりました。

外部環境が改善していないのだと思いますが、結構悪い数字ですね。

売上高も市場予想に届かなかったそうです。

利益率下落の理由

大幅減益の理由ですが、休止していた設備の再稼動費用によって、利益率が圧迫されるとのことだそうです。


株価も下落 前日比-2.18%

決算を受けて株価も下落しました。

  • 株価:$74.84
  • 前日比:$-1.67 (-2.18%)




17年第1四半期実績


  • 売上高 68億9400万ドル(5.7%増)
  • 営業利益 7億5700万ドル(16.0%減)
  • 当期純利益 2億7900万ドル(44.3%減)
  • 1株当たり当期純利益 0.20ドル

( )内は前年同期比

自社株買いの問題点 配当との比較とメリットとデメリット



目次
  • 自社株買いとは
  • 配当と異なり事前に正確な情報がわからない
  • 配当と異なり自社株買いがコンスタントに行われるかわからない
  • 割高な株価水準で自社株買いをする可能性がある
  • その他のメリット(配当との比較なし)
  • その他のデメリット(配当との比較なし)
  • まとめ


自社株買いとは

「自社株買い」とは、自己株式取得のことで、株式市場から自らの資金を使って株を買い戻すことです。
自己株式取得の一つで、株式市場から過去に発行した株式を自らの資金を使って直接買い戻すことを指す。株式会社が、株主への利益還元やストックオプション(従業員持ち株制度)等に利用するために行う。
なお、自社株を買い入れて消却することで、利益の絶対額が変わらなくても一株当たりの資産価値やROE(自己資本利益率)が向上する。買い戻した自社株を再放出することなく、自社株買いの効果を利益指標に反映する国内企業が増加していることから、2015年1月から、日経平均株価などを算出する日本経済新聞も「自社株を除いた発行済み株式数ベース」で予想1株利益を算出する方式を採用した。
野村證券株式会社のHPより引用

一般的には、株主への利益還元として行われることが多いです。基本的には一株当たりの純利益が上昇するため投資家のメリットになります。

理論上は、自社株買いは配当と同じような影響があります。実際は、配当に税金がかかるので自社株買いの方が有利だと言う意見もあり、プラスに評価されています。

ただ、実は配当と異なる問題やデメリットが色々とあります。今回の投稿では「配当」との違いに焦点を当てて記事を書きます。

なぜかというと、ファイナンス的な違いは個人投資家にあまり関係がありません。個人投資家に直接関係が大きいのは「配当」との違いや、配当と比較したさいのメリットとデメリットになります。ファイナンス的な話(M&Aで利用できる)などは、零細個人投資家にコントレールできる範疇を超えているので、あまり考えても意味がないですね。

一応、配当との違い以外にもファイナンス的には自社株買いには色々な特徴がありますので、最後に簡単にまとめておきます。

ちなみに、結論を先に書いておくと「自社株買いは、税金を考慮すると配当よりも有利というメリットがありますが、投資家が予想しにくい点が多いというデメリットもあります。」ということになります。

時間がない人は、上記の結論だけで、配当との違いがわかれば問題ないでしょう。


配当と異なり事前に正確な情報がわからない

  • 配当と異なり事前に正確な情報がわからない
配当の場合は、配当の支払い日が事前に発表されますし、過去の配当の推移を見れば大体の配当の水準が推測できます。また、企業と投資家の間で大体のコンセンサスは取れています。突然大きな減配をするリスクはあまりありません。

前年の配当をみて、来期はいくら位の配当があるか想像できます。
企業は減配するのを嫌うのでしっかりとした配当の支払いがある企業であればかなりの確率で正確な予想がたてられます。

投資家からすれば、事前に予想が可能であり、その点が配当の大きなメリットです。

逆に、自社株買いについては、そこまで正確な情報はわかりませんし、過年度から比較して規模を予想することも配当に比べると難しいです。

この点は、自社株買いのデメリットになります。

配当と異なり自社株買いがコンスタントに行われるかわからない

  • 配当と異なり自社株買いがコンスタントに行われるかは不明
配当と異なり自社株買いがコンスタントに行われるかは不明だというデメリットがあります。
こちらも事前に規模やスケジュールが予想できないので、投資家としてはデメリットになります。

一般的な傾向としては、会社は利益が出ていて業績が良いと自社株買いを行い、余裕が少ないと自社株買いを控える傾向があります。

要するに、「余裕があれば自社株買いをするよ」ということになります。このようなスタンスの自社株買いだと、投資家は事前にスケジュールに織り込むことが難しいです。

割高な株価水準で自社株買いをする可能性がある

  • 割高な株価水準で自社株買いをする可能性が高いある
企業は、利益が出ているときに自社株買いを行い、利益が減ってくると自社株買いを控える傾向があります。
そして、利益が出ているときは株価も割高になりやすいので、結果として割高な株価水準で自社株買いをしてしまう傾向があります。


その他のメリット(配当との比較なし)

