2017年4月27日木曜日

JT 日本たばこ産業 (2914) を購入



JT 日本たばこ産業 (2914) を購入

JT 日本たばこ産業 (2914) を購入しました。

グローバルに展開するタバコ会社です。

世界のタバコ市場は、フィリップモリスとブリティッシュアメリカンタバコとJTが大きいシェアを占めています。

バリュエーション



  • 予想PER:18.82倍
  • 予想EPS:201
  • PBR:2.76倍
  • BPS:1,371.39
  • 予想配当利:3.7%
  • 予想1株配当:140
タバコ産業は、設備投資にあまりお金がかからず、収益率がいい特殊な産業なのでPBRを利用してもあまり役に立ちません。どちらかというと「PER」と「配当利回り」を基準にすると判断がしやすいです。

タバコ産業のリスクは、訴訟や政府の規制になります。どちらもなかなか状況が読むことが難しいリスクです。このリスクを嫌ってタバコ業界に投資をしない人は多いですね。

1年間のチャート


ここ一年間で見ると、かなり株価は下がってきている印象があります。
もう、1ヶ月ほど前に投資ができれば、もっと配当利回りが高かったんですけどね。

ライバルとの比較

ライバルである、フィリップモリスとブリティッシュアメリカンタバコを比較します。
2社とも大体JTと同じくらいのバリュエーションと配当利回りです。
  • フィリップモリスの配当利回り:3.7%
  • ブリティッシュアメリカンタバコ:3.1%
ここ数ヶ月でフィリップモリスの株価はかなり上昇したので、消去法的にJTに投資するというのはありだと思います。

タバコ業界に投資を考えているのであれば、フィリップモリスとブリティッシュアメリカンタバコとJTを均等に保有して、株価が下がった銘柄に機械的に追加投資をするというのがリスクが低いと思います。

2017年4月26日水曜日

ブラックロック(BLK) 17年第1四半期純利益は31.2%増の大幅増益

ブラックロック(BLK)の17年第1四半期決算

4月19日にブラックロック(BLK)の17年第1四半期決算が発表されました。
期間は1月1日-3月31日になります。


純利益は31.2%増の大幅増益

内容は、よかったと思います。
  • 純利益は31.2%増の大幅増益
売上高28億2400万ドル(前年同期比7.6%増)、純利益8億6200万ドル(同31.2%増)、1株当たり利益は5.23ドルとなりました。


決算は利益が市場予想を上回る

決算についてですが、利益が市場予想を上回りました。ただ、アナリスト予想には届かなかったため株価は横ばいです。

現在の外部環境は追い風が吹いています。低コスト上場投資信託(ETF)への投資資金流入が増加しています。

1-3月に、ブラックロック(BLK)の「iシェアーズ」ETFには過去最高となる645億ドル(約7兆円)が流入したした。

また、1-3月はこのほか、税優遇措置や株式相場の上昇も利益を押し上げる要因になりました。結果として、ブラックロックの運用資産は5兆4000億ドルに膨らみました。

株価は横ばい

市場予想は上回るが、アナリスト予想は下回る決算となったため、株価は横ばい、少しの下落で推移しています。



17年第1四半期実績

  • 売上高 28億2400万ドル(7.6%増)
  • 営業利益 11億4700万ドル(19.1%増)
  • 当期純利益 8億6200万ドル(31.2%増)
  • 1株当たり当期純利益 5.23ドル
( )内は前年同期比

2017年4月25日火曜日

下落相場に理由がないことはよくある



目次

  • 相場の下落に理由がないことは多くある
  • 株式相場は過去5度の景気後退を9回予想
  • 長期投資であればあまり気にしないのが一番


相場の下落に理由がないことは多くある

人間はどうしても色々な事に理由をつけたがりますが、相場が下落した時にその理由がないということは結構多くあります。
  • 相場の下落時に明確な理由がないことは結構ある!
ということは覚えておいた方がいいと思います。

