単元未満株(S株)の手数料は割高
単元未満株(S株)の手数料は割高です。日本の単元株(最低投資額)は高いです。私としても個別株でポートフォリオを組むハードルの一つになっています。
S株のサービスは面白いと思うので、手数料が安ければ利用をしたいサービスです。
SBI証券の単元未満株(S株)の手数料
各証券会社が単元未満株の取り扱いをしていますが、SBI証券で考えてみます。約定代金×0.500%(税込0.540%) 最低手数料:50円(税込54円)となっています。
※1注文の約定代金に対して手数料が決まります。
基本の手数料は0.540%です。
最低手数料54円÷0.540%=10,000円
最低でも10,000円以上の注文でないと 0.540%の手数料になりません。
1万円以下の注文はかなり割高なので注意が必要です!
SBI証券のスタンダードプランの手数料
1注文の約定代金、手数料
- ~10万円、139円(税込150円)⇒150円÷10万=0.15%
- ~20万円、185円(税込199円)⇒199円÷20万=0.10%
- ~50万円、272円(税込293円)⇒293円÷50万=0.06%
- ~100万円、487円(税込525円)⇒525円÷100万=0.05%
- ~150万円、582円(税込628円)⇒628円÷150万=0.04%
- ~3,000万円、921円(税込994円)⇒994円÷3,000万=0.003%
スタンダードプラント比べるとS株の手数料は割高
- S株の手数料:0.540%
- スタンダードプラン(~10万円)の手数料:0.15%
3倍以上の差があります。
手数料からみるとS株の利用は合理的でない
明らかに手数料が高いので、S株の利用は合理的でないと思います。
S株を利用しなければならないほど資金が少ないのであれば、ETFを利用した方が簡単にポートフォリオが作れますし、合理的です。
私は手数料にはこだわって取引をしています。配当利回りが3%でも手数料を引かれると2.5%に下がってしまいます。配当利回りで0.5%の差は大きいです。
S株を利用しなければならないほど資金が少ないのであれば、ETFを利用した方が簡単にポートフォリオが作れますし、合理的です。
手数料は投資家がリターンをコントロールできる要素
手数料は投資家がリターンをコントロールできる大切な要素です。私は手数料にはこだわって取引をしています。配当利回りが3%でも手数料を引かれると2.5%に下がってしまいます。配当利回りで0.5%の差は大きいです。
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