  • 会社が自社の株式を買い付けた後に消却をすることで、発行済み株式数を減少させ株主資本を圧縮することにより、一株当たり利益や株主資本利益率が改善される
  • 会社が自社の株式を買い付けた後に消却しないで自社の株式比率を高めることにより、経営の独立性確保・意思決定の迅速化・M&Aの防御をすることができる
  • M&Aを仕掛ける際に、自社株を利用した株式交換が可能である


その他のデメリット(配当との比較なし)

自社株買いにより、現金が減少すること
消却した場合、消却額の資産および同額の自己資本が減少するためバランスシートが圧縮されてしまい、企業の資産が減少する


まとめ

自社株買いは、税金を考慮すると配当よりも有利というメリットがありますが、投資家が予想しにくい点が多いというデメリットもあります。

高配当かつ、コンスタントに市場から割安と評価されているタイミングで自社株買いをしてくれる企業が一番でしょうが、なかなかそういう会社ばかりではありません。
そんなに、できた企業はまれだと思います。コンスタントに投資家にコミットしなければならない配当はできるだけ低く抑えておいて、業績が良い時に自社株買いをするとい企業が普通だと思います。

個人的には自社株買いをしている会社はプラスに評価をしていますが、投資家としては配当として現金を貰った方が、投資の自由度が増すので便利だとも思っています。

どちらもメリット・デメリットがあるといったところでしょうか。

2017年4月21日金曜日

「信託財産留保額」は「あり」「なし」どちらがメリット・デメリット?



目次

  • 「信託財産留保額」とは
  • 「信託財産留保額」が「あり」とは
  • 「あり」は出ていく人が負担、「なし」は残った人が負担
  • 運用会社は負担しない
  • 「信託財産留保額」が「なし」のファンドが多い
  • 長期投資なら「信託財産留保額」が「あり」が良い
  • 短期投資なら「信託財産留保額」が「なし」が良い


「信託財産留保額」とは

信託財産留保額とは、投資信託を解約する際に投資家が支払う費用のことです。ただし、別途投資家が支払うのではなく、「基準価額に対して何%」といった形で解約代金から差し引かれます。
投資信託の種類によって差し引かれる金額は異なり、一般的には0.3%程度ですが、差し引かれない投資信託も多くあります。
投資家が負担する費用には、解約時にかかる信託財産留保額の他、購入時にかかる販売手数料や保有中にかかる信託報酬があります。
SMBC日興証券株式会社のサイトから引用していま。

要は、
  • 「投資信託を解約する際に投資家が支払う費用」で迷惑料
のようなものです。

「すいません、先に解約するので、迷惑料を信託財産留保額として残っている投資家においていきます」

という費用です。

手数料のように運用会社や販売会社の収益とはならないで、売却時のペナルティとして投資信託に残す財産、お金になります。

ファンドを解約して投資家に代金を支払うためには、投資信託の中の資産を売却しなくてはなりません、そのための各種処理には当然手数料がかかります。相場で株式を売却する場合に費用はかかりますし、事務手続きも必要です。
解約することによって発生する手数料なので、解約する投資家に負担してもらうというのがこの制度の考え方です。

また、この留保額はその後、基準価額や分配金にしっかりと反映されます。

運用する側から見ると、頻繁に解約があると安定的な運用ができなくなります。信託財産留保金制度は短期売買を抑制して、投資信託の運用を安定させる意味もあります。


「信託財産留保額」が「あり」とは

「信託財産留保額」が「あり」とは、
  • 短期(必ず短期とは限りませんが)で解約をする投資家が「信託財産留保額」を負担
  • 長期で保有している投資家は「信託財産留保額」を負担しない
という仕組みです。

要するに、「信託財産留保額」が「あり」というのは、本来は至極まっとうで、解約する人はその解約にかかる費用を負担してくださいという制度なのです。

「あり」は出ていく人が負担、「なし」は残った人が負担

「信託財産留保額」が

  • 「あり」は、出ていく人が迷惑料を負担します
  • 「なし」は、出ていく人の分まで残った人が迷惑料を負担します
投資家がファンドを解約することになると、自分の持ち分に相当する分を処分するにあたり証券会社に発注を出すことになります。間接的にはブローカーに対して支払う費用が発生します。
この費用の負担が「信託財産留保額」になります。
「信託財産留保額」が「なし」だと、出ていく人の費用負担を残っている投資家で負担するということになります。


運用会社は負担しない

ここで、「信託財産留保額」が「なし」で、ファンドの解約に際して証券を処分する費用は運用会社が負担すればいいんじゃないの?

もしくは、「信託財産留保額」みたいな費用は運用会社で負担してよ!