このことを覚えておくだけで、ちょっとした下落相場で慌てたり、相場に一喜一憂して頻繁なトレーディングをすることを避けることができると思います。

日常的に相場の事について気をもんだり、下落している理由を色々と探すのは、資産運用をしていく上であまりメリットがありません。

多少の相場の上下は気にしないで、コツコツと投資を長期間続けた方が結果が出ると思います。


株式相場は過去5度の景気後退を9回予想

  • 株式相場は過去5度の景気後退を9回予想した
などと言われたりするように。

株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド の「株式と景気循環」より)

明確な理由がなく、下落相場が始まることはあります。

また、何となく理由付けされているが、本当にその理由で下落をしているのかどうかわからないということも多そうです。

相場を気にしすぎて頻繁にトレーディングを繰り返すと、コストがかさみリターンも減ってしまいます。

長期投資であればあまり気にしないのが一番

現在も、トランプラリー後に軟調な相場が続いています。

トランプ大統領の手腕への疑問やヨーロッパの選挙など、それなりの理由になりそうな事象はありますが、本当にその理由で相場が軟調なのかはよくわかりません。

相場が軟調になる理由はいくらでもありそうですが、本当にその理由で下落しているかは不明ですし、確認する方法もありません。

長期投資を志しているのであれば、短期間の相場の上下はあまり気にする必要もないと思います。私はいままで、あまり相場の上下を気にしないで投資をしてきましたが、それでうまく資産運用はできています。

コツコツとインデックス運用とリバランス、配当再投資を続けていけば長い目で見た時に成果は出るだろうと思っています。

あまり焦らずにリラックスしながら、コツコツと相場に参加し続ければ、それなりの資産運用はできるでしょう。

むしろ、相場の下落は資産を割安で仕込めるチャンスだと考えて方がリターンは上がるのではないでしょうか。

私は、日本株については配当利回りを基準に投資をして、資産からどの程度のキャッシュが生み出せるかを考えています。相場が下落すれば配当利回りが高くなるので、保有資産から生み出せる現金が増加するので、うれしいと考えています。

おすすめの本


人間の心理的な癖は投資を知る上で知っておいた方がいいと思います。
ちなみに、人間は色々なことに理由をつけたがるそうです。

2017年4月24日月曜日

フィリップ・モリス・インターナショナル(PM) 17年第1四半期純利益は3.9%増

フィリップ・モリス・インターナショナルの17年第1四半期決算

4月20日にフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)の17年第1四半期決算が発表されました。
期間は1月1日-3月31日になります。


純利益は3.9%増

内容は良くなく、市場の予想に届きませんでした。
  • 純利益は3.9%増
売上高165億5600万ドル(前年同期比1.4%減)、純利益15億9000万ドル(同3.9%増)、1株当たり利益は1.02ドルとなりました。


利益見通し予想に届かず

利益見通しが市場予想に届かなかったため、3.5%ほど株価が下がりました。

決算発表前の株価は上昇基調でしたので、それだけ投資家の事前の期待が高かったのだと思います。残念ながらコンセンサスに届かずに株価は下がりました。

株価も下落 前日比-2.18%

決算を受けて株価は下落しています。
当日は3.5%ほど下がったとのことです。
  • 株価:$109.62




17年第1四半期実績

  • 売上高 165億5600万ドル(1.4%減)
  • 営業利益 23億9600万ドル(3.1%減)
  • 当期純利益 15億9000万ドル(3.9%増)
  • 1株当たり当期純利益 1.02ドル
( )内は前年同期比

配当再投資なら気にせず

配当を再投資する目的でフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)を購入しているのであれば、このような決算をあまり気にする必要はないでしょう。

