2017年3月24日金曜日

ふるさと納税の返礼品は寄付金の3割が上限

ふるさと納税の返礼品は寄付金の3割が上限

ふるさと納税の返礼品は寄付金の3割を上限とする方針が決定したそうです。
最近は、返礼品の競争が過熱しており、何らかの規制が入るのではないかと思っていましたが、ついに通知が出るようです。

通知なので強制力はないとのことですが、やはり影響はあるでしょう。

いままでも、クオカードだったりTポイントだったり、換金性が高い返礼品は総務省の指導でことごとく潰されてきました。
それ以外にも「返礼品額の上限の目安を3割、宝飾品や時計、カメラなどを返礼品に加えない、高額な物品は返礼品にしない」が盛り込まれるそうです。

1.返礼品額の上限の目安を3割

一般的には、納税額の3~4割が貰えるとお得という感じだったので、3割を上限とするという通知が出ると、もらえる返礼品の質は下がるでしょう。
今までは凄くお得感のある返礼品がありましたが、これからはそういった返礼品は少なくなりそうです。

2.宝飾品や時計、カメラなどを返礼品に加えない

転売対策、換金対策なのでしょうが、少し厳しい気がします。宝飾品はかなり幅が広いです。それに地元に時計やカメラの工場がある場合は、返礼品の概念に合う気もするんですけど・・・。要は農産物だったり、肉や魚を返礼品にしろということなのでしょうか、少しやり過ぎな気もします。

3.高額な物品は返礼品にしない

曖昧すぎて良くわかりませんね。
たぶん、高額な納税をした人に、高額な返礼品を返すのを防ぐためだとは思いますが、幅が広すぎる気がします。100万円の寄付をしたから純金の手裏剣を送るみたいなのを禁止したいのだとは思いますが。
高額の定義っていくらからなんですかね・・・。

まとめ

厳しめの上限を設けて、運用はそれより下限で行い、上限と下限の曖昧な部分を役人が判断するというのは、官僚に力の源泉です。
また、あれこれ口出しすることで官僚の仕事も増えます。
どちらにしろ、通知が出ることで返礼品のコスパは下がってしまいそうです。

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