という疑問や意見があるかもしれませんが、運用会社がこのコストを負担することはありえません。

「運用会社」が費用を負担するということはしないで、残っているファンドの保有者がみんなでその費用を負担することになります。

「信託財産留保額」が「なし」は、出ていく人の費用を残っている人に押し付ける仕組みということですね。


「信託財産留保額」が「なし」のファンドが多い

実際には「信託財産留保額」が「なし」のファンドが非常に多いです。

一見すると、「信託財産留保額」が「販売手数料」や「信託報酬」のような単純な費用と同じと思われているからだと思います。

費用であれば、当然「なし」の方が得になるので、他のファンドが「信託財産留保額」が「なし」で募集をしている時に、「信託財産留保額」が「あり」が不利に見えてしまいます。理論的には長期投資貨に有利なのは「信託財産留保額」が「あり」です。

まさしく「悪貨が良貨を駆逐する」ですね。
本来は「信託財産留保額」が「あり」の方が長期保有する人には有利でも、なかなかその本当の意図が伝わらないで「信託財産留保額」が「なし」の人気が出てしまっているのだと思います。

マーケティングや販売上の説明も「信託財産留保額」が「なし」の方が説明がしやすいと考えられます。

もしくは、ほとんどの投資家が非常に合理的で、自身は短期でファンドを売買するから「信託財産留保額」が「なし」で、費用は長期の保有者に負担させてしまおうと考えているかもしれません。ただ、こういった人はあまり多くないとは思います。


長期投資なら「信託財産留保額」が「あり」が良い

結論として、長期投資なら「信託財産留保額」が「あり」が良いです。
本来の制度や信託財産留保額の性格から考えると、「あり」の方がまっとうで透明な仕組みです。

長期でファンドを保有するつもりなら、短期で売買する投資家の費用を肩代わりするシステムの「信託財産留保額なし」は向いていません。
短期で売買する投資家は、自身に費用負担をしてもらうべきです。


短期投資なら「信託財産留保額」が「なし」が良い

ちなみに、初めから短期売買を視野に入れているのであれば、「信託財産留保額」が「なし」を選びましょう。

私は、ファンドの利用は短期のリレー投資に使っているので、「信託財産留保額」が「なし」を選んでいます。

別に、どの制度が良い悪いではなく、単純にどちらのほが損か得かを考えて行動をすればよいと思います。

参考にした本


この本の、P.201に「信託財産留保額」のわかりやすい説明があります。

2017年4月20日木曜日

ポートフォリオの分散は12銘柄で1ポジション8%


目次


12銘柄で1ポジション8%

結論から書くと、
  • 12銘柄で1ポジション8%
というポートフォリオのバランスが良いでしょう。おすすめの数字となります。

色々な本を読んだりして勉強をしてきましたが、この銘柄数とポジジョンが個人的には一番しっくりときます。

メリットは、

  • 12銘柄に分散すれば、しっかりと分散投資の効果がありリスクが低下する
  • 1株のポジションを8%程度におさえると、大幅に値下がりした場合もリカバリーが可能、楽である
  • 12銘程度なら保有株のフォローがしやすい


12銘柄である理由

12銘柄である理由は、1銘柄のポジションが8%というところからきています。
  • 100%÷8%=12.5
なので、12銘柄となります。

人によっては、16~20銘柄を推奨していたりします。
10銘柄以上が多いですが、推奨している銘柄数にはバラつきがあることが多いです。

分散投資を強くすすめる人は、20銘柄以上とアドバイスをしたりしています。
リスクを低く抑えたいという人は20銘柄程度を保有してもいいかもしれません。

集中投資を強くすすめる人は、10銘柄以下とアドバイスをしたりしています。
集中すればするほど、予想が当たった時のリターンは高くなりますが、失敗した時のリスクは高くなります。

個人的には、分散しすぎず集中しすぎない銘柄数として、12銘柄前後がベターだと思っています。



1ポジション8%である理由

多くの投資家は、株式に期待するリターンをある程度事前に決めています。
私の場合は、株式への期待リターンは5%程度を期待しています。
期待リターンがこれくらいないと、リスクをとって株式に投資をしている意味がありまっせん。
ちなみに、5%のリターンで複利運用をすると、約14年で資産が倍になる計算となります。「1,000万円を運用して2,000万となる」「2,000万を運用して4,000万となる」と考えると、結構インパクトのある数字だと思います。

過去から考えると、株式からの長期のリターンは4~6%位は期待できると思います。

そこから逆算すると、1ポジションンを8%したときに、最悪大きく株価が値下がりしてもリカバーが楽で、バランスが良い数字となります。

しっかりと業種を分散していてれば、8%のポジションが大きく値下がりしても、そのほかの銘柄でカバーをできる可能性が高いと思います。

優良な大企業に投資をしておけば、倒産する確率は低くなります。
8%のポジションが大きく値下がりして4%になったとしても、そのほかの銘柄や配当から4%を補完するのはそんなに大変ではありません。

逆に、1ポジションの比重が大きすぎる場合は、そのポジションが大きく値下がりした場合にリカバーするのが大変になります。

例えば、1銘柄で20%のポジションを持っていて、株価が半額になった場合に、その値下がりをそのほかの銘柄の値上がりや配当でリカバーするのは、かなり大変です。他の銘柄で大当たりを引かないとなりません。