むしろ、株価が安くなれば配当利回りも高くなり、配当再投資の効率が上がります。

2017年4月23日日曜日

ビザ(V)17年第2四半期決算 純利益は74.8%減の大幅減益&50億ドルの自社株買い

ビザの17年第2四半期決算

4月21日にビザ(V)の17年第2四半期決算が発表されました。
期間は1月1日-3月31日になります。


純利益は74.8%減の大幅減益

大幅な減益ではありますが、市場の予想を超えた好決算だったそうです。
  • 純利益は74.8%減の大幅減益
売上高44億7700万ドル(前年同期比23.5%増)、純利益4億3000万ドル(同74.8%減)となりました。

新規に50億ドル(約5450億)の自社株買い

全体としては、
  • 1株利益などが市場予想を超える
  • 新規に50億ドル(約5450億)の自社株買いを発表
が好感されて、株価は堅調に推移しています。



株価は横ばい 前日比0%

決算を受けて株価は横ばいとなっています。
  • 株価:$91.15
  • 前日比:$0(0%)




17年第2四半期実績

  • 売上高 44億7700万ドル(23.5%増)
  • 営業利益 28億0800万ドル(15.4%増)
  • 当期純利益 4億3000万ドル(74.8%減)
  • 1株当たり当期純利益 -
( )内は前年同期比

2017年4月22日土曜日

シュルンベルジェ(SLB)17年第1四半期決算 純利益は44.3%減の大幅減益

シュルンベルジュの17年第1四半期決算

4月21日にシュルンベルジェ(SLB)の17年第1四半期決算が発表されました。
期間は1月1日-3月31日になります。


純利益は44.3%減の大幅減益

内容はかなり悪かったです

  • 純利益は44.3%減の大幅減益
売上高は前年同期比で5.7%増の68億9400万ドルですが、当期純利益が前年同期比で44.3%減の2億7900万ドルとなりました。

外部環境が改善していないのだと思いますが、結構悪い数字ですね。

売上高も市場予想に届かなかったそうです。

利益率下落の理由

大幅減益の理由ですが、休止していた設備の再稼動費用によって、利益率が圧迫されるとのことだそうです。


株価も下落 前日比-2.18%

決算を受けて株価も下落しました。

  • 株価:$74.84
  • 前日比:$-1.67 (-2.18%)




17年第1四半期実績


  • 売上高 68億9400万ドル(5.7%増)
  • 営業利益 7億5700万ドル(16.0%減)
  • 当期純利益 2億7900万ドル(44.3%減)
  • 1株当たり当期純利益 0.20ドル

( )内は前年同期比

自社株買いの問題点 配当との比較とメリットとデメリット



目次
  • 自社株買いとは
  • 配当と異なり事前に正確な情報がわからない
  • 配当と異なり自社株買いがコンスタントに行われるかわからない
  • 割高な株価水準で自社株買いをする可能性がある
  • その他のメリット(配当との比較なし)
  • その他のデメリット(配当との比較なし)
  • まとめ


自社株買いとは

「自社株買い」とは、自己株式取得のことで、株式市場から自らの資金を使って株を買い戻すことです。
自己株式取得の一つで、株式市場から過去に発行した株式を自らの資金を使って直接買い戻すことを指す。株式会社が、株主への利益還元やストックオプション(従業員持ち株制度)等に利用するために行う。
なお、自社株を買い入れて消却することで、利益の絶対額が変わらなくても一株当たりの資産価値やROE(自己資本利益率)が向上する。買い戻した自社株を再放出することなく、自社株買いの効果を利益指標に反映する国内企業が増加していることから、2015年1月から、日経平均株価などを算出する日本経済新聞も「自社株を除いた発行済み株式数ベース」で予想1株利益を算出する方式を採用した。
野村證券株式会社のHPより引用

一般的には、株主への利益還元として行われることが多いです。基本的には一株当たりの純利益が上昇するため投資家のメリットになります。

理論上は、自社株買いは配当と同じような影響があります。実際は、配当に税金がかかるので自社株買いの方が有利だと言う意見もあり、プラスに評価されています。

ただ、実は配当と異なる問題やデメリットが色々とあります。今回の投稿では「配当」との違いに焦点を当てて記事を書きます。

なぜかというと、ファイナンス的な違いは個人投資家にあまり関係がありません。個人投資家に直接関係が大きいのは「配当」との違いや、配当と比較したさいのメリットとデメリットになります。ファイナンス的な話(M&Aで利用できる)などは、零細個人投資家にコントレールできる範疇を超えているので、あまり考えても意味がないですね。

