2017年3月16日木曜日

アメリカのシェールオイル企業が増産するから原油価格が上がらない

原油価格が上がらない

なかなか原油価格が上がりません。
つい最近まではOPEC=石油輸出国機構が8年ぶりに減産に合意をしたことをうけて、1月に1バレル=55ドル台まで値上がりしていました。

アメリカのシェールオイル企業が増産

折角、原油価格が上昇しても、アメリカのシェールオイル企業が増産で対応したのでまた価格が下がってしまいました。
NY原油先物価格 約3か月ぶり50ドル下回る
原油価格が急落 米国における在庫急増を嫌気して
  9日のニューヨーク原油市場は、アメリカの原油の在庫量が大きく増加し、供給が過剰になっているという見方から、原油の先物価格が急落し、およそ3か月ぶりに、一時1バレル=50ドルを下回りました。
市場関係者は「原油価格の持ち直しを受けて、アメリカのシェールオイル企業が生産を増やしている。OPECに加え非加盟国のロシアなども減産で合意したことが、価格を下支えしていたが、再びアメリカの生産動向に市場の注目が集まりそうだ」 

原油価格を予想するのは困難

今回のように、減産をしても他のプレーヤーが増産をすれば価格が下がってしまいます。昔は一握りのプレーヤー(スーパーメジャー)が値段を決められていましたが、今はプレーヤーが複数いるので、それも出来なくなっています。
原油価格を予想するのは非常に難しいので、原油価格を予想して投資をするのはやめた方がいいです。

配当が払われていれば石油メジャーへの投資を継続

私としては、配当がそれなりに支払われている限り石油メジャーへの投資は継続です。歴史的に見て石油メジャーは現金を投資家に還元してきましたし、これからもそうなると考えています。



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