分散しすぎても効果が薄れる

巷では分散投資が推奨されていますし、大切だと思いますが、分散しすぎると分散投資の効果が薄れるので注意が必要です。

だいたい、20銘柄を超えたあたりから一気に分散投資の効果が落ちると言われています。

20銘柄以上に分散をするのであれば、シンプルにTOPIXなどのETFを購入した方が合理的です、素直にETFを利用した方がいいでしょう。

折角、インデックスを利用しないで個別銘柄投資をするのであれば、ポートフォリオに多少のアクセントを加えた方が面白いと思います。

あえて個別株への投資をしているのは、積極的にリスクをとってリターンを追及しているのであり、あまりに分散投資をしすぎると個別株へ投資をしている意味や旨味が薄れてしまいます。

具体的には、リスクは高いが大きく儲かる株を組み入れる、高配当銘柄を組み入れる等々。

業種も分散すること

当然ですが、業種を分散することは必須です。
12銘柄に分散したといって、全て製薬会社の株だったり、自動車関連の株では分散投資にはなりません。
幅広い業種に分散をすることが大切です。


おすすめの本


山崎氏の本はで、個別株について多少の解説があります。(山崎氏はインデックスファンドの利用を推奨しています。)


古い本かつ、少し専門的ですが、ポートフォリオの構築などについて詳しい解説があります。


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2017年4月19日水曜日

日本株 購入検討リスト 配当利回りランキング 2017年4月中旬



目次
  • 日本株 購入検討リスト 配当利回りランキング
  • 不安定で不透明な相場
  • 4月と5月は様子見
  • 購入検討候補
  • 保有している株

日本株 購入検討リスト 配当利回りランキング

会社名、株価、配当利回り

  1. 日本たばこ産業、3709、3.77%
  2. ブリヂストン、4394、3.18%
  3. 東京海上HD、4553、2.96%
  4. KDDI、2868、2.96%
  5. 日本取引所グループ、1583、2.96%
  6. 日本電信電話、4786、2.50%
  7. 小松製作所、2750、2.10%
  8. 旭化成、1026、1.94%
  9. キリンHD、2109、1.84%
  10. 花王、6072、1.77%
  11. 東レ、963、1.45%
  12. アサヒグループホールディン、4265、1.40%
  13. 味の素、2157、1.39%

不安定で不透明な相場

アメリカのシリアへの攻撃や北朝鮮の情勢が不安定な状況です。株の相場も上げたり下げたりで、何となく不安定な感じです。

なかなか先行きがわかりにくいと感じていますが、配当利回りなどの指標を見ながら、優良な企業をそこそこな価格で仕込めれば、長期的にリターンは望めると思います。

購入を検討しているリストの会社は、大企業で配当が安定している会社を選んでいます。この候補から適宜、割安だと思われる銘柄を購入していく予定です。

配当利回りを基準に、コツコツと株を買い足していくスタイルの投資は大儲けはしませんが、リスクが低くストレスもかかりにくいのでお勧めです。

ちなみに、株を購入する際は、事前に購入したい株のリストを作成しおくといいと言われています。
下げ相場がきてから何を買おうか検討をするよりも、事前に購入したい銘柄のリストを作っておくと迷うことが少なくなりますし、何よりも早く行動することができます。


4月と5月は様子見

4月と5月について、リストに載っている株は決算期ではなく、中間配当の権利確定日も到来しません。

なので、急いで投資をする必要はないと考えています。

とりあえずは、6月に中間配当がある会社が数社あるので、6月までに現金を貯めて株を購入したいと考えています。

購入する際は、リストの上から順番かつ6月に中間配当がある株に投資をする予定です。


購入検討候補

「日本たばこ産業・ブリヂストン」は配当利回りが3%を超えています。3%を超えてくると割安感があります。

東京海上HD、KDDI、日本取引所グループ、日本電信電話、小松製作所」は配当利回りが2%台です。
こちらもまずまずな配当利回りなので、長期で保有するならばこの水準で購入してもいいかと思っています。

保有している株

既に「KDDI・日本取引所グループ」には投資をしています。
両銘柄ともに3月末日に配当と株主優待があります。株主優待が貰えるとなるとついワクワクしてしまいます。

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2017年4月18日火曜日

物を持たない生活が好き


物を持たない生活が好き

物を持たない生活が好きです。

実際に、私物はあまり持っていません、、唯一あるのが本ですが、本当に欲しい本だけを買うようにしています。

本棚に収まりきらないようになったら、今ある本を捨ててから新しい本を買うようにしたりと色々と工夫をしています。

10年ほど前は、本当に物を持っていなかったので、引っ越しもクロネコの段ボールだけ、宅急便で荷物を送れば引っ越しが出来てしまうほど物を持っていませんでした。

今は少し物が増えてしまい、流石にその様な生活はしていませんが。

断捨離

少し前から断捨離が流行っていますが、断捨離が流行る前からあまり物を持たない、増やさないように生活をしていました。

物を持つ持たないは性格によるところが大きそうなので、無理して断捨離をしたり、物を捨てたりするのはストレスになりそうです。

無理に物を捨てる必要はないんではないのかなと思います。物を捨てたい人は捨てればいいと思いますし、物を持たないのが「美しい」というのもなんだか押しつけがましい気がします。