一応、配当との違い以外にもファイナンス的には自社株買いには色々な特徴がありますので、最後に簡単にまとめておきます。

ちなみに、結論を先に書いておくと「自社株買いは、税金を考慮すると配当よりも有利というメリットがありますが、投資家が予想しにくい点が多いというデメリットもあります。」ということになります。

時間がない人は、上記の結論だけで、配当との違いがわかれば問題ないでしょう。


配当と異なり事前に正確な情報がわからない

  • 配当と異なり事前に正確な情報がわからない
配当の場合は、配当の支払い日が事前に発表されますし、過去の配当の推移を見れば大体の配当の水準が推測できます。また、企業と投資家の間で大体のコンセンサスは取れています。突然大きな減配をするリスクはあまりありません。

前年の配当をみて、来期はいくら位の配当があるか想像できます。
企業は減配するのを嫌うのでしっかりとした配当の支払いがある企業であればかなりの確率で正確な予想がたてられます。

投資家からすれば、事前に予想が可能であり、その点が配当の大きなメリットです。

逆に、自社株買いについては、そこまで正確な情報はわかりませんし、過年度から比較して規模を予想することも配当に比べると難しいです。

この点は、自社株買いのデメリットになります。

配当と異なり自社株買いがコンスタントに行われるかわからない

  • 配当と異なり自社株買いがコンスタントに行われるかは不明
配当と異なり自社株買いがコンスタントに行われるかは不明だというデメリットがあります。
こちらも事前に規模やスケジュールが予想できないので、投資家としてはデメリットになります。

一般的な傾向としては、会社は利益が出ていて業績が良いと自社株買いを行い、余裕が少ないと自社株買いを控える傾向があります。

要するに、「余裕があれば自社株買いをするよ」ということになります。このようなスタンスの自社株買いだと、投資家は事前にスケジュールに織り込むことが難しいです。

割高な株価水準で自社株買いをする可能性がある

  • 割高な株価水準で自社株買いをする可能性が高いある
企業は、利益が出ているときに自社株買いを行い、利益が減ってくると自社株買いを控える傾向があります。
そして、利益が出ているときは株価も割高になりやすいので、結果として割高な株価水準で自社株買いをしてしまう傾向があります。


その他のメリット(配当との比較なし)

  • 会社が自社の株式を買い付けた後に消却をすることで、発行済み株式数を減少させ株主資本を圧縮することにより、一株当たり利益や株主資本利益率が改善される
  • 会社が自社の株式を買い付けた後に消却しないで自社の株式比率を高めることにより、経営の独立性確保・意思決定の迅速化・M&Aの防御をすることができる
  • M&Aを仕掛ける際に、自社株を利用した株式交換が可能である


その他のデメリット(配当との比較なし)

自社株買いにより、現金が減少すること
消却した場合、消却額の資産および同額の自己資本が減少するためバランスシートが圧縮されてしまい、企業の資産が減少する


まとめ

自社株買いは、税金を考慮すると配当よりも有利というメリットがありますが、投資家が予想しにくい点が多いというデメリットもあります。

高配当かつ、コンスタントに市場から割安と評価されているタイミングで自社株買いをしてくれる企業が一番でしょうが、なかなかそういう会社ばかりではありません。
そんなに、できた企業はまれだと思います。コンスタントに投資家にコミットしなければならない配当はできるだけ低く抑えておいて、業績が良い時に自社株買いをするとい企業が普通だと思います。

個人的には自社株買いをしている会社はプラスに評価をしていますが、投資家としては配当として現金を貰った方が、投資の自由度が増すので便利だとも思っています。

どちらもメリット・デメリットがあるといったところでしょうか。