メリット


物を持たない生活はメリットが多いんですよね。

  • 物を買わないから、お金がかからない
  • 掃除が楽
  • 物について考えることが少ないので、他の事の集中できる

細々とした物を買わないので、小銭は貯まります。細かい出費が減るのでお金は貯まります。

当然、物が少なければ掃除もしやすくてはかどります。

物についてあれこれ考えないので、他の事に集中ができます。あれが欲しい、これが欲しいと考えるのはそれなりに脳みそのエネルギーを食うので、そういったことに煩わされないのはメリットです。


デメリット


  • やりすぎるとお金がかかる
  • トータルで割高な場合もある

少しメリットと矛盾をしますが、こだわりすぎると逆にお金がかかったりします。

家電製品を捨てて、あとから困って買いなおしたり・・・

教科書や参考書を捨てて、あとから必要になって買いなおしたり・・・

調理器具を買わないから外食が増えてコストが割高になったり・・・

「物を持たない」にこだわりすぎると逆にお金がかかったりします。

金銭的な面から考えると、バランスよくものを持つのが節約につながると思います。


ここまでやったら病気でしょう・・・

もたない男

断捨離ブームの中、これほどモノを捨ててしまう男はいない。 あの『じみへん」の作者である 漫画家・中崎タツヤは「捨てなくても捨てられない」どころが「捨てたくてたまらない」。 結果、部屋には何もなく、いつでも引っ越しOK。 常に無駄なものはないか考えている。 捨ててみてたじめてわかる大切なものがある。 人はどこまでモノをもたずに生きられるのか?
ここまで来ると病的で、求道者のようになってしまいます。

中崎タツヤ氏はマンガよりも生活スタイルの方が病的で面白いです。

古代ギリシャのストイックな哲学者ディオゲネスみたいだなと・・・。
古代ギリシアの哲学者。アンティステネスの弟子で、ソクラテスの孫弟子に当たる
犬儒派(キュニコス派)の思想を体現して犬のような生活を送り、「犬のディオゲネス」と言われた。また、大樽を住処にしていたので「樽のディオゲネス」とも言われた。
外見にまったく無頓着だった。住むところも気にせず、神殿や倉庫で寝て「アテナイ人は自分のために住処を作ってくれる」と言った。あるときは酒樽(大甕)に住んだ。 
ここまで病気は進行してしまうと日常生活に不便がありそうです。

私は、今のところ無駄なものを持たないという生活習慣が気持ちいいところで止まっています。

ただ、資産運用でお金が貯まったら、たとえ高コストでも物を持たないシンプルな生活をしてみたいですね~。

2017年4月17日月曜日

外国株投資 長期では株価のリターンが為替の変動を上回る



目次

  • 外国株投資 長期では株価のリターンが為替の変動を上回る
  • 外国株の比率が高いポートフォリオ
  • 短期での為替の変動
  • 長期での為替の変動
  • 短期で見ると気になるが、長期投資ならあまり影響なし
  • 為替が気になる場合の解決策
  • 株価の割安割高で判断
  • ドルコスト平均法やバリュー平均法
  • 個人的な対応方法
  • 外国資産の割合が高い理由
  • 短期では外国資産の割合を大きくするのは危険


外国株投資 長期では株価のリターンが為替の変動を上回る

外国株への投資において、為替の変動は短期的にはとても気になる要素ですし、ポートフォリオの評価額も大きく影響を受けます。

外国の資産に投資をしている人は、為替が気になっている人が多いのではないでしょうか

ただ、長期で見た場合は、
  • 株式のリターン > 為替の変動
となると言われています。

ちなみに、私も投資歴があまり長くなくポートフォリオの規模が小さかったときは為替の影響でかなり資産の評価額がかわることに驚いていました。

ただ、もともと長期では株式のリターンが為替の変動に勝ることを事前に知っていたのであまり気にはしていませんでした。


外国株の割合が高いポートフォリオ

実は、私のポートフォリオは外貨の比率が物凄く高くなっています。

だいたい90%以上のポジションは外貨建ての資産となっていることが多いです。

瞬間的に日本円の資産が多いタイミングもありますが、ほとんどの期間で90%近くが外貨建ての資産です。

私の場合はドル建ての株式の保有割合が一番多いです。

実感としても、
  • 円高になれば、ポートフォリオの評価額が下がります
  • 円安になれば、ポートフォリオの評価額が上がります
円高になると、外貨建ての資産について、円での評価額が低くなるので、日本円で見た場合はポートフォリオの評価額が高くなります。

逆に、円安になると、外貨建ての資産について、円での評価額が高くなるので、日本円で見た場合はポートフォリオの評価額が安くなります。

どちらも株の評価額が変化しなくても、為替の影響だけでポートフォリオの規模が大きくことなります。

感情論として、円安になってポートフォリオの評価額が大きくなるとお金持ちになったようで気持ちがよいですが、実際には外国資産を購入するという意味では、円高の方が効率的です。


短期での為替の変動

短期間、6ヶ月とか、場合によっては1年程度だと、ポートフォリオは為替の変動を大きく受けます。

特に1ヶ月とか2ヶ月という単位では、為替の変動を大きく受けますし、投資家としても為替の変動が気になります。

ただ、これが長期となってくると感じ方がまたことなります。


長期での為替の変動


  • 一般的に「株式のリターン > 為替の変動」

と言われていますが。まさに、これを実感します。

数年単位でのポートフォリオの推移を後から見直すと、株式の評価額でポートフォリオの評価額が大きく異なります。
  • 株が好調な時は、ポートフォリオの評価額が大きくなります
  • 株が不調の時は、ポートフォリオの評価額が小さくなります
為替の変動を帳消しにするくらい、株式相場の影響を受けるようになります。


短期で見ると気になるが、長期投資ならあまり影響なし

為替の変動はどうしても、短期で見るときになります。しかし、長期的に考えるとあまり大きな影響がありません。

気にしないようにと言われてもなかなか難しいと思いますが、長期で見れば為替の変動に株の上昇が勝ると考えてあまり気にしないのが得策でしょう。

また、為替を予想することは非常に難しいので、外国株に投資するときに為替を必要以上に気にするのはかえって悪影響になります。


為替が気になる場合の解決策

個人的に、為替が気になる場合には、いくつか解決策があります。
株価に注目してバリュー投資的な観点から投資をする方法と、ドルコスト平均法やバリュー平均法を利用する方法があると思います。


株価の割安割高で判断

一つは為替を気にしないで、株が割安だと思ったら購入してしまう方法。
どちらにしろ為替は判らないので、腹を括って株価の割安割高で判断するという方法です。

この場合は、バリュー投資的な観点、PER・PBR・配当利回りなんかを利用したりするのがいいかと思います。
また、アセットアロケーションを事前に決めて、機械的に評価額が下がっている資産に新規のキャッシュを投入するという方法も合理的です。


ドルコスト平均法やバリュー平均法

次に、どうしても為替の影響が気になるのであれば、外国資産を購入するときはドルコスト平均法やバリュー平均法を使うというやり方です。

バリュー平均法の方がリターンは良いので、バリュー平均法が使えるのであれば、こっちを採用した方がいいです。


個人的な対応方法

私は、長期投資を前提に考えており、為替の変動は全く気にならないので、ほとんど対策をとっていません。

ほぼ外貨100%なので、為替の変動がポートフォリオを直撃しまが、為替で儲けたときはラッキーだな程度に考えています。

為替では儲ける時もあるし、損するときもあって、トータルでみるとトントンだと考えています。

唯一為替の変動が投資行動に与える影響としては、機械的にアセットアロケーションに従い、評価額が下がっている資産に資金を投入している戦略だと思います。結果的には為替により投資判断が異なります。

外国資産の割合が高い理由

橘氏も書かれていますが、日本で働いて日本の社会保障や年金をもらうのであれば、金融資産は理論的に外貨の比率が高くて問題ないと考えています。

この辺りは「臆病者のための億万長者入門 (文春新書) 」にも詳しい説明があります。

ただ、理論的に正しくても、いざ実行するとなると意外に感情的なハードルが高いのも事実だと思います。

どうしても感情面で落ち着かないというのであれば、無理をして外国資産の割合を高くする必要はないと思います。ただ、以下のポイントだけは知っておいた方がいいと思います。

  1. 株式のリターンの方が長期的には為替に勝る
  2. 為替のリターンは、通貨高と通貨安で調整される
  3. 為替を予想して儲けることは難しい

「為替のリターンは、通貨高と通貨安で調整される」というのは、「高金利通貨=インフレ国の通貨」は、「低金利通貨=デフレ国の通貨」に対して、通貨安になるということです。論理的には上記の動きをするはずですが、短期ではこの限りではありません。

また、為替関連の考え方は竹中正治氏の本が参考になると思います。


書かれている内容はとてもまともで、内容もわかりやすいです。
私は竹中氏のファンですが、人によっては少し文章に癖があると感じると思います。

短期では外国資産の割合を大きくするのは危険

最後に、短期で見ると為替の変動は株式からの収益を上回るので、外国資産の割合を上げるのは大変危険でリスクが大きいと思います。

個人的な感覚ですが1~2年程度だと、為替の変動の方が株式の利益に勝る気がします。
5~10年を超えてくると、株の収益が為替に勝ることが多い気がします。

1~4年の範囲で、為替の変動を受けると困ると思う人は、日本資産の比率を高くしておいた方がリスクが低く、安心して投資ができると思います。


2017年4月15日土曜日

【確定申告】2016年度 ファーストレードやインタラクティブ・ブローカーズ証券でのオプション取引 税金の計算と考え方



目次

  • 海外の証券会社でオプション取引 確定申告が必要
  • 確定申告は必須
  • 確定申告が必要な具体的な取引
  • W-8BENを提出していても確定申告は必要
  • オプション取引の利益は総合課税の雑所得
  • 為替の損益との通算が可能
  • 株式の損益との通算は不可能
  • 雑所得の場合は必要経費を差し引ける
  • 個別取引の報告書から計算すると効率的
  • 取引ごとに記録をつけよう
  • 参考にした本

海外の証券会社でオプション取引 確定申告が必要

海外の証券会社でオプションの取引をしている場合、確定申告が必要となります。
  • ファーストレード(Firstrade):米国証券会社
  • インタラクティブ・ブローカーズ証券
などが、日本から口座を開設出来てメジャーな海外の証券会社になります。
これらの証券会社を利用して、オプションの取引をした場合は、確定申告が必要になります。

確定申告は必須

確定申告は必須となります。
これは「しなくてはならない」ことで、確定申告をしないと脱税となってしまうので注意が必要です。

確定申告が必要な具体的な取引

オプションの取引、全てが対象です。
私の場合は、具体的な取引例をあげると、カバードコールとキャッシュセキュアードになります。どちらの取引も戦略の名前ですが、全ての取引について確定申告が必須です。

W-8BENを提出していても確定申告は必要

W-8BENを提出していても日本での確定申告は必要です。

W-8BENは、「アメリカ国内に居住していない人が、米国源泉税を免除してもらう為の書類」となります。
W-8BENはあくまで米国に対しての書類です。日本に対する申告と「W-8BEN」は関係しないので、利益が出ていれば日本に対して確定申告が必要です。

オプション取引の利益は総合課税の雑所得

海外の証券会社でオプションの取引をしている場合、その所得は
  • 総合課税の雑所得
となります。

上記の税率は
  • 「所得税の税率」により、課税される所得金額により変化します。
正確な情報や金額については、税務署に相談が必要なので概算の金額しかわかりません。この辺りは税金の計算をしているとややこしいので注意が必要な点です。

「総合課税の雑所得」は税金の中でも課税の率が高くなっていて、優遇制度などがあまりありません。納税する方からすると好ましい所得でなく、一般的には不利な税金がかかる所得とされています。
これは、オプション取引のデメリットになります。
株の税金の方が優遇処置が沢山あるので、税金面からは有利です。

為替の損益との通算が可能

オプション取引の利益は雑所得となるため、為替の損益との通算が可能です。

大きなメリットなので、為替の損益をしっかりと確認しましょう。

オプション取引で利益が出ていても、為替で損が出ていれば、通算することができます。
オプションでプラス、為替取引でマイナとなったら、その損益が通算できます。
逆に、為替の利益を、オプションの損で通算するということも可能です。

FX取引をしている場合なども、この制度は利用できます。


タイミングをみつつ為替の取引をするなら、オプションの損益も頭に入れて運用すると効率よく損益を通算できます。

雑所得に関する優遇処置は限られているので、積極的に活用しましょう。

株式の損益との通算は不可能

オプション取引の利益は「総合課税の雑所得」となるため、株式との損益の通算はできません、不可能となります。これはかなりデメリットです。

雑所得の場合は必要経費を差し引ける

「総合課税の雑所得」の場合は必要経費を差し引けます。
これもメリットなので大いに利用しましょう。

具体的には、オプション取引にかかった費用を必要経費として計上できます。
  • オプション取引にかかった書籍代
  • オプション取引にかかった文房具代
わかりやすい例としては上記の費用があります。
これ以外にも、明確に「オプション取引にかかった」と説明ができるのであれば、費用として計上できます。

例えば、「オプション取引専用のPCの購入費用」などがあります。
明確に、オプション取引のみに使用しているPCと説明できるのであれば、費用として計上ができます。反対に、プライベートで利用もしていて、オプション取引専用でない場合は費用として計上はできません。

ポイントは、その費用が「オプション取引にかかった」かどうかというところになります。

当然、取引に関係ないものを計上してはいけません。あくまで、オプション取引をする上で必要だった経費のみになります。

また、経費として計上するには以下の資料が必要です。
  • 領収書やレシート
費用を計上しようと思うのであれば、日ごろからレシートや領収書をしっかりと保管しておきましょう。

個別取引の報告書から計算すると効率的

オプション取引の損益計算は、月ごとに送られてくるステートメントでなく、個別取引の報告書から計算をした方が作業がしやすいと思います。

個人的な感覚ですが、ステートメントの書式があまり見やすいとは思えません。個別取引の報告書のほうが見やすいです。

取引ごとに記録をつけよう

オプションの取引を一気に計算しようとすると膨大な作業量になります。
少し面倒かもしれませんが、取引のたびにコツコツと記録をつけておく方が確定申告の際の作業がとても楽になります。
また、自分の取引のリターンがタイムリーにわかるので、自身のトレーディングや戦略が有効だったのかをすぐに検証できるのも大きなメリットです。

参考にした本


古い本なので、書かれている情報(税金の解説など)に価値はありませんが、税金の「考え方」については勉強になります。図書館で借りるか、100円で売っていれば一読して損はないと思います。10年以上前の本なので、定価で買うのは勿体ないです。
※最終的な判断は所管の税務署に確認して下さい。上記の内容はあくまで私が確認した範囲の情報です。


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2017年4月14日金曜日

長期保有できる成長株(グロース株)を見つけられる確率



目次
  • 長期保有できる成長株を見つけられる確率
  • 長期保有できる成長株を見つけられる確率
  • 成長株(グロース株)はリスクが高い
  • 成長株は割高でも上昇
  • アマゾンは割高でも右肩上がり
  • 株価が割高でなくなると成長が止まる
  • ヘルスケア産業・消費財産業では多少確率が上昇
  • まとめ

長期保有できる成長株を見つけられる確率


長期保有することができる本当の成長株を見つけられる確率はとても低いようです。

確率的に考えてもかなり難易度が高いですね。
  • 20年間保有できる成長株を見つける確率:4%
  • 10年間保有できる成長株を見つける確率:15%
  • 3年間保有できる成長株を見つける確率:50%
※ヘルスケア産業・消費財産業では多少確率が上がる

私も投資歴が15年を超えましたが、成長株を上手く見つけられたことはないでの、感覚的にも難しいと思います。


長期間成長を持続できない


期間が長くなるにつれて成長株を見つけられる確率はどんどん低くなっていきます。
これは、高い魅力的な成長を長期間持続することが難しいからでしょう。

成長株投資(グロース)の場合、投資家が期待をして割高な株価をつけていますが、会社がその株価に見合った高い成長を維持できないということになります。

投資家が楽観的に期待をする魅力的な高成長を持続するのは並大抵のことではありません。


成長株(グロース株)はリスクが高い


成長株(グロース株)は成長を加味して割高に評価されているので、成長が止まった場合には株価が大幅に下落します。

下落幅が大きいのに、成長株を見つけられる確率も低いとなっているので、ダブルでリスクが高い投資方法となります。

ただ、当たった時のリターンは割安株とは比較にならないほど高いので、大きく儲けられます。本当の成長株を長期保有できれば資産は加速度的に増えていきます。

この高リターンが魅力となり、グロース投資(成長株投資)は人気があります。

また、高成長だと考えられる株は、株価が割高でもビジネスモデルが優れていたり、ブランドが魅力的だったりして、保有しているのも気持ちいがいいです。


成長株は割高でも上昇


成長株は高いPERの状態でどんどん成長していきます。
株価が割高だと思っても、その割高な株価のまま、どんどんと株価が上昇します。

バリュー投資の視点から考えると、なんでこんなに株価が割高なのに上昇するのか疑問がある場合でも、そんな疑問はよそにドンドンと株価が上昇していきます。

バリュー投資は資産や配当など現在手に入る条件を元に割安であると判断できれば投資をしますが、成長株投資の場合は将来のさらなる成長を加味して株価を評価します。
結果として、現在の株価は割高でも将来成長すればOKということで、かなり高い株価も容認されます。

なので、割安株(バリュー株)の視点から成長株(グロース株)を見極めることは非常に難しいですし、相容れない考え方になります。特に定量的(PER、PBR、配当利回りなどの数値的な指標)に判断をしようと思うと難しいですね。


アマゾンは割高でも右肩上がり


具体的にはアマゾンなんかがわかりやすいと思います。
Amazon.com, Inc.(NASDAQ:AMZN)は言わずと知れたグローバルなネット小売りの大手企業です。

これから全世界でネットの小売りを制覇していくのではないかと考えられていて、非常に割高な水準(PER、PBR、配当利回りなどの数値的な指標)で取引されています。



5年間のチャートですが、ひたすら右肩上がりです。

アマゾンは利益が低いことで有名です。
利益が低いのでEPSが低くなり、結果PERは割高になります。
上場当初からずっとEPSが低く、PERが高い状態で取引されてきました。
これは利益が十分に上がらなくとも成長を重視する戦略によるものです。また、上場以来無配を貫いています。

典型的なグロース株になります。


株価が割高でなくなると成長が止まる


株価が割高でなくなると成長が止まることが多くあります。

PER、PBR、配当利回りから見て、株価があまり割高ではなくなり、投資しやすそうな株価になるころには、成長が止まってしまうことが多くあります。

具体的にはMicrosoft(マイクロソフト)なんかになります。
昔は配当を払わないで内部留保を再投資して成長を続ける超グロース株でしたが、最近はしっかりと配当をはらうバリュー株になっています。

一般的に、多くの人が投資をしやすい水準まで株価が下がってくると、だいたい成長が鈍化していると考えてよいと思います。

このタイミングで投資を始めるのがバリュー投資になります。


ヘルスケア産業・消費財産業では多少確率が上昇


ヘルスケア産業・消費財産業では多少確率が上がるようです。

これは面白い傾向だと思います、ヘルスケア産業・消費財産業は成長が持続させやすいと考えられます。

優良銘柄を長期保有するスタイルの投資は、ヘルスケアや消費財への投資がおすすめされていますが、成長が持続しやすい業界だからでしょう。


まとめ


成長株(グロース株)投資は、リスクも高く、成功する確率も低いですけれども、成功した場合のリターンがかなり高くなります。

また、ヘルスケアや消費財関連の企業では成長株が見つかる確率が高いそうなので、その様なセクターを対象にして少しでも成長株を発見できる確率を高めるのは良い戦略だと思います。

参考にした本

「ヘッジホッグ―アブない金融錬金術師たち」のP.101に詳しい記載があります。
表付きで詳しい解説がされています。